ダイジェスト版

この庭は、ありえへん世界/高橋邸( ダイジェスト版・2 )

この仕事をしていて一番の楽しみは「出会い」です。
出会いから共鳴が起こって生まれる庭は、
出会うことがなかったら生まれなかった庭。
出会いから生まれた庭はいつも、ぼくにとってもお客様にとっても夢の世界です。

では高橋さんご夫婦とぼくとの出会いで生まれた夢の庭をご覧ください。



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After 3
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Before 4
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After 4
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Before 5
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After 5
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ありえへん世界でしょ。
設計の経緯を思うと、本当に奇跡的とも思えてきます。



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もちろん高橋さんご夫婦は大よろこびしてくださいました。



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ぼくも同じくで、もううれしくてうれしくて。



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なんと言っても「もしもここがぼくの家なら」という思考だけではたどり着けなかった庭、ぼくとご夫婦のワクワクが共鳴を起こしてできあがった庭ですから。



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おふたりのトキメキが目の前にある現状を消し去るところまで高まった結果、新たに出現した世界です。



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出会いっておもしろい。
出会いから始まる予想もしていなかった世界、思いもよらない展開が人生を導いてくれる。




シマトネリコ
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出会い頭に響き合うってありますよね。
その響きは心地よく、未知の世界と感動の予感がします。



レモン
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この庭はまさにそれです。出会い頭の予感がカタチになった庭。
いいでしょ、こういう庭があったら。



オリーブ
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これで、カーテンは開けっ放しで暮らせます。



ブルーエンジェル
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部屋にいるのと同じ感覚で庭で過ごすことができます。



ブルーへブン
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庭で朝食をしてから仕事に向かえます。もちろん夕食も庭で。



ジューンベリー
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木々や草花を愛で、季節を感じながら暮らせます。



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野菜やハーブを育てながらの心おだやかな時間が得られます。



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人が集まる家になります。



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毎日庭に出て地球の動きと歩調を合わせることで、運気はどこまでも上昇していきます。



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このように、庭の役割って大きい。

庭はあなたが思っている以上のポテンシャルを持った場所です。
庭の力を引き出せば、あなたは庭に守られ、教えられ、導かれ、自然に倣った豊かな暮らしが実現します。


それに気付いた人だけが、その大きな恩恵にあずかれるんですよねえ。気付かない人には何のことやら見当もつかない異次元のお話のまま。
庭からの恩恵を受けた人は全員こう思うはず、「庭ってつくづく、有り難い場所なんだよなあ」と。



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「有り難い」って「ありえへん」ってことですから、この有り難い庭は「ありえへん世界」です。



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ありえへん世界は、出会いと、共鳴と、トキメキによって出現します。



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出会いと共鳴とトキメキ・・・そうと分かればこの3つを大事にしながら進めばいい、でしょ。
どんどん出会って、共鳴して、トキメキを増幅させながら暮らしましょう。



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この庭の出現は、そのことの大事さを教えてくれました。



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幸せです。本当に幸せな仕事です。
こういう庭を、ぼくはあといくつ生み出せるだろうか。あんまり幸せだと、それが永遠に続いてほしいという気持ちになってきます。

そんな気持にさせてくれた高橋さんご夫婦との出会いに、心から感謝しています。



高橋さんちの本編はこちら→高橋邸(2011年11月14日~12月2日)
 

 


 

もしもぼくの家なら・・・/高橋邸( ダイジェスト版・1 )

これがビフォーです。



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南向きの家なので庭スペースは道路に面しています。
リビングの前が駐車場になっていて、玄関側がアプローチ兼庭スペースです。



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よくあるこの構成って、悩んじゃうんですよねえ。
問題はリビングの前が駐車場だということです。このままではカーテンを開けられません。仮に駐車場が玄関側なら、悩むことなくリビングの目隠しをしつつ、部屋からつながった「過ごす庭」を仕立てることができるんですけどね。

玄関側も問題ありでした。



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四方から丸見えのやたらに広い玄関アプローチです。
ここにどんな庭を思い描けばいいのか、雑木林か、畑か、花咲き乱れるアプローチガーデンか。
ぼくとしては、庭は必ずその庭があることで暮らしが楽しく豊かに展開していくものでなければならないと思っているので、「何となく庭っぽい感じ」でスペースを埋めるような提案はしたくありません。・・・悩んでしまいます。

