横浜ガーデンデザイン！幸せな庭のレシピ : 庭の言霊

庭の言霊

2017年02月06日05:51

カテゴリ: 庭の言霊

庭の言霊

その瞬発力を活かすのだ。

素敵な庭が欲しいと、誰でもそう思うものです。
しかしとても残念なことに、99％の人が、瞬時に、それが手に入らない理由を並べ始めるのです。
その瞬発力を反発ではなく同調に、反論ではなく同意に使えば、庭どこじゃなくて何もかもが思い通りに実現するんですけどねえ。
例えば、ニースの庭でソフィー・マルソーと暮らすことだって。

Flying dog, Coco.

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2017年02月05日05:41

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庭の言霊

ピテカントロプスになる日も近づいたんだよ。

「猿が進化して人間になったのだ」というダーウィンの説は、最初は世界中の学者や宗教家から嘲笑と共に否定されました。
「庭は幸せな暮らしに欠かせない生活空間なのだ」という説も、いつか当たり前のことと認識される可能性はあります。

和泉邸 Plan

Before

After

チャールズ・ダーウィン（1809年〜1882年）の主張を支持した少数の人たちは、猿から人間へと移り変わる途中の化石を見つけ出すことで、その説の正しさを証明しようとしました。まだ見ぬ猿人間をピテカントロプス・エレクトスと銘打って発掘を続け、1891年（進化論発表から30年後）、ついにジャワ島で、直立歩行をした猿（原人）の化石発見に至るのです。
ぼくの説も没後に証明されるのかもしれません。
時期がいつであるにしろ、庭で過ごすことの価値が、話題にものぼらないほど普通のこととなる日はやってきます。

2017年02月04日05:37

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庭の言霊

プリンシパルはプリンシプル。

主役に必要なものは原理・原則・主義・主張。
それが独自のものとなるまで高まっていて、周囲を魅了し、そこに意識の流れが生じるだけの美しさを伴っていなければならないのです。
困難に感じる必要はありません。自然を見ればほとんどの生物が、見事に主役を張っています。

幕が跳ね上がりました。

私は流れに乗るよりも、いつも流れを起こす側にいたいのだ。

デヴィッド・ボウイ

2017年02月02日05:55

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庭の言霊

１０００人のパーにも１人のチョキが勝つ。

Love ＆チョキ

もしも多数決でやってたとしたら、この仕事は成立していません。
自分を信じて、時にはかの国の宰相のごとくに強引マイウェイ。
ただし、グーで勝ってはいけません。

余談ですが、たぶん皆さんすっかり忘れていると思うんですけど、アドルフも正当な選挙で選ばれたドイツ国民の希望の星だったわけです。

つばめよ、高い空から教えてよ地上の星を。
つばめよ、地上の星は今どこにあるのだろう。

えっ、ぼく？
やっぱりね。

2017年02月01日05:59

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庭の言霊

帆をあげて、その北風をつかまえよ。

ヨットはセイルコントロールで、東西南北自由自在に進むことができます。

日出ずる国から出航した三蔵法師一行は絹の道をニンニキ西へと向かった。
開拓者たちは金脈を求めて南へ南へと幌馬車を走らせた。
かつて若者たちは東の京に憧れ故郷を旅立った。
朱里エイコはスーツケースをひとつ下げて北国行きに乗った。

今日から２月、あなたの視線はどの方角に向いているのでしょう。

庭の花たちは揃って東向きに咲きます。

ぼくの都合など関係なく、

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朝日の方向を見つめて咲いています。

そのまま逆光で振り向いてくれると

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美しく撮れるのだが。

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まあそういうB型的なところが

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・・・・。

「風をつかまえる」と言えばこの曲。

心が寒々とした時には　きみのぬくもりが恋しくなる
いつだってきみを感じて　手をつないで砂浜を駆けるみたいな
なんてね　そよ風を両手でつかまえるような話だけど

夕暮れ時には　きみの笑顔の中に隠れていたい
いつも見つめ合って　ずっときみが好きで　幸せで
なんてね　そよ風を両手でつかまえるような話だけど

涙みたいな雨が降る日は　となりで励ましてほしい
ぼくに降る憂鬱を払いのけてほしいんだ
きみの心の片隅でいいから　ぼくの居場所を
なんてね　そよ風を両手でつかまえるような話だけど

ぼくはこのなんとも煮え切らない、春霞のようにぼんやりとした弱々男のラブソングが好きです。
じつを申せば「黙って俺についてこい」みたいなタイプに憧れはするものの、同性としては少々無理があるような、どこか嘘っぽい気がしてしまって。
ドノヴァン（イギリスのボブ・ディラン）も、拓郎（和製ボブ・ディラン）も、正直だった悲しさを抱えているところがいいんだなあ。

