ガーデンリフォーム

夜空のエアポケット( 石井邸6 )

石井さんちの夜の様子をご覧いただきながら、庭での読書について書こうと思います。



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ぼくは毎晩庭での時を楽しんでいます。

夕食後にパソコンと本を持って出て、フェイスブックをチェックしブログを書いてから本を読みます。

もともと本好きではありましたが、人並み以上ということはなくまあ普通だったわけですけど、この夜の庭での読書が病み付きになってからは常に次に読む本が用意されていないと落ち着かない状態で、朝起きてすぐに夜の庭タイムが楽しみなほどになりました。




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時間は短いです。

冬は身体の芯まで冷えるまでのだいたい30分(その後の湯舟が楽しみ)、今は寒くないので何時間でも平気なんですけど、ちょうどその頃に睡眠ホルモンのメラトニンが分泌されるように体調管理しているので、やはり30分か長くても1時間ほどで意識が遠のきます。




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その寝落ち寸前の感じがたまらなく心地よくて、もしかしたら読書そのものよりも、ページをめくる手が止まって目を閉じる時のその感覚が味わいたくて、庭読書が習慣化したのかもしれません。




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庭に出るというのは、しばし現実から離脱してみることでもあります。

そこで本を読むのは、さらに現実との距離を取ることです。

そして文字がかすんで意識が遠のいて行くのは、今度は現世からの離脱であり、一瞬この世とあの世の狭間に迷い込むようなその世界は、とても甘美で自由自在で、万能を得たような錯覚に陥ることができる特別な時空。

これがたまらない。

ぼくはその一瞬を繰り返し感じることによって、長くそこに居座る能力を身につけたいなあと思うようになりました。




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宮沢賢治なんかはきっとそれができたんですよね。

風の又三郎、セロ弾きのゴーシュ、よだかの星、銀河鉄道の夜・・・。それらは日中の覚醒で描ける世界ではありません。
賢治はぼくと同じく、夜の庭が大好きだったんだろうなあと。




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今日も数時間後に、ぼくはあの夜空のエアポケットのような時空に行きます。

あなたもぜひ夕食後に本を持って庭に出てみてください。

とっても心地のいい季節なので、たぶん数ページでそこへと入って行けますよ。




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ぼくの感覚で言うと、夜の庭での読書を習慣にすれば、人生の濃度と広さが倍になります。
ぜひ! 


6回でご紹介してきた石井さんちのガーデンリフォーム、いかがでしたでしょうか。
老朽化したウッドデッキを撤去して、デッキのように庭を持ち上げてタイル張りのテラスに仕立てた庭は、見晴らしがよく、周辺の宅地の雰囲気もよく、いい風が吹き抜けるこの場所にふさわしい特等席に仕上がりました。







 

お得情報( 石井邸 5 )

室内からの眺めです。



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庭はウッドデッキと同じ高さまで埋め立てたタイル張りになっていて、外側には座った時に視線が当たる高さの塀がまわっています。



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そして要所要所には背丈よりも高いパネルと樹木があり、見上げればパーゴラとパラソルが覆いかぶさっていて、これらの構成によって庭は部屋からの続き間のように感じられるようになりました。



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こういう庭なら外にいる時間が増えますよね。

庭は過ごしてなんぼ。



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段差が大きかったり目隠しができていなかったりすると、過ごすどころかカーテンを閉めっぱなしで庭を感じることもない暮らしになってしまうもの。



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そういういくつかのポイントをチェックして(こちらをどうぞ⇒『家族の庭のつくり方』)、ほんのちょっとの工夫をすることで、庭はその存在感と価値を発揮してくれます。



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庭をお持ちじゃない人たちは庭を楽しむ暮らしに憧れを抱き、庭を持っている人たちはそこを厄介な場所として放置している。
何年経っても変わらないこの現実に孤軍奮闘徒手空拳(笑)。



