ロウバイの正しい漢字は次のうちどれでしょう。

1、老梅
2、楼梅
3、蝋梅

というお天気おにいさんの出題にハッとして、そうか、もう咲いているかもしれないなあと昨年見つけたお庭に行ってみたら、おやまあ、すでに満開でして、狼狽しながらパシャパシャっと撮影しました。
この花びらは繊細で痛みやすくて美しい期間がとても短いのです。気づくのが数日遅れていたら撮り損ねるところでした。テレ朝の依田さ〜んに感謝。



新年早々、朝日を受ける黄色い花でエナジーチャージ。
さあ、来週あたりから本家の梅が咲き出します。


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乙女の仕草で花に顔を近づければ、
昨年と同じく淡いレモネードの香り。

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もう一年が経ったんだなあと、
心境は、門松は冥土の旅の一里塚なり。

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さてあと何回ここに来れるのかと思えば、
今年も刻むぞマイルストーンと決意するのでありました。



今日はマイルスのマイルストーンズ聴きながら、
軽快にして創造的にまいります。




ワシがモード奏法から学んだんは限界がないっちゅうこっちゃ。ぎょうさんの音を並べられるさかいに、これまでみたいにやな、和声進行とか悩まんでもようなったんや。モード奏法で大事なんは、どんだけ旋律をクリエーティブに奏でられるかやで。
マイルス・デイビス


このアルバムがモードジャズの幕開けでありまして、同時に、気難しいことこの上ないマイルスを癒しつつ、励ましつつ絶頂期へと並走したピアニスト、盟友レッド・ガーランドとの決別となりまして、次なる運命の出会いがガーランドとは対照的にクールなビル・エバンス。マイルスにとって、まさにマイルストーンな録音となりました。
その後ガーランドは名盤『グルーヴィー』で己が世界を確立し、マイルスは世界で最も売れたジャズレコード『カインド・オブ・ブルー』を経て、人知を超えて神がかってゆきました。
いかなる場合も別れとは、次の扉を開く鍵なり。
ちなみに2曲目はスタジオでの口論の末にガーランドが怒って帰ってしまったため、やむなくマイルスがピアノを弾いているというおまけ付き。不穏な空気の中でものすごく遠慮気味に和音を押さえる、神がかり前夜のマイルスの心境を思うのも一興です。

マイルス・デイビス:トランペット
ジュリアン “ キャノンボール ” アダレイ:アルトサックス
ジョン・コルトレーン:テナーサックス
レッド・ガーランド:ピアノ
ポール・チェンバース:ベース
フィリー・ジョー・ジョーンズ:ドラムス

達者揃いのシクステットによる最後の曲が『 ストレイト・ノー・チェイサー 』というのはメタファーなのか、そこにどんな意味を込めたにしろ込めなかったにしろ、全員の気持ちがぶつかり合いつつ共鳴する、大の大人が大喧嘩の後で涙流して大笑いしているような、曲のオリジネーターであるところの異端児セロニアス・モンクも、文句のつけようがない見事な仕上がりとなっております。

音楽がワシの全てになってもうた。ホンマにすべてになってもうたんや。
マイルス・デイビス

「庭がぼくのすべてになってしまったんだ」と言える日はくるのだろうか、来ないといけないんじゃないだろうか、その日のぼくは果たして幸せなんだろうか、などと、そろそろそんなことも思うお年頃。誰がために鐘は鳴るなり法隆寺とばかりに崇高なる道を目指すなら、昨日との決別、燃えないゴミは分別、萌えない心にも芽吹く季節を控えし冬枯れの朝に希望の光あり。別れても好きな人ならそれでよし。別れろ切れろは芸者の時に言うことなれど、別れによって次の扉が開くなら、恐れることなく行ってみたいなよその国。危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし、迷わずいけよと木霊する。声の主は守護霊か、大天使か、あるいはアマテラスか、はたまた観音菩薩様かは定かでないが、今日も心に真白き帆を張って、意気揚々とまた1マイルを着実に、歩を進めることと致し候。
 

あ、正解は3番。花が蝋細工のようだから蝋梅だそうです。





今日は港南台店にいます。