庭の言霊

庭のことだま

追い続けるのだ。

追われるよりも追う方が百倍楽しいのです。
そして追い越した時には、周到に悪だくみをして待ち伏せをするのだ。



蝶の撮影は待ち伏せが基本。
飛び回る様子を観察していると
次の行動が読めようになります。
オオスカシバやスズメバチと違って、
蝶の思考はとても素直。

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もしも願いが叶うなら、吐息を白い薔薇に変えて、
幼い日の親の離婚から始まった苦難を、
不条理を、
苦痛を、
不安を、
寂しさを、
受けとめ涙し発酵させ、
肥料に変換するという魔法により、
片っ端から幸運の薔薇を咲かせて
世界中の男を魅了する女神となった天才。
現在は父親の違う二人の子と幸せに暮らしながら 、
三人目の伴侶となりそうな男と、
民族的なセオリー通りに熱烈な恋に落ちているフランス人女性の
四人目の 伴侶となってみたいものだと。
この上なく心地よく、
この上なく途方も無い悪だくみが暴走している夜の庭。


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Bonsoir. そのためにはフランス語を学ばなければ。
なあに、女神と暮らすにはほんの数語で事足りる。
だいたいやね、言葉多くして恋消えるんやで。
と、突然の西言葉が口を突く苦悩の、
不条理よ、
苦痛よ、
不安よ、
寂しさよ。
若かりし頃に異国の天使と暮らした数ヶ月に、
互いにカタコトだった言語コミュニケーションがどれほど熱く、
たったひと言の意味がどれほど重く
宝石のように大切だったことか。
おやおや、ついこんなことを。
マツムシの夜風に酔った与太郎の、与太話と聞き流してくださいませ。
あれから幾星霜の夜を越え、
ぼくは言葉の威力と無力を知るに至りました。

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「想像してごらん」と
折々にぼくに告げてくれる聖レノン様、
希望という名のあなたを訪ねて、
次の北国行きが来たら飛び乗ってしまいたい。
などと思ったり思わなかったり、
いやいや本気でそう思う瞬間が
今夜は止まない遠雷の閃光のごとくに。


DSC08554

妄想とは四次元世界に輝くピュアゴールドなり。
それが三次元に出現しないという証明はあなたにも、
人類の誰にでもできないということに対して、
かのアインシュタイン博士は
「可能である・・・可能性はある」と言いました。


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ぼくはその可能性が
可能性を超えて事実であるということを、
幾多の苦難を経て、庭をきっかけにしてまぎれもない幸せを、
思ってもいなかった、思うことが怖かったほどの幸せを
実現している賢者たちと接しながら、
つまりはそういうものなんだよなあと。
神の創りしシステムは頑然としつつ、なかなか粋であるぞと。

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奇跡はそれを思い願った者に優先される。
個人レベルであれ、社会レベルであれ、地球レベルであれ、
その優先によって未来が形作られてゆくという点に
疑念の余地はないと確信しています。
なぜなら、かつて手塚治虫が妄想した事柄の半分ほどを、
ぼくらはすでに手に入れているわけでして、
つまり、やはり、絶対的にして、
イメージできたらできたも同然なのであるからにして。

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C'est bon, parce queje le suis.
Bonne nuit , ma Sophie.





今日は「金沢文庫店」にいます。

 




庭の言霊 275

初期設定は伸びやかに。

荒れた庭を何とかしようと、花を植え、レンガを並べ、雑草を抜き、それを10年以上も続けている人はたくさんいます。しかし奮闘努力の甲斐もなく庭は荒れたまま。
たぶん初期設定の不具合だと思うのですが。
腰が引けた状態での造像力だと時間とコストの無駄づかいに終わってしまうので、未来へのイマジネーションは制約抜きで伸びやかに行ってください。
創造は想像の範囲を超えません。 



石井邸
Plan

石井邸Plan


Before
石井邸Before


After
石井邸After

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ぼくは設計をするときに、いつも初期設定を高く設定します。
条件下での最高の庭を思い描いてその世界にお客様を招き入れることができれば、後にどう変更しようが、その庭が最高の人生へと導いてくれることを繰り返し目撃しているからです。

