個性は危機によって磨かれる。

進化はしばしば苦難を乗り越えようとする時に起こります。現状が危機であれば、これまでと違うこと、周囲と違うこと、自分にしかできないことで闘い生き残るしか道はなし。各々のその積み重ねが多種多様な生物による調和、生物多様性を生みました。


台風で傷んだ葉っぱを素早く振るい落として
実を存続させたハナミズキ。

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近所を観察してみてください、
判断が遅れて枯葉をぶら下げている木には
ほとんど実が残っていないのです。

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危機に有っては早急に身軽になることが肝要なり。

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余計なものを捨てるほどに、
個性が色鮮やかになるますよ。



太古より、微生物から動植物まであらゆる生物に絶え間なく苦難は訪れ、ジタバタと必死になって活路を見いだした者だけが、奇跡のような進化を遂げて現在に至っているのです。つまりは苦難とは食事と同じく生存のための糧。そう思えば、頑張れますよね。
介護中の方、介護を受けている方、何らかの課題にギブアップ寸前で踏ん張っている方、ジタバタしながら頑張りましょう。
 

押さえ込まれたら、もうダメだと思う前に体の動く部分を探す。指一本なら動く。そこに意識を集中して動かしているうちに手首が動き、肘が動き、肩が動くようになり、すると腰が動いて技を抜けられる。

アントニオ猪木