ちなみに、拓郎が音楽の師と仰いだ加藤和彦（ザ・フォーク・クルセダーズ、サディスティック・ミカ・バンド）はトノバンという愛称で呼ばれていたことがあり、それはライブでよくドノヴァンの曲をカバーしていたからだそうです。
きっと「 Cathi The Wind 」もレパートリーだったことでしょう。

マッチョとは対極にある男らしさ。
男性の９割方を占めると思われる優男（やさおとこ）の皆様、非力だからこその繊細なセイルコントロールで、家族の笑顔を糧にして、約束の地へと。
なんてね、そよ風を両手でつかまえるような話だけど。

2017年01月31日06:06

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庭の言霊

お前はなんと楽しい仕事をしておるのだ。
励まなければバチが当たるぞ。

まったくもってその通りでございます。
この幸せを燃料にして、今日も庭を思い描きます。

昨日は夢を見ているように暖かかったですね。
「レノンの庭」のビオラがずっと笑っていました。

春近し。

ぼくの仕事は夢を見ることなんだ。
困るのはイマジネーションが尽きないこと。
目が覚めても続いているから
朝食を食べ損なうことがある。
スティーブン・スピルバーグ

2017年01月30日06:08

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庭の言霊　

オープン＆フォーカス。

冬枯れの野に濃い西陽射す

構図を決めたら絞りを最大に開いて、一点に集中する。
すると背景がボケて対象物が浮き上がってくる。
静かに興奮する瞬間です。

2017年01月29日06:01

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庭の言霊

闘争か、逃走か。

ぼくたち人間は、進化の過程で直感と瞬発力を鈍化させてしまったので、逃走がとても苦手です。
おまけに逃げることを良しとせず「卑怯者」呼ばわりするような教育まで授けられてしまいました。
お父さん、お母さん、大人の皆さん、先々子どもたちが窮地に追い詰められないために、「逃げるが勝ち」という考え方も教えておきましょうね。

逃げろ！

嫌な場所や関わりたくない相手、
悩んでも仕方のない悩み、

狂気、暴力、堕落、同意できない常識や権力からは、

三十六計逃げるに如かず。

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逃げそこなったら命取り。

2017年01月28日05:53

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庭の言霊

万有引力がそうであるように、発見とは往々にして、見慣れた既存への認識が一変することなのです。

何気なくしゃがんでみたら、いつも視野に入ってはいるものの意識していなかった雑草が、低い角度の朝日を受けてネオンのように光っていました。
すかざすレンズを向けてフォーカス。
こういう発見が、撮影散歩のお楽しみなのです。

あらゆる物事の裏側には別の意味や姿が用意されていて、あなたがそれをひっくり返すのを待っているのかもしれません。
何の分野であれ、どんな課題であれ、そんなふうに考えてみる価値はありそうです。

見慣れた既存・・・・すっかり空気のようになっている女房の姿に、勇気を振り絞ってフォーカスしてみようかと、思ったり、思わなかったり冬の朝。

2017年01月27日06:03

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庭の言霊

惚れっぽさを焚きつけよ。
冷めないうちに加熱せよ。
飽きる間も無く発見せよ。
宿命を受け入れるとは諦めではなく、庭の花に毎朝惚れ直すことなのです。

毎年咲く同じ花に
見飽きるということがありません。

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再会をよろこび

成長を讃えあい、

また会う日まで
会える時まで、

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元気でいることを誓い合う。

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花とぼくは

相思相愛なのです。

仕事も結婚も恋愛とは違います。
恋愛は放っておいても勢いよく燃え上がりますが、仕事と結婚は薪をくべ続ける必要があります。
長続きしない主な理由はいつも同じ、燃え尽きてしまうこと。

2017年01月25日05:33

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庭の言霊

Almost heaven, winter in Yokohama.

この時期は毎朝「雪がないだけで天国だ」と思います。
故郷での除雪の苦労を思えば今日も遊びに出かけるようなものだと。
雪国育ち故のありがたい余裕です。

冬には冬のお楽しみ。

餌を探しているわけでもなく、
楽しそうに
いつまでも遊んでいました。

魚沼地方では、暗いうちに起き出して玄関から道路までの除雪をすることからいち日が始まります（しんしんと降った朝は積雪５０センチ）。
それが済んだら駐車場へ行き、車の屋根と周辺を片付け、エンジンをかけてから朝食。雨具と着替えと弁当を持って出勤して、こんどは会社の駐車場の雪をどけて車を入れます。ぼくの仕事は土木の施工管理だったので、現場へ行き、また広大な面積を除雪作業（雪をどけないことには仕事が始まりません）。さらに数日に一度、会社と自宅の屋根の雪下ろし。
かくして一週間も冬型が続くと、町中の人が疲労困憊の青白い顔になります。
それでも時間が空けばスキー場へ行ってナイター滑降。休日にはホンダシビックにボードとセイルを積んで日本海まで走り、吹雪のウィンドサーフィンに興じていたんですから、今思うとどれだけパワフルだったのかと。
そんな下地があるからか、冷たい空気に飛び出して行くと気分が高揚するのです。