You may say I'm a dreamer
But I'm not the only one
I hope someday you'll join us
And the world will live as one





今日は「港南台店」にいます。

 



 

庭の言霊 274

庭的予感的中。

朝日の庭に出て「不吉な予感がする」なんてことはまずありません。
光る芝生と花を眺めながら「今日も絶好調!いいことが起こるに違いない」としか思えないものです。
夜は夜で、星を見上げながら「明日があるさ明日がある」と胸に希望が満ちてゆくばかり。
予感はいつも的中します。



アカシアの季節が始まりました。

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花言葉は「秘密の恋」だそうでして。

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secret love・・・・

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ああ、春。 

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明日はまたもや嵐の予感、
っていうか、予報が出ています。




今日は「港南台店」にいます。






庭の言霊 273

もっともっと。



ユキヤナギ
あと数日で次々と

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庭の花数が今の倍になったらと想像すると、未来がパーっと明るくなる気がします。
小遣いが倍になったらという想像よりもはるかに効力があります。
花は不思議です。





二度目の春の嵐から一転、今朝は澄み切った三日月。

今日は「レノンの庭」にいます。





 

庭の言霊 272

惚れっぽさが大事。
惚れ続けることはもっと大事。
惚れて惚れて惚れ抜いて。


好きなことを仕事にした数%の人、たまたま就いた仕事を好きになった数割の人たち、どちらもその後に「好きでい続ける」ことができるかどうかで明暗は分かれます。
好きを育ててゆくために必要なことは、夢中、専念、滅私奉公。
行動が動機を強める唯一の手段です。



庭の植物は常に、
手をかけてくれた人の期待に応えます。
とても正直で、とても律儀です。

田中邸

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5年後

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君がバラのために失った時間こそが、そのバラを君のかけがえのない存在にしているんだよ。
サン・テグジュペリ 





今日はAM8:00〜PM1:30まで「金沢文庫店」にいます。




 

庭の言霊 271

春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて、紫だちたる雲のほそくたなびきたる。



春が加速を始めました。
菜の花は今か今かと蝶の羽化を待っています。


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この頃は夜明けが早くなったので、庭に出た途端に気分上々。
2週間後にはユキヤナギが、その翌週にはモクレンが、その後数日でソメイヨシノが咲き出します。
そのスピードに置いて行かれないように、アクセル踏み気味で。





「枕草子(メモ書きの備忘録)」

春は夜明けの頃がすばらしい。山際がだんだんと白くなってきて、ほんのりと明るくなって、紫がかった雲が細くたなびいている様子はいいものですね。
夏は夜がすばらしい。月が出ていればなおさらのこと、月の無い闇夜でもたくさんの蛍が飛び交っていたり、また一つ二つの蛍がほのかに光って飛んでいくのもいいし、雨もまた。
秋は夕暮れが素晴らしい。夕陽が差してきて今にも山の境に沈もうとする頃、寝所へと向かう鳥が三つ四つ、二つ三つなど飛び急ぐのも味わいがあります。
冬は早朝がいい。雪が降った時は言うまでもありません。霜がとても白いのも、またそうでなくても、寒い時に火など急いで起こして、炭を持って廊下を通っていくのも。

今から千年前、高級官僚のお嬢様だった清 少納言は、とても優雅に、「庭のある暮らし」を楽しんでいました。





今日は「港南台店」にいます。
どうやらこの風、春一番になりそうですね。 

 


 

庭の言霊 270

循環、そろそろマジで。

「成長戦略」とか言ってる人を見ると、きっと庭のない暮らしをしているんだろうなあと思うのです。



春を察知した虫たちが活動を始めました。

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庭における成長とは、イコール循環のこと。

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奪い合う成長は、イコール破壊のこと。

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家庭も社会も循環を旨とすべし。

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循環とは Give & Given 、
与えるものにもたらされる関係性のスパイラル。
 







