ミカンは冬に色づく。
花が少なくなり、木々の赤い実も終わった冬に色づく柑橘類。世の中を見渡して、その時期に不足している事柄を供給することで生き延びる、というニッチ戦略。
ツキノワグマには冬眠前のデザート。シベリアからの渡り鳥には歓迎のオードブル。ホモ・サピエンスには乾燥肌を予防するビタミン補給と、冬枯れのカンヴァスに点描するアクセントとしても。
花が少なくなり、木々の赤い実も終わった冬に色づく柑橘類。世の中を見渡して、その時期に不足している事柄を供給することで生き延びる、というニッチ戦略。
ツキノワグマには冬眠前のデザート。シベリアからの渡り鳥には歓迎のオードブル。ホモ・サピエンスには乾燥肌を予防するビタミン補給と、冬枯れのカンヴァスに点描するアクセントとしても。
田舎者の習性で、柑橘類に限らず
手が届くところに実が成っていると、
つい失敬して、
その場で味見しちゃうんですよね。
ダメですかね、これ。

ダメですよね。

一応見つからないように辺りを気にしながら、
という、子どもの頃と同じ動作で。

五十八歳・・・
やっぱ、ダメですよね。

他にはハーブ類、木イチゴ、サルビアの蜜など、
つい。
そのうちエントロピーのお縄になることでしょう。
今年もあと20日となりました。
逃げろ!
手が届くところに実が成っていると、
つい失敬して、
その場で味見しちゃうんですよね。
ダメですかね、これ。

ダメですよね。

一応見つからないように辺りを気にしながら、
という、子どもの頃と同じ動作で。

五十八歳・・・
やっぱ、ダメですよね。

他にはハーブ類、木イチゴ、サルビアの蜜など、
つい。
そのうちエントロピーのお縄になることでしょう。
今年もあと20日となりました。
逃げろ!