カーテンを開けて過ごす
何の木を植えても、どんなにたくさん花を咲かせても、デッキや通路や花壇を仕立てても、カーテンが閉まったままでは庭は暮らしの外へと追いやられてしまいます。
石井邸


カーテンを開け放つことから、庭のある暮らしが始まる。
門馬邸


家と庭で家庭です。
カーテンを開けて暮らせるように、庭がわに適切な目隠しを施すことが、庭づくりにおいて何よりも大切なことであると思っています。つまり第1回で、すでに結論めいたことをお伝えするわけです。この前提に立たない限り、庭が庭として機能することは困難で、逆に言えばいつもカーテンを開けておくことから、素晴らしい庭のある暮らしが始まるのです。住宅地を歩いて観察してみてください。地域によらず、9割以上のお宅がカーテンを開けられない仕立てのままで、庭は雑草取りや芝刈りを行うだけの、ご主人方の修行の場になっていることに気が付くことでしょう。
カーテンを開けて暮らせるように、庭がわに適切な目隠しを施すことが、庭づくりにおいて何よりも大切なことであると思っています。つまり第1回で、すでに結論めいたことをお伝えするわけです。この前提に立たない限り、庭が庭として機能することは困難で、逆に言えばいつもカーテンを開けておくことから、素晴らしい庭のある暮らしが始まるのです。住宅地を歩いて観察してみてください。地域によらず、9割以上のお宅がカーテンを開けられない仕立てのままで、庭は雑草取りや芝刈りを行うだけの、ご主人方の修行の場になっていることに気が付くことでしょう。