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でもぼくは思うんですけど、庭の有無ってあまり重要じゃないのかもしれません。
庭がなくても植物や太陽の動きや自然の循環を楽しむ暮らしはできるし、庭があるからといって、それで庭を楽しむ暮らしになるわけでもなく、つまりその人の意識しだいなのです。



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だけどせっかく庭スペースがあるなら、ぜひそこを最高に楽しく過ごせる場所としてイメージしてください。
そうは言っても何をどう考えればいいかわからない、という方は、迷わずぼくに連絡してくださいね。
あなたに代わって、その庭を「至福の場所」に仕立て上げますから。



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まだこのことをご存じない人に、とびきりのお得情報をお報せします。

庭を幸せな場所に仕立てるだけで、あなたの今後の幸せは約束されます。



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実際にそうしている人たちにとっては当たり前のこのことが、気付いていない人にとっては考えもしないことなんですよね。



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庭を楽しむって、やってみたらとても簡単で、それは幸せに直結するものなのです。
このブログを見つけて読んでくださったあなたの人生に、幸あれ。

次回は夜の様子をご覧いただきます。





今日のスケジュールは立て続けにお客様と打合せ。
ふふっ、庭を熱く語ります。







 

立体的に構成するということ( 石井邸 4 )

この庭のリフォーム前と完成後での最も違う点が「空間認識」です。



ここはとても見晴らしがいい庭です。
だからこそ立体構成が重要。
パーゴラ、パラソル、樹木、木製パネルなどを使って仕立てることで、
居場所の認識が強まって、
ますます見晴らしを楽しめる場所になります。
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広々としたウッドデッキは開放的でとても心地いいものですが、くつろぎ感と共に何となく落ち着かないような、ひとりポツンとステージ上げられたような、不安感とまでは行かなくても無意識レベルでの危機感がそこにはあります。



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その理由はぼくら人間が猿だから。
草原に暮らすインパラは周囲に遮蔽物があると、そこからライオンが飛び出してくるんじゃないかという恐怖感を持ちますが、猿は逆で、身を隠す場所やよじ登れる木がないと落ち着けない。これは種としての性質であり、ぼくらのDNAにも組み込まれている本能なのです。

本能に従うと心地よくなる。

だから庭を安らぎの場所にするためには、構成を立体的にして、森にいるような空間認識を生み出さなければなりません。



Before
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After
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というよな理屈っぽさも、設計には必要なのです(笑)。



Before
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After
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人は物陰が好き。



Before
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After
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このことを知っているか否かで庭の魅力は大きく変わってきますので、ぜひインプットしておいてくださいね。
実際、せっかくウッドデッキがあるのに使っていないというお宅が多く、その隠れた理由が「立体構成ができていないから」というケースにたびたび遭遇します。






いやあ〜春はワクワクしますねえ。いち日ごとに、街に花が増えていきます。
朝起きるのが楽しみで早起きがますます早くなり、最近は5時半には庭にいます。
朝のルーティンをパパッとこなして早めに家を出て、仕事の前に公園や住宅地をカメラ片手に歩くのが楽しい楽しい。
ワクワクする仕事が続いているし、飯はうまいし、血圧は安定しているし、女房の機嫌は比較的いいし(笑)、何の文句もありません。
では、今日も思う存分に!





 

人類は木に癒される種族( 石井邸 3 )

石井さんちに植えた樹木をご覧いただきます。



フラミンゴカエデ
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斑入りの西洋カエデで、新芽の時期に葉がピンクになり、その色がフラミンゴみたいなので通称フラミンゴカエデと呼ばれています。



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淡い色の柔かい葉が、庭を明るく演出します。




ドラセナ
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これがあればリゾート気分。
壁に映る影も美しく、そよ風にゆれる葉が気持ちを心地よく整えてくれます。




