「猿が進化して人間になったのだ」というチャールズ・ダーウィン(1809年〜1882年)の説は、学者や宗教家から嘲笑と共に否定されました。人間は神が作りし特別にして最高の生物であり、下等な猿どもの末裔であるはずがない、というのが当時の常識的な考えだったわけです。
ダーウィンの没後、彼を支持する数人の学者が、猿から人へと移り変わる途中の化石を見つけ出すことで、その説、進化論を証明しようと発掘を始めます。まだ見ぬ真実の証である猿人間をピテカントロプス・エレクトス(直立原人)と名付けて探し続け、30年後、ついにジャワ島トリニールにて原人化石の発見に至りましりたとさ。



庭は生活空間なのであ〜る。

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今から30年前、世の中にはまだガーデンデザイナーなどという職業はなく、庭は植木屋さんが木を植え、住人が園芸を楽しむための場所でした。あるいは物干場か、家畜を飼育する場所か、粗大ゴミ置き場か。若き日のチャールズいわふちは、生前のダーウィン同様にいささか奇人変人扱いされながらも、庭におけるピテカントロプスの存在を確信していたのでした。


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月日は流れ、この頃ようやく「庭は植物を植える場所ではなく、人が自然を感じながら暮らす場所なのである」というようなことが戯言扱いされなくなってきましたとさ。めでたしめでたし。



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さてここからがぼくの出番。いちいち「庭とは・・・」などと言わずとも、お客様の方から「探してたんですよ、こういう庭をつくる人」みたいな感じで列に並んでくださいます。



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学者たちの探究心は尽きることなし。さらに発掘を続けて1974年11月、ルーシー(アウストラロピテクス)を発見。研究が進んで得られた真実は、かつて地球上には20種ほどの人類が存在していたが様々な理由で絶滅し、最後に生き残ったのが我らホモ・サピエンスだということでした。
ホモ・サピエンスが生き残った理由のひとつが、か弱さにあったと言われています。か弱いから仲間と力を合わせ、家庭を大切にして生きてきた。その結果、愛情という特殊な感情が発達したのです。愛情ゆえに悩み、愛情ゆえに苦しみ、でも土壇場では愛情に支えられて生き延びる、というのが最後の人類の根源的な能力。ぼくらと暮らしてくれている犬も、猫も、鳥も、そして他の猿たちも、やはり愛情に優れている。きっと神様は、そういう生物の営みを見るのが好きなんですね。


ばっかみたいな歌だけど、歌詞はなかなかです。