世の中に喧嘩をしたことがない夫婦なんて存在しないよ、と思いきや、違うんですよね。お客様には時々そういうご夫婦が実在しております。一体全体どういうこっちゃと、そのコツというか秘訣というかを聞き出そうと試みた時期がありましたが、これという具体的な回答は導き出せず終いでした。ただあるご主人から出たこの言葉は鮮明に残っています。

喧嘩をするなんて、知性が足りないんだよ。

ウッ!それなんですよそれ、知性。足りない足りない。いつも思うんですけど高島屋に行っても売っていないし、遠路はるばるヤマトヤシキも探してみたけど見当たらず。この手の高級品がデパートに売っていないということはどこにも売っていないということでありまして、つまりは購入できるものではないということでありまして、そもそもどこに売っているのかと思うところが知性の無さなわけであります。



カンツバキ(サザンカ)は花期が長く
木によって開花に差があるので、
晩秋から咲き始めて
二月に入っても存分に楽しませてくれます。

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日本が原産ですから、大昔から
戦国武将やお公家さんが歌に詠んでいます。

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もしかしたらさらに遡って、
イザナギとイザナミも
この花に見とれたのかもしれません。

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花言葉は「理想の愛」「謙遜」
「女性らしさ」「美徳」「永遠に変わらぬ愛」
だそうですぞ、奥様方。
あ、喧嘩売っているわけじゃないですよ。


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うちだけじゃないと思うんですけどね、敵は常にこちらの感情を逆なでしてきますよね。そりゃあもう、戦国の知将、真田幸村か竹中半兵衛かというほどの見事さで、外すことなく痛いところを突かれるわけでして、いやはや、いつもまんまと策略にはまって不機嫌になってしまう。はい、そこで負けです。論争の勝敗ではなく、こちらが不機嫌になったところで、平然と鼻で笑って優位さを誇示するというのが敵の狙いなわけですから。



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夢見ていた幸せ、穏やかで愉快な時間を追い求めながら、繰り返し脳内に響くオノマトペはギャフンなり。どこぞに黒田如水のごとき軍師はおりませんでしょうか。官兵衛は何処か、官兵衛、官兵衛はおらぬか。
知性乏しき者が敵の挑発をかわす術を、どなたかご伝授くだされ。



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それにしてもなぜ奴は平和を望まぬのか、そんなにまでして争い勝つことが楽しいのかと不可解なり。
同じ不可解をソクラテスでさえ解決できなかったわけなので、永遠の不可解なのかもしれませんし、まあそれによって哲学が深まるのでしょう。



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でも女房殿よ、ぼくは哲学者じゃなくて幸せ者になりたくて、数多いる女性の中からあなたを選んだのである。その選択が正解であったと証明することがあなたの幸せなのだと、乏しい知性でそう思っているのだが、それは、あなたの見立て通りにぼくが愚か者だからなのだろうか。
そのようにしていつまでもイザナミノミコトのごとき無体な仕打ちを繰り返すなら、ついにはお前を黄泉の国に閉じ込めて、汚れたわが身を洗い清め、アマテラス、ツクヨミ、スサノオの三鬼神を出現させて、庭美しき国の創生に専念いたす所存なり。
なに、そうか、お前はいち日に千人の民を殺すと申すか。されば私はいち日に千五百人を増やしてみせよう。





今日は金沢文庫店にいます。