雨の朝、いつも通りにミーに起こされ薄暗い庭へ。さほど寒くない。
春とは違い、一輪一輪がとても長持ちをしているバラに敬意と感謝を込めて撮影。光が足りないため絞りを開放にしたら 、背景の街の灯がイルミネーションのように玉ボケして、しばし見惚れる。



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脳内劇場にはシャンシャンシャンと鈴の音が鳴り、続いてクリスマスソングが次々と流れてくる。
部屋へ戻ってパソコンと熱々のカフェオレを持って再び庭へ。
神聖な雨音と荘厳な第九をマリアージュして、今年も年末限定クリスチャンの始まり始まり〜。


 


園芸売り場の賑わいを眺めつつ、思えば昨年の今頃に比べたら、随分と人々の気持ちは明るくなりましたよね。たくましさとはパワフルなことではなく、花を愛でる時にささやかに発芽し、やがて心に開花するやさしさ、消えない灯火、そういう、なんと言いますか、愛なんでしょうね、愛。
愛、愛、愛、ぼくの母の名前は岩渕愛。旧姓では山之内愛。当時としては思いっきりハイカラで、前衛的なネーミングだったんだろうなあ。親父は、きっと照れくさかったんでしょうねえ、ずっと愛子って呼んでました。



詩篇84「巡礼者の聖なる地へのあこがれ」

主よ、あなたの庭で過ごす一日は千日にまさる恵みです。

そう思うのであらば、今すぐ家に帰りなさい。
汝は妻のために、子供たちのために、自身のために、その庭を花で埋め尽くすがよい。