とにかくですよ、兎にも角にも季節と歩調を合わせて暮らすことが大事なわけです。



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サクラサク。



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ついつい忙しさにかまけて、慌ただしさに流され次々開く花を見過ごすことに、庭屋としては罪悪感。



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自然と同期する暮らしを提唱する者が、怒涛の春の勢いに呆然としているという体たらく。



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これじゃあいかんと我に返り、設計の手を止めカメラ担いで円海山へ、馴染みの桜に一年ぶりのご挨拶。



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新参者の河津桜も、今や梅からすかさずバトンを受け取る春の大看板となりました。成田屋!高麗屋!助六由縁江戸桜。



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ありがたきは、首を伸ばしながらもワクワクお待ちいただいているお客様方、いい気になって助六気取り、煙管の雨が降るようだ。



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ひとしきりシャッターを押して、これでよし。さて落ち着いてまた設計作業に没頭す。


慌てない慌てない。
流れに歩調を合わせることが肝要なり。
遅れを取らなければ、自然はゆったり流れゆく。