早朝の決まった時間に朝日を浴びることの効用は繰り返し書いてきました。体内時計のズレがリセットされて日中を快適に過ごせるセロトニン(幸福ホルモン)が産生され、それと連動して夜にはセロトニンが分泌して熟睡と心身の修復がなされます。



年々この香りの威力を感じるようになっています。
これはきっと、脳が熟してきたということなのでしょう。
どうやらぼくにも、実りの季節がやってきたもよう。

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その朝の習慣とは別に、日中もできるだけ日の光を視覚に感じた方がいいということが言われています。当たり前のことではあるんですけど人間も野生動物ですから、太陽と共に行動し暮らしてきた長い歴史を経て今に至っているわけで、それが建物に閉じこもって仕事をしていたり、カーテンを閉めきりで暮らすというのは人類史の中でつい最近やり始めた(人間的には)とても変わった行動ですから、油断してストレス溜めば体調が崩れるのも当然のことです。




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昨日の午後は雨が上がったかと思ったら急速に天候が好転し、数日ぶりに太陽が。なんだかうれしくて、しばし雲間に見え隠れするアマテラスの輝きを見つめて過ごしました。やはり気分がいいものですよね。
それに加えて辺り一帯に例のあの香りが。どこに咲いているのかと心当たりの場所に行くと、ああ、一斉に。キンモクセイも久しぶりの陽射しに歓喜しているようでした。




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文句なしの洗濯日和であると、さっき早起きなお天気キャスターも申しておりました。すぐさま次の台風が迫っているそうですから、今日は光を存分に感じて命の洗濯とまいりましょう。




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あんなに暑かった夏も過ぎ去れば夢幻のごときなり。ここからは日ごとに日照時間が減ってゆきます。カーテンを開け放っておきたくなるよう庭を美しく整えて、雑草取りでも植え替えでもなんでもいいので庭に出て、意識してお日様を見つめて、できれば毎朝早起きをして朝日を浴びて、心身共に好調な秋冬を過ごされますように。