祇園精舎の鐘の声。

ここのところ、人の狂気を晒しておいて「何事であるか」と騒ぎ立てる報道が連続し、さすがに森に逃げたくなりました。



学校では教えてくれないことのひとつが「狂気を見極める能力の重要性」。安全な暮らしと健全は心の維持に、それは欠かすことのできないスキルです。
見極めた後に、野生動物は間合いを図ります。ではぼくら人間は?

いつの世にもあることとはいえ、狂った男の暴挙、狂った女の恨み節よりも、狂った世界は居心地悪し。オーディエンスはサーカス小屋の檻に入れられた象男の時と同じく、好奇と嘲笑が半ばする。
アイムヒューマン。アイアムジョンメリック。アイムヒューマン。アイアムジョンメリック。あのかすれた小声の絶叫が、今頃になって耳鳴りのように響き続けている。アイムヒューマン。アイアムジョンメリック。アイムヒューマン。アイアムジョンメリック。誰にでもある狂気のボタンが自分だけには仕掛けられていないと思う狂気。アイムヒューマン。アイアムジョンメリック。アイムヒューマン。アイアムジョンメリック。檻の内と外がいつの間にやら入れ替わっているという、猿の惑星のエンディングのように、滑稽で残酷な事態となっている。



夏椿咲く森を歩いてみた。

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季節をなくしたヒトどものことなどどこ吹く風。

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そこは悠然と初夏だった。

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その悠然を目いっぱい吸い込んで、
腹に力を入れて、
再び狂気の電波飛び交う世界へと。

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健全な庭を心待ちにする人たちの顔を思い浮かべながら。

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テレビを消して、今しばらくのご辛抱を。

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僕にまかせてください。

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だいじょうぶ マイ・フレンド。





今日は「港南台店」にいます。