偶然の必然性は神様の采配。

わたし、だまされていないですか?
ぼくよふた回りほど若いその人は、庭木を何本か抜いて、地面にタイルを張ったらいくらくらいかかるでしょうか、という相談に来られたのでした。
その質問への回答を伝えてから、「ところで、そのようにすれえば庭は楽しい場所になりますか?」と問い返しますと、答えは予想通り、ノー。



能見台の山陰で
幸運にも塩害を免れたコウテイダリアを発見、
しばし見上げてからシャッターを切りました。
今年は蕾がつく頃に来襲した
潮混じりの台風にやられ、
近所のはどれもこれも枯れ枯れだったため、
うれしい遭遇でした。


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さあ、仕事の始まり始まり。ぼくはいつものように、何ゆえそこが庭として有効に機能していないのか、いかにしたら暮らしに有意義な楽しい庭空間になるかを、論理的かつ情熱的に解説。あれやこれやとやり取りをしているうちに、彼女が何らかの苦難を抱えて辛い時間を過ごして、どうやらそれが解決しつつある状況なのだと知りました。



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庭はしばしば人生の転機のきっかけとなります。いつも絶妙なタイミングでぼくに登場のキューを出す神様の演出に、繰り返し驚きつつ感謝しています。



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で、帰り際に「わたしだまされていないですか?」と笑顔で。「お嬢さん、ぼくにだまされてしまいなさい」と言いたい気持ちをぐっとこらえて(少々芝居染みてしまうので)、ただ声を出さずに笑うだけにとどめておきました。



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たぶんまた来店してくれることと思いますので、その時には「ぼくはあなたに出会うために生まれて来たのです」と、・・・・やはり言わないと思いますが。
でもね、そう思える出会いから新たな庭が生まれているのです。出逢いはスローモーション、軽いめまい誘うほどに。



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大丈夫マイフレンド、あなたの今後には素晴らしい庭と、素晴らしい出会いと、素晴らしく愛が溢れる時間が待ち受けていますよ。
ぼくのこの予感、今まで外れたことがないのだ。





今日は港南台店にいます。