早朝、井戸に行ったら釣瓶に朝顔が巻きついていた。引きちぎって水を汲むのも忍びないと、そのままにして、隣家の水をもらいに行ったそうな。

選択の自由。



朝顔に、釣瓶取られてもらい水。
などとつぶやいていたら、


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では次に井戸にやってきた人はどうしたでしょう。きっとつる草などに感情移入することなく取り除いて、せっせと水汲みをしたんじゃないですかね。

選択と集中。



セセリチョウが飛び込んできました。

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部屋に迷い込んできた蝶を、時間をかけて窓から追い出したかと思えば、蚊を見つけると瞬時に叩き潰す。このように、人の思考がアンビバレンスに設計されている理由は「選択せよ」という神様の思し召し。好きか嫌いか、必要か不必要か、美しいと感じるか否かを判断し選んで進みなさいという命令なのです。

選択の必要性。



小ぶりで地味な姿なれど、
顔がとてもキュート。

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「もう嫌、こんな生活。あんな男とは別れたいの。でも、でも、嫌いになりたいけどなれない。だってあの人、酔っていない時にはすごく優しいから」という不決断は、井戸の前で朝顔を見つめながらしゃがみこんでいるだけの人。それでは朝げの準備もままならず。
目的は水を得ること。庭で言うなら、その庭を幸せに寄与する場所にすること。
「目隠しをしてカーテンを開けて暮らしたいけど、でも、でも、防犯上よくないって聞くし、お隣さんが気を悪くするかもしれないし、風通しが悪くなると困るし、主人は開放的な庭がいいって言ってるし、このカーテンはとても高かったからいつも閉めて眺めていたいし、そもそも庭にお金をかける余裕なんてないし・・・」って、いやはやもう、不決断の理由は果てしないものです。

選択と行動。



秋の野原のアイドル的存在。

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余計なお世話と知りつつも、本当にいいのかなあ〜そんなところにしゃがんでいてと、いつまでそうしているつもりなのかなあ〜〜と、人生は一度きりなんだけどなあ〜〜〜と、しかもそれほど長くはないんだけどなあ〜〜〜〜と思ってしまうのですが。

選択の報酬。



蜜を吸い始めると無我夢中になる、
一途な性格も魅力的です。

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しゃがんでいないで庭から始めてみませんか。まずはカーテンを開けて暮らすことから。
花を選んでそこに飛んで行かなければ、蜜は吸えないのですから。
息のあるうちに、ぼくに連絡してくださいね〜〜〜〜〜。





今日は「金沢文庫店」にいます。