ジューンベリー
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いつも間近に見ていたい、とても愛着がわく木です。
花が咲いて、実が成って、涼しげな葉を茂らせ、紅葉し、葉が落ちたら春に向かって膨らんでゆく芽を楽しむ。
そしてお楽しみはこれ、ジューンベリー酒。
梅酒の要領で漬けて、3ヶ月で飲み頃になります。



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 シマトネリコ
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コンクリート塀とタイルの空間には、一年中美しい緑色に光るこの木が打ってつけです。
特に冬場は、見た目に日だまりの温もりを感じさせてくれます。




レモン
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柑橘類の中でいちばん人気の木。
あと数年して木が成熟すると、食べきれないほどのレモンが収穫できます。
枝で完熟させた実の美味しさは格別ですよ。




マルバノキ
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ぼくの最近のお気に入りで、よくプランに取り入れています。
見所は、新芽と紅葉の葉の色です。



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庭木は「外の部屋」に欠かせません。
木のコンディションと成長を感じながら暮らせば、意識が不自然に陥ることはありません。



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ベランダや屋上であっても鉢植えで楽しめる木は多数ありますので、土の地面がない庭であっても諦めることなく、庭木のある暮らしを楽しんでください。

はるか昔にアフリカ大陸に出現したときからずっと、人類は木とともに暮らしてきました。
だから庭に木を植えて、その木に癒され、語らい、啓示を受けるんでしょうね。





 
 

5つのエリア( 石井邸 2 )

この庭は5つのエリアで構成されています。


1、物干し場



Before
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After
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地面を砂利で整え、目隠しパネルを背の高いものにしました。 

物干し金具は既存のものを転用。



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道路からの外観はこう変わりました。



Before
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After
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2、シエスタコーナー 

壁を背中にしたゆったりサイズのベンチと、居心地を増すための植栽とパネル、ビールとつまみを置ける小さいテーブルで、お昼寝コーナーの出来上がりです。



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お客様がこんなものをお持ちでした。



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足湯用の桶です。



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見ているだけでリラックスできますよね。
ここで露天風呂気分で本を読むことを想像すると・・・・もうたまりません。



3、BBQコーナー

これぞ庭の最大のお楽しみ。
パーゴラの下に集って火を囲めば誰でもご機嫌になります。
休日は朝から、平日も「今日の夕飯は外にしようか」と。
この囲炉裏は大好評で、すっかりうちの定番アイテムとなりました。



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この囲炉裏は大好評で、すっかりうちの定番アイテムとなりました。



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4、ティーコーナー

部屋でくつろぐのと同じ感覚で庭で過ごしていただきたい、いつも思うことです。
そこには室内にはない、風と光と風景と植物と香りと音があります。



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友人を招いてのティータイムも良し、夫婦でワインを楽しむも良し、ひとりで本を読んだり手紙を書いたりするも良し。



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暮らしにこういう場所があることで、とても豊かな時間を過ごせるようになります。



5、ウッドデッキ

ここはフリースペースです。
大勢集まる時にはイスとテーブルを出して、またラグマットを敷けば板の間として使えます。
ストレッチやヨガもできるし、最近ではフラの練習に使っている方も増えてきました。



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デッキの奥に物置を設置しました。
こにようにして庭の端に用事をつくることで、自然と庭全体を楽しむ暮らしになります。



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以上、5つのエリアで構成されている庭です。

細長い庭スペースをいくつかに区分けして、それぞれの場所に意味を持たせていくことで、庭は驚くほど広く感じられるようになるものです。

部屋の間取りを考えるように庭も間取る。
すると、ただ漠然と眺めていた場所が、暮らしに無くてはならない「外の部屋」になります。


区分けするコツは、長方形のカステラを切り分けるようにすること。
長手方向に切ると花壇と通路以外に使い道のない庭になってしまいますから(そういう庭がとても多いです)。 

次回は樹木をご覧いただきます。 



 

