晴天が続き、風も穏やか、コロナは沈静化、人々は師走ということもあって活性化、なかなかいい感じですよね。ひとつだけ困り事をあげるとしたら、相も変わらず、愛も変わらず仕事が溜まっており、しかも遅れ気味であるということ。以前なら打開のイメージとして「ああ、自分があと5人いたらなあ」などと思うことがしばしばでしたけど、この頃では思考が現実的になりまして、せめてあとひとり自分が存在していたらどんなに楽か、となりにけり。あとひとりということは自分が倍速で考え倍速で動けばクリアできるじゃないかと、それくらいならやれそうだ、などと思ってしまう。で、結局のところ慌ただしき師走の既定路線にはまり込むのであります。それはそれは朝から晩まで駆けっこしているような(実際にはほとんど座りっぱなし)気分で目まぐるしく日にちが過ぎてゆく。まあ、これでいいんですけど、突っ走ると転ける年齢ですから、庭にいる時間だけは時を忘れて過ごそうと心がけています。空気が澄んでいて、気持ちいいですよ、庭。


冬の光はイルミネーションのよう。

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ファインダー越しに、目から入って鼻に抜ける清々しさ。

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視覚を凝らすと嗅覚や味覚や触覚までもついてくる。

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冷たく澄んだ空気と陽だまりの温もりのマリアージュに、
せっかくなのでおでんの仕込み。

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冬の庭は格別なり。
 


焦らず騒がず穏やかに。
ブックエンドのように腰掛ける旧友同士みたいな庭時間。



 

さ、午後もひとっ走り、夜の庭まで。