気づく人は幸いなり。

財布に小銭しかなくても、会社の業績が思わしくなくても、莫大な借金を背負っていたとしても、心豊かな人は豊かに今日を暮らし、豊かな人生を築いてゆきます。
加山雄三しかり、さだまさししかり。
ついでに言うならいわふちひでとししかり(昼に吉野家に行ったんですけど、なんと財布に580円しか入っていなくて、一瞬たじろいだものの腹筋に力を入れて気を取り直し、「宵越しの金は持たねえ!」と江戸っ子を気取って、ワイルドに、余裕の表情で、ジャスト580円の麦とろ牛皿御膳を注文しました。いつもにも増して身に染み入る味わいでした・笑)。



庭の灯りあれこれ。

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暗いと不平を言うよりも、
すすんであかりをつけましょう。





庭を楽しむ暮らしがいかに素晴らしいものであるか、とりわけこの時期の夜風がどれほどゴージャスなものであるかをお客様に話したら、反応は「庭ってセレブの世界なんですね。わが家はとてもとても」というものでした。
そう、確かに庭はセレブリティーワールド。
ただしそれは心のセレブなのです。
夜、庭に出て過ごすことくらいどんなに貧乏でもできますからね。
貧しさとは経済ではなく心の問題。
金持ち・貧乏、勝ち組・負け組、そんなことと豊かな人生とはまったく次元が違うことでして、花が咲いているか否か、カーテンを開いているか否か、灯りがあるか否か、椅子とテーブルが置いてあるか否か、そのあたりに貧富の差が表れているんじゃないかなあと、庭屋のぼくとしてはそのように感じるのですが。
もうひとつ、家庭に笑顔があるか否か。

いやほんとに毎晩夜風が気持ちよくて、朝から夜の庭時間が待ち遠しいような、ゴールに恋人が待っているランナーのような気持ちでいち日が過ぎてゆきます。