植物にしろ人間にしろ、自然環境が厳しくなると弱い者から倒れてゆく。残酷なことではありますが、それは生態系を維持する掟なのでやむを得まないことなわけです。
どうやら事は自然だけではないようで、長くお付き合いいただいているスピリチュアルなお客様によれば昨年末頃から地球の霊的環境に大きな乱れが生じていて、しばらくは様々な狂気を発症する人が多発するという忠告をいただいていました。
・・・きっとあなたも思い当たりますよね。政治家や芸能界のあの人この人、それ以前には考えられなかったような壊れ方がやたらに目につく数ヶ月でした。視線を市井に向ければあの事件の犯人も、あのゴタゴタの当事者もと。
いやいやそんなふうに客観的な分析をしている場合ではなくて、最も確認すべきは自分自身なんですけどね。ぼくもあなたも、誰でも繊細にして軟弱な脳内にその危機を抱えているのですから。
霊的環境の大きな乱れ・・・スピなその人の観測では、とても残念なことに、この傾向はまだしばらく続くそうです。



あれっ蝉が鳴き止んだ、と思ったら
突然の通り雨。
「正気に戻れ」と
肩を揺さぶられたようで。
これもありがたい癒しのひとつ。


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困ったその周期の巡り合わせに際して、ぼくなりの「正気を保つ7つの習慣」を並べてみますので参考にしてください。

充分な睡眠
腸内環境整える食事
生きがいを持っていること
ストレスコントロールを意識する
家族(夫婦)円満
祈り(感謝)があること
自然を感じながら暮らすこと


確かにここのところ増えている仕事上で遭遇するご近所トラブルを解析すれば、揉め事のきっかけはそれぞれに取るに足らない些細なことばかりで、本当の理由はクレームをつける側の不健全な暮らしぶりにあるというのがほとんどです。



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実例をいくつか。

「おたくの庭に木を植えると、根が伸びて来てうちの水道管を傷めるので反対側に移植してください」

「妻は猫の姿を見ただけでアレルギーが出る体質だから絶対に外には出さないでください」

「子どもの頃に飼っていた犬が死んでとても悲しかったんです。声を聞きたくないから手術して吠えないようにしてください」

「うちに受験生がいることはご存知ですよね。朝から水やりをされると睡眠妨害で迷惑です」

「お宅は裕福だから庭をきれいにできるんでしょうけど、うちは貧乏なんだから少しは気を使ったらどうなんですか」

「庭に目隠しをするなんてどうかしています。常識をわきまえてください」

「日本人はレンガに終戦当時の悲しみを感じることをご存知ないのでしょうか」

「材木を使った塀だと将来みすぼらしくなるのでアルミ製に取り替えてください。わが家からの景観上とても不快です」

「庭でくつろぐふりして覗くのはやめていただきたい」

「花が咲いていると北朝鮮の標的になるから全部処分せよ(これはある意味正しい主張なのですが)」



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怖いですよね〜怖いですね〜、もしもお隣さんがそういう人だったらきついですよね〜。
ぼく的にもっと恐ろしく感じるのは、そういう不満を喚き散らす奥様のヒステリー状態を制御できないご主人が、言われるままにおずおずとクレームのお使いにやって来たりすること。同性としてはなさけなく、相当にダメなヤツだなあと思ってしまいます。

男たちよ、女房に手を焼くのは普通のことだが、それに振り回されてよその家庭までも地獄に巻き込んではいけない。自力で制御できないならその女とは即刻縁を切るべきである。そのように腹をくくれなかったらヒトのオスとしての人生はそこまでなのだ。
女によって身を滅ぼすのは男の本望ではあるが、隣人の幸福を害した瞬間に、もっと深刻なのは子どもの前でその狂気に屈した時に、本望はただのダメ男の所業へとなり下がってしまう。
男の究極の使命とは、女の狂気の番人なのだということを肝に命じなければいけない。



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では女性側はどう心得たらいいのかというと、男が狂った時には瞬殺で、二度と這い上がってこれないよう地獄の底まで突き落としといてください。女性の場合は自分の身を滅ぼすだけですが、男性の狂気は社会を滅ぼしかねないので。



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何れにしても、隣人の幸福が気にくわないというのは末期症状です。

夫婦不全による妬みの津波は一線を越えて押し寄せる。

早いところ地球の霊的環境がバランスを取り戻しますようにと祈りつつ、それまで皆様が健やかな日々を送りますようにと心から、心から。



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そうそう、大事なことをもうひとつ。
外界からサイコパシーな波が押し寄せて来た時にはどう対処すべきか。そこがあなたの腕の見せ所。知性と理性で家庭の専守防衛に努めましょう。
くれぐれも庭がその泥水に呑み込まれることのないように、正気のままで、決然と。

幸福は努力の賜物。

庭がそうであるように、漫然としていたら幸せをキープすることなどできない。絶対にできない。それはある意味、戦いなのです。





昨日ご来店くださった悩めるあなたにもう少しおせっかいを。
お隣さんはどんなに狂ったとしても、相手を見極める能力だけは全く狂うことがありません。からみ酒タイプのアルコール依存症患者と同じで、一貫して自分より弱いと思った者にしか絡んでこないのです。万が一にも自分が劣勢になりたくないので(それは死ぬほど辛いこと)、何を言っても穏やかに笑っている人とか、冷徹に痛いところを突いてくるとか、圧倒的にパワーを持っていることが明らかな人には恐怖を感じて遠ざかってゆきます。
もうひとつ明らかなことは、相手が主張する話の内容に一切の意味を感じ取ってはいけないということ。脅したり怒鳴ったり、はたまた突然に歌ったりしながらまくしたてる言葉は言葉ではなく、冷静に考えたらそこには何の脈絡も正当性も存在しておらず、つまり出るところに出ればこちらの完全勝利なので、挑発的な言葉に絶対に巻き込まれないようにしてください。
さらにもうひとつ、ごめんなさい、ちょっときついことを言います。
あなたのその口癖、「ごめんなさい」は発しないようにご注意ください。「どうもすみません」とか「申し訳ありませんでした」とかは大好物なので、ここぞとばかりに攻撃されてしまいますから。そこに気をつけて、これまで通りにあなたのその素敵な笑顔のままで対応することがベストだと思います。早々にこの気が滅入る聖戦が終結となることを祈っています。
もしもベストを尽くしてもさらなる混沌に突入するようでしたらまたご来店くださいね。次の策も、その次の策も、相手の症状に合わせて伝授します。
くれぐれも、流れ込んできた泥水ごときで庭のある暮らしをあきらめことなかれ。可愛いお嬢ちゃんと、優しい旦那さんと、ガーデニング好きでとてもナチュラルな思考を備えたあなたの人生を実り多いものとするために。

では、がんばって。