この土日は明らかに何かが違っていました。自粛し続けている相談会の開催中のように、切れ間なく相談のお客様が来られて、ぼくは庭を語り続け、相談者の目から鱗を落とし続けて夕方には心地いい喉の疲労を感じるほどでした。今朝は出勤時に、ワクチン接種を始めた眼科医院に数百人の行列ができていて、並んでいる人たちの表情に悲壮感はゼロで、逆に前向きな姿勢の共感で場は爽やかな雰囲気です。それと学校が始まったようで、コンビニは中高生で大賑わい。いいぞいいぞ、レジリエンスだ。こうやって湧き上がるような回復力によって気持ちも暮らしも復興を遂げるのだ。



散歩道は夏の終わりのハーモニー。
今年の秋はいつもの秋より長くなりそうなそんな気がして。
長く味わい深い秋になりそうな気がして。

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多分、ですけど、長かったトンネルの先に明かりが見えたような。あとはそれに向かって突っ走れ。あ、出口の事故も多いので、くれぐれも安全運転で。国境の長いトンネルを抜けると、そこは楽園であった。ここまで来ればあと少し、あと少し。マスク・手洗い励行し、楽園に相応しい庭を仕立てておくタイミングですぞ。



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え、まだ早い?いやいやそんなことないですよ。大事なことは意識の在り方。注意すべきは注意して、首都のピークアウトがお気に召さない者たちが、カンカンカンと打ち鳴らす警鐘は、のどかな田園に響く遠くの汽笛と受け流し、健やかな気持ちで今日いち日を丁寧に、花咲く明日を思い描いて過ごしましょう。


子供の頃、裏庭から田んぼを5枚ほど挟んだ向こうに只見線が走っていて、
C11が、魚野川の鉄橋を渡る前に汽笛を鳴らします。
毎朝7時半にそれが聞こえて、
すると母が「ポーが鳴ったぞ〜起きろ〜学校遅れるぞ〜」と。