ラビリンス
本来は迷宮のことだが、造園では16世期ヨーロッパの庭園に見られるトピアリー(刈込み仕立ての生け垣や造形物)による幾何学模様の迷路を言う。
同じ頃、日本ではもっと自然に、歩く人を誘導しながらいくつもの場面を見せてゆく手法が発達した。



後藤さんちのコンセプトは『迷路』でした。

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毎年多くの人を感動させているこの庭は、来園者がピンポンを押してから奥のテラス席にたどり着くまで6回進行方向を変えさせる仕立てになっていて、途中振り向かせたり、立ち止まらせたり、見上げさせることを含めれば10回以上の誘導と場面転換が仕組まれています。
仕切ったり、視点を変えさせたりするこの方法は、小さな庭を広く感じさせたい時にも有効ですのでご活用を。