本日も晴天なり。
昨日、早朝6時に娘よりメールが入る。何事か!と思ったら「今日は美空のお弁当作りで早起きしたよ。寒いけどお父さんも頑張ってね」てな内容。欧米か!照れつつ少し不思議な気分になる。なんとよくできた娘であろうか。不思議な気分というのは、こういうメールを普通に送ってくれる娘の感覚をぼくら世代は持ち合わせていなかったから。言わなくたって伝わるだろう、一を聞いて十を知るのが大人であって、家族に対して気遣いの言葉などを発するのはとても西洋的で、どちらかというと空々しいような感じさえ持っていた。
若いお客様と話していると、こういうのは娘だけでなく、広く世代的なものらしい。大人の威厳、親子の葛藤、上昇志向、体制との闘争姿勢、論争好きな権威主義やら同調主義やら、昭和時代は焼け跡からの復興、そして成長拡大一辺倒で、家族のカタチが少々イビツだったのかもしれません。
こうしてあらゆることが、時間をかけてゆっくりと幸福方向へと整ってゆく。娘世代から吹き込んでくる愛情表現の風に、お爺さんお婆さんは素直に帆を張ってみるのが正しき役回り。元々そういう感じに憧れながら、不器用に「愛している」を言いあぐねて過ごしたことの後悔も込みで。



忙しいのは一年中、忙しくないようじゃ会社が成り立たないよ。
そんな戯言も言えないほど12月は慌ただしく、
呑気に散歩をすることもなく仕事仕事で過ぎて行く。
だったらと、早起きをしてひと歩きと、
まだ薄暗い里山の森を行く。

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寒い。つべたい。

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歩く、歩く、歩く。

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明るくなってきて、リスの食事時間となる。
見回せば10匹ほどが木から木へ。

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やがて陽が射し霜が解け、葉っぱも体も血がめぐる。

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さ、仕事仕事。

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午前は現場回りと次の設計の測量作業。
午後は頭を切り替えて、設計設計また設計。

 
出囃子はこれ、Return To Innocenceで。

 


-献身

感情-想い

 

弱者たることに怖じけず

強者たることに奢らず

友よ 己の心を見つめるのです

それこそが自己への回帰

無垢への回帰


己が欲する時に 笑い

己が欲する時に 泣く

自己を偽ることなく

運命を信じるのみ

 

他人が何をどう言おうと

己の道を進みなさい

諦めず 機会に乗じ

無垢への回帰を図るのです

 

 それは終末の始まりではなく

自己への回帰

 無垢への回帰