アカデミー賞のウィル・スミス、素敵でしたね。自分が平手打ちを喰らったように気持ちがシャンとしました。混沌とした世界では極力価値観をシンプルにして、思考の範囲を周辺だけに絞って、今日に集中することが大事。大切な人を大切にするということがブレたら、混沌の波に飲まれて大切な人を失ってしまいますからね。古今東西、人は失った後で、何が本当に大切だったのかに気づいて悔やみながら生きてゆくのです。



桜が満開、なれど今朝は花曇り。
されど心は日本晴れで、今日も設計設計また設計。


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庭も同じです。価値観をシンプルに、思考の範囲を周辺に絞って、今日に集中すること。その積み重ねによってのみ、花いっぱいの幸福な庭が出来上がってゆく。つまり庭は、暮らし方が創り上げてゆく空間であって、車みたいにお金を出して買う『物質』ではないのです。



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あの平手打ち、決まりすぎですよね。もしかしたら入念に練り上げられた演出だったのかも。なんたって映画の祭典ですし、アメリカ人はああいうのが大好きですから。いろいろあるけど、やっぱカッコいい人たちですね。ああそれに引き換え、ゼレンスキーの演説後に、戸惑いながら、ややバツが悪そうに立ち上がって拍手する日本の政治家のカッコ悪さよ。



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混沌の中では個人の愛情の在処が浮き彫りになる。愛なき世界に花さく庭は出現しないのです。
時間はかかるかもしれないけど、愛する人を愛する、シンプルに、思考を範囲を周辺に絞って、今日に集中していればいつか必ず実現します。嘘だと思ったら逆に考えればいい。愛なき世界において、どんなにお金をかけようとも庭は厄介な空き地にしかなり得ない。世の中、悲しいことに、そんな庭が溢れています。


これ、作詞・作曲が若き日のポール・マッカートニーなんですよね。
まだジョンと出会って間もない頃、
ポールはこの2人と音楽仲間だったそうな。
そう思うといかにもポールらしい、シンプルで美しいラブ・ソング。