ハレルヤ・晴れるや

ゴスペルの合唱では、クライマックスで必ず感動的に「ハレルヤ」が歌われます。ハレルヤの語源はヘブライ語で唯一神ヤハウェを讃えよという意味。各派あるキリスト教全般で「主を讃える」イコール「主に感謝する」時に唱える(叫ぶ)特別な言葉です。
ハレルヤ、は晴れるや。春の嵐をくぐり抜けて、またしばらく続く晴天に、庭の花は生き生きとボリュームを増しています。
ハレルヤ→晴れるや、面白いんだなあ、言語にはこういう類似がたくさんある。道路はロード、サンは太陽だから太陽が燦々と降り注ぎ、名前はNAME 、台風はタイフーン、設定はセッティング。アラビア語ではあなたのことをアンタと言い、ハンガリー語では塩気が足らない味付けをシオタランと言うそうです。



ソメイヨシノを追い越す勢いで、
おやおや、スモモモモモモモモノウチ、
早くもモモの開花が始まりました。
ユキヤナギはすでに満開だし、
ハナカイドウも咲いてるし、
今年の春は目まぐるしい。
しっかりついて行きましょう。

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人類が地球上全体に散らばる前に言語の発祥があったのか、はたまた DNA の作用でそういう発声になるのか、いずれにしても興味深い現象で、言語学者とか、誰かこのことを探求して、人類共通の価値観である「家族の幸福な暮らし」に寄与するような、美しくて意義ある方向性を導き出してくれないかなあなどと思う次第。何事も違いではなく共通点を強化することが、円満な関係を築く鍵ですからね。



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人類の共通項、それは自然。太陽であり、空気であり、植物の恩恵の上に築いた暮らしの中で幸福を追求する性質。よく思うんですけどね、コロナにしてもオリンピックにしても、リーダーたちに自然と寄り添う時間が不足しているのではないかと。こういう時にこそ桜を見る会をやったらいいと思うのですが。



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ハレルヤ!感謝します!損得や立場以前に、自然に照らした判断をしてほしいし、何より春なんだから春らしく、フレッシュな気持ちで仕事に励んでほしいものです。行けども行けどもあちこちからウミが出るようなドロドロな感じに、いささかうんざり。この際春にちなんでセンテンス・スプリング、文春にリーダーシップを委ねたらいいのではないかと。文春編集部の皆様、批判的なスクープはこれくらいにして、そろそろ希望の光を。今なら国民全員がその方向に導かれることでしょう。



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ハレルヤ!感謝します!奮闘が続く医療関係者にも、療養中の方々にも、遍く大きな春が来ますように。そして混沌としてしまったミャンマーにも、火災でたくさんの命が奪われてしまった難民キャンプにも。