夏には日陰のおもてなし。

陽射しが強まってきて、庭に日陰が欲しいというご相談が増えてきました。パラソル、シェード(タープ)、屋根、木陰ができる木を植えるなど方法はいろいろあります。
例えば今が盛りと咲いているエゴノキは、枝を横に張って木陰をつくり花を下向きに咲かせます。これは昆虫たちに、野鳥から身を隠しながら安心して蜜を吸ってもらうためのおもてなし。



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日除けの問い合わせは、考えたら5年前にはほとんどありませんでした。それだけ庭で過ごす、庭に集うことが普通になってきたんでしょうね。ことに今年はステーホームですから、皆さんの意識が「眺める庭から過ごす庭へ」と変化したのでしょう。苦難によって起こる変化が進化へと繋がる。エゴノキもその繰り返しによって、このような咲き方を身につけたのでしょう。



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「お・も・て・な・し、おもてなし」のあの人、J-WAVE で『サウージ!サウダージ』やってるんですよね。こないだたまたま聴いたらすっごくいい感じで、誰でしたっけあのステキな女性と結婚した幸せ者は。



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サウージ!は「乾杯!」、サウダージは「郷愁・哀愁・懐かしい人」。



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どこのお庭も新緑と花々の美しさが最高潮、お呼ばれしなくてもおじゃましたい季節です。




  

君はもう憂鬱とはおさらばだ
大丈夫 帰るから
もう離れないって約束する 放浪は終わりにするよ
自分の心の故郷が君だって気づいたから

涙とため息はもういらない
心配はいらない もうさよならなんて言わないから
旅から帰れる場所を見つけた
もう旅の誘惑なんかには乗らない

遠くの街で 心はいつも故郷を向いていた
幸せを探す旅の果てが 君という故郷だったってこと

君はもう憂鬱とはおさらばだ
さすらいは終わった
ここに家を建てて 庭で過ごそう
遠回りをしたけど 心の故郷にたどり着けたよ


ジョビンの名曲『サウージ・サウダージ』、よおく、よおく、よお〜く聴くと『猪木ボンバイエ』の原曲はこれなんですね。違うかな、空耳?あるいはインスパイアってやつでしょうか。
テレビを少なくラジオを多くしていると、音楽って家にいながらにして旅行ができるんだなあってね、ほんと、いいもんだなあって思います。