庭の速度について行く。

相も変わらず、愛も変わらず仕事量に追いつけず、やれどもやれどもな日々。でもね、よくよく考えたらですよ、第三波に喘いでいる人たちの必死のパッチに比べたらありがたいことでありまして、気がかりなのは、お待たせしっぱなしの方々が気分を害してしまわないかというただ一点。できることをコツコツと、幸せな庭を生み出せるコンディションづくりが何よりの課題となっています。



今年も江ノ島灯台がツリーになりました。
庭の夜景が華やいで、なんともありがたいことです。
大変な状況のあなた、とりあえずあとひと月、頑張りましょう。
とにかく、頑張りましょう。

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そんな状態なので、朝晩の庭時間がありがたいことありがたいこと。そして犬たち、家族たちの存在が。



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気がついたんですけどね、娘とのLINEやら、犬たち、庭の花たちに「ありがとう」って、いち日何回も使っているんですよね。ありがとう。ありがとうございます。ありがとね。



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このスタンスからズレなければ設計の質が落ちることはない気がして、つまりは一応健康な心でいられる気がしまして。なんか年寄りくさい話ですけど、まあ、年寄りなので。



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昨夜は庭でラサール石井のコラムを読んで涙(これも老化かもしれません。いやいや老人力かもしれません)。いろんなことを考えましたが、今も引き続き考えていますが、結局は自分自身が健全さを保ちつつ庭を思い描くこと、そこにたどり着くのが精一杯でした。


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さ、仕事仕事。



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師が走ろうとも、いち日いち日丁寧に、庭の速度についていきます。


威勢よくSir トム・ジョーンズでも聴きますか。
ウェールズ出身のひたすらシャウトしっぱなしだった若者は、
そのまま歳を重ね、
ひたすら元気な爺さんになりました。
この見事な、呆れるほどの生命力は
シャーリー・バッシーと双璧ですよね。