仮想庭へワープする。

合衆国大統領の交代のおかげか、空気が冬っぽくなってきたからか、第三波の予兆すらさほど気にならないほど気分がスッキリしています。



夢の中で次の設計が完了し、興奮気味に目覚めたらまだ日の出前。
庭で朝日を待ちながら、忘れぬうちにスケッチしておきました。
う〜ん、なかなかいい時間。
仕事の夢を見るのは好調の証し。

DSC09432



いい感じいい感じ。気がかりなのは相も変わらず愛も変わらずお待たせしっぱなしの仕事の山。



DSC09440



されどそれさえもスッキリ頭にはいい刺激。やりますよ、全力で、ひたすらに。そのうちパッとトンネルを抜ける日が来るでしょう。



DSC09451



よく思うこと、植物は根から幹から葉先まで、全身を周辺環境や季節の変化に即してコントロールしながら、その時点で為すべきことに集中している。春は水を吸い上げ、夏は光合成をし、秋になると葉を色付けせて落とし、冬は春に備えて地中で根を伸ばす。
では今、何を?



DSC04332



焦りも不安もかなぐり捨てて目の前の図面に集中します。ありがたいことに、設計を始めるとその庭世界にワープできるという能力に磨きがかかりまして、まあある意味現実逃避なんですけど、これは役に立つ逃避行なり。


本日の出囃子はこれ。
まだ莫大な希望が不安を凌駕していて、
1ミリの隙もなく、
ひたすら庭のことを考えていた頃に聴いていたアルバムです。



その頃の図面を見ると赤面するほど下手くそなんですけど、
でもねえ、伝わってくる情熱量は今と同じです。
庭庭って、我ながら愛すべきロマンチスト。
少々軟弱なことも込みで。
これでいいのだ。