上を向いてから歩こう。

見上げた瞬間に吹く風の清らかさ。
思わず深呼吸をして秋を体内に取り込む。 
おっ、稲刈りシーズン限定の草の香りがした。ふるさとの香りだ。



この時期、ススキと空は呼応する。

DSC08975

空気と光の具合の良さに、何の不満も浮かばない。

DSC01691

しいて言えば空腹止まぬ腹具合。

DSC08999

三幸苑(金沢文庫)のタンメンを、つい「大盛りで!」と。

DSC08979

ついつい「半餃子も」と。

DSC09336

いい季節です。



一年中同じような手順で仕事をしているわけですが、春から初夏と秋の今頃は格別に充実感の高まりを感じます。出会う人出会う人が一生の友人となるような方ばかりで、庭の提案もいつもの自画自賛を通り越して、皆さんが興奮気味に、感動的によろこんでくださいます。
気候がいいと、何もかもがいい具合に転がる気がします。この調子この調子。今日から着手する新たな庭の構想は、ついさっきまで見ていた夢の中で既に完成していて、あとはそれを線で描くだけ。好調な時は何をやるんでも余裕のよっちゃん。
設計完了までこの感じを保っていたいので、もう一度空を見上げて、入念に深呼吸をしてから出かけます。
上を向いてから歩こう。