お客様から庭のあれこれを伺っていると、今さらながら、庭が持つ「癒し」の威力に驚かされます。
庭から得られる癒しとは単に安らぎのことではなく、次の四つのパターンがあります。

バリバリと前向きに突き進んだ人には「落ち着いて検証をする」という気づきの癒し。
ポジポジでパワフルなリーダーシップは結構周囲をネガにしますので、それに気づく繊細さを。「王様は裸だ」とは誰も言ってくれないので。

クヨクヨ思い悩んで疲弊した人には「具体的解決策の啓示」という思考の整理の癒し。
悩みグセは感情の泥沼であって思考ではないのです。筆記用具を持って、庭へ。

ピリピリとストレスを溜め込んで頑張った人には「ボケーっと無為な時間」という脱力の癒し。
真面目さは大事ですが生真面目は危険。身体も脳もさほど頑丈な機関ではないので、家に帰ったらひと休みひと休み。

ホンワカしていて退屈な人には「夢・目標が見えてくる」という希望の癒し。
いつもポジティブに逃げていると虚しくなるばかり。笑ってりゃいいってもんじゃはない。

バリバリ、クヨクヨ、ピリピリ、ホンワカは、どれも不自然な領域にまで行き過ぎてしまいがちなもの。庭はその行き過ぎを指摘するでもなく、反省を促すでもなく、何気に反対側の状態で包み込んで、その人本来の自然体へと導いてくれます。



アヤメとショウブとカキツバタとハナショウブは
学術上は別種。
以前その違いを調べて書いたりもしたものの
やっぱりむづかしいのでありす。

DSC04079 2

DSC03402

DSC03932 2

まあそんなことは抜きで、一括りにアヤメということで、
この不可思議にして優美な花たちに癒されましょう。

DSC04932

DSC04931

DSC03500

人類はかつて20種類以上いたことが確認されています。
種が違うというのは、進化のルートが違うということで、
つまりぼくらホモ・サピエンスと、ルーシー(アファール猿人)や
ピテカントロプス(ジャワ原人)とにはDNAの継承はない、というわけです。
でもざっくりと、みんな人間ということで、いいんじゃないですかね。

DSC04082 2

DSC03747

DSC03503 2

様々な理由で滅んでいった彼らを思う時、
まさに他人事じゃないわけです。

DSC04110 2

DSC04088 2

DSC04083

ぼくら絶滅寸前の最後の人類

DSC03458

DSC03745 2

DSC03236

せいぜい花に癒されながら、
庭に癒されながら、
今ある幸せを大切に、今日という時間を大切に、
大切な人を大切に、
そして何より、自分を大切にしながら暮らしましょうね。