桃栗三年柿八年。では、レモンは?

ひとつふたつ実ががぶら下がっている苗木を買って植えたが、何年経っても実がつかないという相談がありました。これ、よくあることで、苗木に実がぶら下がっているのは売るための農家のテクニックでありまして、来年から・・・とワクワクしながら庭に植えても実はつかず、木が背丈以上に育って成熟するまで収穫は無理なのです。だから実を楽しもうと思ったら3~5年待つか、最初から大きく成長したものを植えてください。




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背丈以上になっているのに実が生らない場合は日照不足(花が咲かない)、肥料のやり過ぎ(枝葉が伸びるばかりでいつまでも育ち盛り子供のままみたいな状態のため、子孫を残すマインドが始まらない)、こまめに枝を切りすぎ(花芽が切り飛ばされている)などが考えられます。



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みかん農家はプロなので年間を通して上手に手入れをし何度か肥料をやり収量を上げますが、一般的にはあまり手をかけずに、収穫後に感謝を込めて、少しだけ果樹用に配合された遅効性肥料(お礼肥と言います)を埋めるだけであとは放置するのがいいようです。子育てと同じで、かまい過ぎ、いじくり過ぎは良い結果を生まないのです。



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旦那育ても同じで、せっせと世話を焼いてパッチンパッチン剪定し過ぎると、せっかくの花芽を損ないますので要注意。それ咲けやれ咲け、もっと実をつけなさい!とばかりに尻を叩けば、せっかくついた実が太る前にポロポロ落ちてしまうし、ましてや「早く芽をだせ柿の種、出さぬとハサミでちょんぎるぞ」などと責め立てたら、夜中に足が生えてよその庭に逃げ出すかもしれませんぞおー。



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柑橘類全般、他にはカキ、カリン、クリ、アンズ、スモモなどの果樹は日当たりの良い場所に植え、収穫後にご褒美の肥料をあげて、あとは基本的に放置しとくのが得策かと。お知り合いを観察してみてください、うまくいってる夫婦って、だいたいこのパターンですから。