すっかり見慣れた場所が、区分けして意味付けをすることで生き返るこの感じ。
すっかり見慣れた◯◯もそうしてみるといいのかもしれません。
◯◯は「部屋」であり「机の上や引き出しの中」であり「女房」であり。
でも最も見慣れてしまっているのは自分の内面。
休日の庭で、自分を区分けして意味付けをする。やってみてください、なかなかいい時間ですよ。

決して整備を怠ってはいけない庭、それは自分の中にあります。





 
 

ガーデンリフォームは幸せの進化( 石井邸 1 )

長く楽しんで老朽化した、ウッドデッキの庭のガーデンリフォームです。

まずはビフォーから。



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リビングの外にある、見晴らしがよくて日当り風通し抜群のデッキ。ここにはたくさんの幸せな時間があったに違いありません。


さて同じこの場所に、次はどんな庭を、どういうさらなる幸せなシーンを思い描きましょう。

ガーデンリフォームには2種類あって、ひとつは「幸せを目指して」で、もうひとつは「もっと幸せになるために」。いずれにしても、庭は幸せのために変化させる場所なのです。
で、石井さんご一家は後者です。

幸せな人はどこまでも幸せになってゆく。

新たな庭でその流れを加速させることができたらいいなあと、そんな気持ちで気合いが入り、こういう提案となりました。


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左側から順に分割します。



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もしかしたら当初お客様は、「また同じようなデッキを」と思っていたかもしれません。
でもぼくとしては、それ以上の庭世界へと進化させたい気持がありました。

いい庭は、人生をさらなる幸せへとリードする。

そういう庭をひとつでも多く生み出すことが、ぼくの生きがいです。

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ぼくはよく「もしもここが自分の家なら」と思って設計をします。
これもそうでした。
自分と家族が暮らす場所、そう思うことでイマジネーションが格段に伸びやかになり、お客様からのご要望を組み立ててゆくこと以上の付加価値が生まれやすくなります。



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ただし、ということはつまり、設計が完成した時点ではそこはぼくにとっての至福の庭なわけで、問題はお客様がそれをどう感じるかということ。
いくら自分の理想の庭であっても、実際にそこで暮らすのはぼくではなくてお客様ですからね。
そのズレを感じた時には変更設計をしたり、コンセプトから練り直した再設計をします。それもまた楽しい作業です。



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今回は一発オッケー!ご夫婦はこのプランをとてもよろこんでくださいました(ホッとして、内心小さくガッツポーズする瞬間)。


ではビフォー・アフターをご覧ください。
設計しながら感じた陽射しと風、朝食や昼寝やBBQしながらの語らい、夜の庭での読書タイム、その夢の世界が現実のものとなりました。



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い〜い感じに進化しました。

子どもが育ち、夫婦も育ち、家族は成長してゆく。だから庭も。

ガーデンリフォームは、幸せが進化したことの証し。


いつかあなたにそんな場面がやって来たら、ぼくに声をかけてくださいね。


次回は各エリアをじっくりとご覧いただきます。








 

夜の庭は特別室( 藤木邸 6 )

夜の庭です。



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庭は休日の昼間のものと思っているのはあまりにもったいない。
夜こそが庭の醍醐味を感じられる時間帯なのです。



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徐々に暗くなってゆく庭に身を置いていると、なにか昼間の出来事が夢だったような、でも確かにあった時間でありそれが今に続いていて、しかしやはり現実ではなかったような・・・すぐには説明のつかないメタフィジカルな感覚になることがあります。
その不思議な感じは、とりもなおさず自分を見つめているということ。

夕暮れの庭にいると、曖昧で不確かなものが、確かに心に広がってゆく。



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そして夕闇に包まれると、庭は夜空に浮かぶ宇宙船のように時空を漂いはじめます。
コックピットに座っているのは、他の誰でもない自分。
そんな感覚を毎晩体感できる、そのためだけにでも庭を仕立てる価値があるんじゃないかなあと。