「悩む」というと「困っている」と思われるかもしれませんけど、違います。
設計をする時の「悩む」は「考える」であり「燃える」なのです。
だから悩むときには徹底的に、真剣に悩むことにしていて、そのためのひとつの手法が「もしもここが自分の家だったら」という考え方です。
自分の家、自分の庭だと思えば妥協もしないし、現状を踏まえたベストな状態を組み立てることができますからね。

ご夫婦にそんなことを話して、その手法を了承していただきました。

ご要望を一切お聞きせずに「もしも自分の家だったら」で設計したプランがこれです。



Plan A
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リビングと駐車場の間に目隠しをかねたコンパクトなウッドデッキを設置して、そこからつながる玄関前に壁と木々に囲まれたバーベキューテラスをつくりました。

道路側から観るとこうなります。



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「もしも自分の家だったら」というセルフマインドコントロールの効果は絶大です。
描いているうちにもうひとつのプランが浮かびました。
これです。



Plan B
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デッキは同じくで、玄関側は植物いっぱいのアプローチガーデンです。



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どちらも既存の駐車場はそのままでのプランです。

この一般的な感覚で捉えるなら豪華絢爛(内心、ちょっと描き過ぎかなと思いつつも、必要な要素を組み立てていったらこうなりました)の2プランをご覧いただいたとき、一瞬キョトンとしたご夫婦の顔が、見る見る希望に満ちていくことを感じました。瞳が輝くってあるでしょ。ぼくはそれを目撃しました。 

設計内容の説明を終え、「これを叩き台にしてじっくりとイメージしてみてください」とお伝えして帰宅。

後日信じられない展開が待っていました。
奥様から「今ある駐車場を無くして、さら地状態から考えたらどんなプランになりますか?」と連絡が入りました。

ぼくはその言葉に感動しました。感動って突然やってくるんですよね。
ご覧いただいた2プランでご夫婦の庭へのイマジネーションが爆発的に広がって、その結果「現状を活かして」というぼくの思考を上回ったのでした。
ご要望もお聞きせず、「もしもここが自分の家なら」というわがままな思考で、思う存分描いたプランをどう受け取っていただけるか心配だったのです。いくら素敵なプランでも(悪いクセで)行き過ぎて、お客様の腰が引けてしまったらその庭は実現しませんからね。
でも腰が引けるどころか、もっと前進したくて腰が浮く状態になったわけです。

そうとなればもう何も悩むことはありません。思う存分描きました。
ふたたび、今度はさら地状態から「もしもここが」で設計したプランがこれです。



Plan C
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リビング前に「過ごす庭」、その目隠し壁の向こうがガーデニングスペースです。
駐車場は玄関側に移動して、駐車場兼アプローチガーデンに仕立てました。



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これをご覧いただいたときにはおふたりは、もうキョトンとすることなく、最初からワックワクでした。

感想とご要望をお訊きして、細部を変更し、最終プランができあがりました。



Plan D
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新居を購入し、住んでみて、漠然と「何かが違う。こうじゃないんだよなあ」と思ってぼくに声をかけてくださったご夫婦は、ぼくのわがままいっぱいのプランで庭に希望を見出しました。
そのトキメキの量がぼくのイマジネーションを上回って、ぼくはそれに感動して生まれた庭です。
 


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ぼくはあらためて思いました。

イメージすることってすごい。ワクワクするってすばらしい。
ワクワクとイメージする力は、理屈を上回る世界を実現させます。


もう一度ビフォーをご覧ください。



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この場所がワクワクすることでどう変化したのか、明日ご覧いただきます。




 


姫路から帰ってきて、やる気満々で仕事を再開しました。
なんだか楽しい、たまらなく楽しいです。
今日は「レノンの庭」の雑草抜きから仕事をスタートします。
このウキウキ感、い~い感じです。









 

ノラ猫に後押しされた庭/川村邸( ダイジェスト版 )

川村さんから設計の依頼をいただいてハッと思ったのは、住所に見覚えがあるということ。以前やらせていただいてこのブログでもおなじみのウッドデッキの庭、「幸せの小舟」、門馬さんちのお隣りさんでした。



