混沌からの脱出。

ミラーニューロンを意識するとテレビを見なくなる。興が乗らない本は片付ける。気が乗らない付き合いからは遠ざかる。隙あらば袈裟懸けに物言いたげな女房からも、剣豪武蔵のように巧みに間合いを図っている。
気づけば庭でひとりきり、湿った風と会話している。なかなかいい感じだ。
このマインドゲームは、とても丁寧なひとりきりの時間に行き着く。そう、ぼくらにはひとりきりが不足しているのかもしれない。昭和時代まで、みんな分厚く濃厚にひとりきりだったのだ。
ひとりで野山を探検して回るのが日課だった夏休みを思い出す(宿題という現実からの逃避行)。誰もいない、行けども行けども野鳥と昆虫にしか出会わない世界で感じていた、永遠のように思える満ち足りた時間を。



泥から脱して咲く、太古の花に汚れなし。 
 
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昨日の出囃子の雨乞い効果で、横浜にも雷鳴とともに雹が降りました。
いい具合にクールダウンした庭の夜風の心地よかったことと言ったらもう。



待望の梅雨明け宣言がありそうな今朝は、
清々しいヴィブラフォンの音色でスタートします。 

 

ミルト・ジャクソンが奏でるヴァイブは
休日のブランチに飲るマスカットのリキュール。
オードブルはプロシュットで巻いたパルミジャーノで。





今日は「港南台店」にいます。