1964年、東京オリンピックのモットーは「より高く、より早く、より強く」でした。
どう考えても、もうそんな時代ではありません。
「より楽しく、より仲良く、より幸せに」とか「より自然に、より原始的に、より永続的に」とか、そういうのがいいんじゃないですかね。
あと10年もしたら「成長か循環か」と問う人もいなくなることでしょう。






今日は「港南台店」にいます。




 

庭の言霊 269

誘惑に乗れ。



家から店まで通常は20分。
春は花の呼ぶ声に寄り道ばかりで1時間。

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しきりと庭が誘ってくる朝があります。
何かを知らせようとしているのか、あるいは尻を叩くつもりなのか。
とにかく誘いには乗ることにしています。





今日は「港南台店」にいます。




 

庭の言霊 268

奴隷たちよ、本分を忘れることなかれ。

オスとは、40億年前の単細胞生物が多細胞化した頃に、メスたちが危機に備えて創り出した恋の奴隷なのです(メスが性の原型であり、オスはその派生型と言われています)。
おりしも今日はセント・バレンタインデー。
ふふ、メスの皆さん、奴隷狩りに出かけましょう。



四季の森公園のマンサクが咲き出しました。

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マンサク(万作)という名は、
他の花に先駆けて「先ず咲く」 から来ているそうです。

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まだ風が冷たい枯れ野の風景に
先頭を切って花開くって、
いいですよね。

 
DSC02268 (1)

この花の奇妙な形も、
昆虫たちにはたまらなく魅惑的なのでしょう。

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すでに捕獲を完了している人は、くれぐれも適切な飼育を行ってください。
彼らをいかに調教し元気に育ててゆくかがメスの腕の見せ所であり、今後の運命に関わる重要事項ですから。

オスのぼくとしては、捕まった奴隷たちに幸あれと、幸福に本分を全うできますようにと祈るばかりです。





今日は「レノンの庭」にいます。
余談ですが、ぼくは無類の甘党です。




 

庭の言霊 267

美しい庭は人を美しくしてゆく。
美しい人の庭は美しくなってゆく。


いつも自宅の庭を眺めながら「庭に見られている」という感覚がります。
庭は自分の存在がぼく次第であると知っているから、日々成長しながらぼくを応援しているのです。
これが庭と人との相関関係。



ひとつ咲くと次々と。
満開のウメは共鳴しながら
美を競っているような。

DSC03687

DSC02228 (1)

次はミツマタ。

DSC02291

一昨日、四季の森公園では
最初のひとつが開き始めました。

DSC02315
 




庭に失望を感じている人の話をうかがうと、前提には必ず「期待」がありました。
その前提に「庭も自分に期待している」ということがあれば、きっとそうならなかったに違いないのですが。
自然界とはそういうもので、受け身の者には共鳴はもたらされないのです。
幸せに貪欲なら Give & Give → Give & Given 。
庭とあなたが響き合って、美のスパイラルに入っていきますように。





今日は「港南台店」にいます。





 

庭の言霊 266

非効率が生み出す効率がある。

会社でぼーっとしていたら仕事が進みませんが、庭でぼーっとしておくと仕事の効率が上がります。
ゼンマイを巻いておくようなものです。



無意識(潜在記憶)のジャングルは
意識(思考)の森の一万倍もあるそうな。

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庭禅によって分け入る世界は果てしない。



書店ではマインドフルネス( 瞑想で自分を見つめる心のエクササイズ )流行り。
でもわざわざ買って読む必要はないですよ。何冊かパラパラと読んでみたら、「朝晩庭で過ごせば心身が整う」ということを、いろんな書き方しているだけでした。

庭禅というのは、庭に出続けるうちに自然と身についた儀式です。
朝は軽いストレッチと筋トレ
の後に、ゆっくりと限界まで息を吸い込んでから、またゆっくりと限界まで吐き出す。夜は椅子に腰掛けたら全身を脱力して(燃え尽きたジョーのイメージで)数十秒そのままでいる、ただそれだけ。
この数分の習慣によって設計時の集中力が得られています。





今日は「港南台店」にいます。





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