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俄然張り切りました。
時々あるんですねこういうこと。すてきな庭の幸福感が、その庭に留まらずに溢れ出して、お隣さんやご近所に広がっていくということ。
門馬さんちに負けない幸福感を川村さんちのお庭にも生み出して、しっかりと定着させる、幸福の連鎖を実現していくことに使命感を持ちました。



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その連鎖がやがてその町内を、地域を幸福感で包み込んでいって、さらに広がって、どんどん広がって、日本を「幸せな庭」でいっぱいにする。そしてさらに世界へと・・・。
いいぞいいぞ!こういう妄想が湧き出てくるとき、ぼくは絶好調なのです。何せガーデンデザイナーは世を忍ぶ仮の姿で、ほんとは地球防衛軍に所属しているのですから(笑)。



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新築から3年間、庭はほぼ手つかずのままでした。
ところがある出来事があって「庭を何とかしなければ」と思い立ったといいます。



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After
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庭の相談をお受けしていて、けっこう多いのが「猫が来て困る」というものです。
ただトコトコと遊びにくるだけならかわいいのですが、いろいろと・・・。匂いが強烈ですからねえ、猫のは。



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After
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で、どうしたら猫をシャットアウトできるかといいますと、これまでいろんな方法を試しましたが、結論としては「シャットアウトは不可能なので、どうせならかわいがる」というところに行き着きました。



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After
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トゲトゲマットは避けて入ってくるし、塀を立てると屋根から来ます。いやがる匂いの粉末は効果なく、猫だけに聞こえる超音波を発する装置もその効果は一時的でした。おまけにデリケートは人は頭が痛くなるということも判明。水鉄砲はけっこう効きましたが、一日中見張っているわけにもいかずこれもだめ。こうなったらかわいがって、手なづけてから「いいか、ここに来てはいけないよ」とこんこんと言って聞かせるしかないという結論に達したわけです。
かわいいんですけどねえ・・・でもあの匂いがねえ・・・。



宅地は丘の中腹にあって、道路からは数メートル上がっています。
いいんですよねえこういう立地。
広い空を取り込んだ、開放感あふれる庭をつくれます。
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川村さんちの庭も、近所のノラの散歩コースになっていました。
奥様はそれをあまり気にもせず過ごしていたのですが、ある日庭のポーチにお土産を発見。最初は石ころかなにかかと思ってよーく見たら、その石ころにヒゲが生えている。なんとなんと、ネズミの頭だったそうです。ギャー!です。
通行税を置いていくとは律儀なやつです。猫的には日頃の感謝を込めたお土産だったのでしょう。



ゆったりとした階段で庭に出やすくしました。
部屋と庭をスムーズにつなぐことで、庭は暮らしの場所になります。

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家を新築して、手つかずの庭を何とかしなければという気持はあったものの、引っ越しの片付けや子育ての忙しさでついつい先延ばしになったまま、とうとう3年が経過。
この「お土産事件」で、ご夫婦は庭をちゃんとしようという決心がついたそうです。衝撃で我に返ったみたいな感じでしょうか。

それでぼくのところに設計依頼となったのでした。つまりこの庭は「猫に後押しされてできた庭」というわけです。



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家を建てようと住宅展示場巡りをしている時点では、だれでも庭への憧れやイマジネーションは旺盛です。緑の芝生、ウッドデッキ、バーベキューパーティー、ガーデニングと、花に囲まれた幸せなシーンを思い描くものです。
ところが住宅メーカーとの現実的な打ち合わせが続くうちに、いつしか庭のことは後回しになり、徐々に庭への夢はしぼみます。引っ越し後の片付けや暮らしのあれこれが整う頃には、ついには庭は思考から消え去って、あってもなくていい場所になってしまうのです。多いんです、このパターン。



男の子にとって砂場はただの遊び場ではなく、
イマジネーションが無限に広がる宇宙空間です。

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ぼくはノラちゃんに刺激してもらってラッキーだったと思います。事件が起こらなければ、きっと5年後も、10年経っても、庭はほぼそのままだったのではないかと。
せっかく庭付き一戸建ての暮らしを手に入れたのに、庭が手つかずのままで存在感を失ってしまうというのでは悲しすぎますからね。



