見せ場で場面を変えてゆく。

訪れた人の意識を捉えるフォーカルポイントを連続させるという誘導法。
回遊式庭園や茶庭に見られるように、手招きしては感動を用意しておくという仕立てが庭に人を呼び、家に幸運をもたらします。 



今年の春撮影した後藤さんち。
何度訪れても感動するのは場面の多さと演劇のような連続性。
奥様は「何かアイデアはないかしら」が口癖で、 
まるで舞台の演出家です。

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こうして写真を並べると、
膨大な庭を有する大邸宅のように感じるかもしれませんが、
周囲の家と変わらぬ広さの宅地です。
これが空間構成の面白さで、場所が意味を持つほど、
物語の数が多いほど広く感じられるのです。