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夜の庭は、自分と向き合える特別室。



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暗くなった住宅地に、数少ない明かりが灯った庭やベランダを見つけると、ぼくはそこにステキな人生を感じます。



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ぼく自身の最大のお楽しみは読書。
静寂の闇に浮かんだ庭ではいつでもすぐに本の世界に没頭することができ、言葉が、行間が、とても濃い状態で頭に染み込んできます。
これは癖になる(笑)、朝からすでに夜の庭タイムが楽しみなくらいですから。



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暗くなったらカーテンを閉めて終わりじゃなくて、あなたも庭に出て、月明かりに流れる雲を見上げながら時を過ごしてみてください。
きっと、とんでもなく素晴らしい展開が待っていますから。



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というわけで、6回シリーズで藤木さんちの庭をご覧いただきました。
すてきに暮らすご家族が進化させた庭、いかがでしたでしょうか。
幸せな人はどんどん幸せになってゆく。この法則を実感することができた庭でした。



次回は、長く楽しんだウッドデッキが老朽化して・・・というケースです。
お楽しみに。








 

庭はほんの手始め( 藤木邸 5 )

草花と小物をご覧いただきながら、庭のある暮らしについてあれこれと。



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そもそもなんで庭があるのか。
家を建てると、建ぺい率の規制があるために、欲しくなくても庭スペースはついてくるわけです。
その余地を余地として捉えていると、雑草取りや木の手入れなど、やがて暮らしのお荷物になっていきます。
でもそこを家と同等の「暮らしの場所」と認識すれば、庭は人生に欠かせない大切な場所となるに違いありません。



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庭は無いなら無いで何ともない場所でありながら、ある人には無い方がいい場所になり、ある人には無くてはならない場所になる。



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こうして毎日庭について考え、思い描き、その庭を楽しむ人たちの暮らしを見ていて感じることがあります。それは年を追うごとにぼくの中で確信となっていきました。

幸せは幸せを追う人にのみ訪れる。



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誰でも幸せを追っている、そう思うかもしれませんけど、どうもそうじゃないんですよ。
具体的に幸せな未来を思い描いて、そこへと向かう歩き方をしている人がどれほどの割合かというと、ぼくの感覚だと、まあ一割に満たないんじゃないかと。
世の中の庭の様子を観察するとそんな気がするんですね。



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幸せを追うなら、庭くらいは楽々とすてきな場所にしてほしい。
庭なんぞはほんの手始めで、その先にクラクラするほど幸せな人生が待っているのですから。




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ひとつ確かなことは、庭を楽しむ暮らしをしていれば堕落しない、ということ。
そこは屋外なので荒れやすい場所です。ガーデニングは手間もかかるし、意欲も発想も必要だし、夏は暑くて冬は寒くて、庭に興味を持っていない人にしてみたら「何が楽しくてそんな苦労を」と思うに違いありません。
でもやってみたらわかりますけど、その苦労の何倍ものいいことをもたらしてくれるのが庭であり、それを知った人にとっては苦労は苦労ではなく、ウキウキするよろこびの時間なわけです。

苦労の先によろこびを見出せないとき、人は苦労を回避するようになる。



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ぼくはひとりでも多くの人が、人生のどこかで「庭のある暮らし」を選択してくれることを願っています。
そしてその時にはぼくを思い出してほしいなあって。



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いい庭は幸せな人生の入り口。

いやほんと、これ、間違いありません。

つづく






 

人気の庭木あれこれ( 藤木邸 4 )

庭木をご覧いただきます。



ドラセナ
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湘南にいるようなリゾート感が得られます。
自宅の庭をリゾートフルな非日常的空間にすれば、毎日気分をリフレッシュすることができます。



シマトネリコ
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一般的に常緑樹にはやや暗い印象がありますが、これは違います。
逆光に光る葉が美しい木なので、東南に植えるといいでしょう。



