正常性バイアスとは、自分が正常であることを自覚するために、自分と異なる思考や容姿や行動を異常と評価したり、突発的な事態に際して平静を失わないようにと、それを正常な日常の延長線上にある、大したことではない出来事だと判断する心理作用のことを言います。



植物は個性化によって種を存続してきました。
他とは違うということが生きる術だったわけです。
マンサクの花は、同時期に咲くウメに対抗して
こういう姿になったのかもしれません。
早春に「まず咲く」が東北弁になまって
「マンズサク」→「マンサク」になったそうで、
花言葉は「呪文」「魔力」「霊感」「閃き」。 
華やかにアピールするウメとは別の
神秘の領域に咲いています。


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庭に関して言うと、例えば休日に家族でBBQをしたいと思っても現状としてご近所にやっている人がいない、あるいは少ない場合に、このバイアス作用によって、本当はやりたいのにやらない自分の立場が正常であることを証明するために、自宅でのBBQがいかに異常なことであるかという論理を構築し始めます。



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これは自分と他者との比較に根ざした感情であり、主に集団から除け者にされないために、その集団の平均値、均質に自分をなじませようとする防衛機能なわけです。しかしそれは一致団結して自然の猛威や外敵と戦い命を繋いでいた、まだ直立間もない大昔に身についたことであろうと推測されます。もうそんな必要がない現在ですからあまり有効性がなく、偏見差別を生む可能性もあるし、個人や家族単位でいろいろな判断をする際の弊害になっています。



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逆に、人と違う自分、常に常ならず変化し続ける自分、そういう視点や自覚を持っている人、周囲からバッカじゃないのと言われてもトライ&エラーを積み重ねながら、新境地を切り拓いて行くタイプの人の方が、比較すれば遥かに豊かに暮らしているのです。



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ぼくらは他にも多くのバイアスに縛られながら暮らしています。言い換えれば、たくさんの「べきである」にがんじがらめになって。 その重く絡まっている鎖を断ち切って、大多数の庭が意気消沈している中で、まずは自分の庭を春爛漫の楽園に変身させてみてはいかがでしょうか。そういう突破者が増えていって、どこかの時点でそれこそが正常な庭の姿であるという逆転現象が起これば、きっと鎖に繋がれている人たちも、持ち前の正常性バイアスによって、こぞって庭を楽しむようになることでしょう。



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ぼくはそうなると信じています。海外の庭事情と比較しても、日本の風土と日本人の特性を考えても、そうならないはずがないのです。だから、どうせそうなるんだから、持ち時間のこともありますから早く楽しんだ方がいいのではと思っているのですが。子どもはみるみる成長するし、自分はその分年老いて行くし、とにかく早いとこ楽しまなきゃ。
今ですよ、今。



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突破者よ怖じけることなかれ。ご近所の先頭を切って、幸せいっぱいに咲いてみせるのだ。





今日は金沢文庫店にいます。ただし3時まで。夕方は美空ちゃんの初節句なもんですから、シェフに変身です。


なんでもペロペロ期に入りました。

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本日のメニューは、離乳食ひな祭りバージョンで。
ミソちゃん、マンズ美しく咲くのだぞ。