オリーブ
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これからますます人気が出る木です。
梅や柑橘類を楽しむように、自家製オリーブオイルがごく普通に味わえるようになってゆくんじゃないかなあ。



ジューンベリー
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木肌、葉っぱ、花、果実、これは文句無しに一番人気、とても愛着がわく木です。
わが家でも家族のような存在になっています。



ブルーエンジェル
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ブルー系のコニファーが一本あるだけで、庭に北欧風の味わいが生まれます。
このままの樹形を保って成長するので、剪定や手入れは一切必要ありません。



シルバープリペット
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斑の入った薄緑の葉で、これがあると庭が明るい印象になります。
刈り込みにも強くあまり急激に成長することがないので、このように鉢植えで楽しむこともできます。
草花だけになりがちなベランダガーデニングに、これ、お勧め。

庭木は暮らしの相棒。
何年にも渡って、家族を見守り、励まし、幸せへと導いてくれる存在です。


つづく

 



 

庭は過ごす場所( 藤木邸 3 )

目隠しのレンガ塀によって、室内から見ると部屋が庭へと広がった感じになりました。



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外に出た左右は、塀とラップさせるようにして、軽く透ける程度の木製パネルを配置してあります。



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場所ごとに目隠し効果に強弱をつけると庭が閉鎖的にならず、庭とその外に広がる空間(大自然・宇宙)と混ざり合う場所になります。

次は壁を背中にしたシエスタベンチです。
これがいつも大好評で、部屋で言ったらソファーみたいなくつろぎ感が得られます。
ここで昼寝をしていても誰からも見えません(NHKラジオの「昼の憩い」を聴きながら昼寝がしたい・笑)。



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ベンチをメインの席として、ご家族が集えるようにイスとテーブルを置きました。
材質はチークなので、出しっぱなしで平気です。



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この集いの場所を部屋っぽく演出するために、上空には三角形のコーナーパーゴラを設置してあります。



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人間は、このように自分よりも背の高い構造物の下にいることで落ち着ける習性を持っているのです。 



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パーゴラ越しに樹木や空を感じることの気持ち良さってあります。
こうして立体的な閉じ具合を考えることも、庭の居心地をよくするためのポイントですから、あなたの庭でもぜひイメージしてみてください。

他にはコンパクトは流し台と照明器具と、写真には写っていませんけど屋外コンセント、以上の構成で庭が「外の部屋」になりました。



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かつて庭は植物を植えて眺める場所でした。
でもこれからは違います。

庭は、集って、過ごして、自然を浴びて、家族への愛情と明日への夢を育む場所。

そんなふうに捉え直すことで、その庭があなたとご家族の人生を幸せ方向へと導いてくれることは間違いありません。

つづく 

 

 

居心地のいい外の部屋( 藤木邸 2 )

庭の構成を解説します。

まずは目隠し。
どんな庭であってもそこは屋外なわけですから、暮らしの場所として成立させるためにはこのことから考え始めなければなりません。

今回はレンガ塀と木製パネルを組み合わせました。



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隠すべきところはしっかり隠して、軽めでいい所は軽めに、必要ない場所は解放して、そう考えながら緩急自在に仕立ててゆくことで快適な庭空間ができあがります。

目隠しは妥協せず、やり過ぎず、適度な遮断と解放を。

こうして外側から眺めて大きな壁に思えても、内部からはまったくそう感じません。
庭入り口から順に、時々振り返りながら歩いてみます。 



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ご覧の通り、居心地のいい外の部屋の完成です。

お客様と庭を考える時に、よく「庭で朝ご飯を食べてからいち日が始まる、そんなふうにイメージしてください」と話します。
すると反応は、「そんなことは・・・・」と「すてき〜」のふたつに分かれます。
どちらがその後に楽しい展開が待っているかはハッキリしていますよね(庭の形態ではなく、思考として)。
藤木さんご夫婦は後者でした。

つづく





 

 
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