人は見晴らしの良さで開放感を味わい、
物陰に隠れたり狭い場所にこもることで落ち着きます。
それをバランスよく両立させるとによって、
居心地のいい場所になります。

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庭は手つかずのままでしたが、新築を決意したときに持っていた庭へのトキメキは、ご夫婦の中でくすぶりながら、3年経っても消えていませんでした。打合せをしながらそう感じました。

何年も何年もくすぶり続ける思いは、ある日突然、現実化に向かって動き出します。

夢を、柔らかく、消さないで持ち続けていれば、それは何かの弾みで実現するものなのです。

今回の場合、弾みをつけてくれたのはノラ。



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ジューンベリー
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エレガンテシマ
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キンモクセイ
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ご覧の通り、設計通りの楽しい場所になりました。

庭はイマジネーションの賜物です。庭はいつも、あなたがイメージした姿で出現します。

イメージすること。幸せなシーンをイメージすること。口角を上げて、目尻を下げて、イメージすること。あなたが実現したい幸せな庭をイメージすること。
最初はさほど具体的である必要はありません。ただワクワクとイメージするだけでいい。
力まずに、柔らかく、「そうなったら、楽しいだろうなあ」と、日に5分でも、一瞬でもいいので、それを毎日思い続けることが大事です。



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思い続ける・・・妄想癖、そんな癖がついたらもうその庭は確実に実現へと向かいます。

庭に限らず、柔らかく思い続けることで、たいがいのことは実現します。

このすばらしい魔法を使わない手はありません。



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川村さんご夫婦は、まさにこのタイプでした。おふたりとも力みがない。笑顔で、やさしく柔らかいイマジネーションを消さずに、それがゆっくりゆっくりと花ひらいていくような暮らしを送っています。とてもいい感じです。



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新築して3年間「庭を何とかしなければ」と思いつつそのままになっていて、外を眺めてはため息。そんなある日、ノラ猫からのサプライズプレゼントに刺激され、奮起して着手し、できあがった庭でした。



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後日ぼくは思いました。あの猫は、川村さんご一家に幸せをもたらすために遣わされた、天からの使者だったに違いありません。


川村さんちの本編はこちら→川村邸(2011年2月24日~4月3日)






いよいよ今日から夏休みですね。
すべての子どもにとって夏休みは特別な時間。大人は暑さに負けずに働きつつ、子供たちに、思いっきり楽しい夏をプレゼントしましょう。





 

庭で家族が立ち上がる/飯高邸( ダイジェスト版 )

新築の外構&前庭です。



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設計する敷地はクルマ3台を縦入れできる広さですから、ごくごく一般的に考えれば玄関前のクルマ1台分のスペースを駐車場兼玄関アプローチに使って他は庭にする、となります。しかしご要望は、クルマ2台を置けるようにしたいというものでした。
ぼくは瞬時に「できなくはないけど制約も出るなあ」と思い、一点お訊きしました。「クルマを2台停めたときに、1台は出られなくなってもいいでしょうか?」。



Plan A
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プラン図のように、道路沿いに横入れしたクルマを縦入れのクルマが閉じ込めるカタチにすれば、正方形に近い庭スペースが確保できます。
もし常に2台とも出し入れしたいとなると2台を縦入れに並べるので、残った庭は2メートル50センチ×6メートルという長方形になります。
その余ったスペースを畑として使うなら問題ありませんが、ぼくが提案したい「過ごす庭」を設計するときにはかなり無理のある変則的な仕立てになるのです。



Plan B
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駐車の利便性よりも「庭で過ごすことの楽しさ」を優先したいぼくとしては「1台は出られなくてもいいですよ」という返事を待っていました。



Plan C
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期待通りの返事でした。いやあホッとしました。
というわけで、クルマ2台を縦と横に入れて、1台は閉じ込めて、目隠し塀で囲った庭スペースは「外の部屋」という、これまでいつも好評うを頂いているパターンでの提案となりました。 
 


Plan C を右側から3分割します。
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「クルマ2台分の駐車スペース」と「過ごす庭」という組み合わせで描いたプランを、とても気に入っていただけました。
ところが・・・。

3月11日、地震が起きました。翌日からテレビで伝えられる津波の映像、広がり続ける被害、そして原発事故。ぼくは呆然として、ただただ涙が流れる日々が続きました。
飯高さんのご主人から連絡が入り「こんな状況なので、ちょっと庭のことは時間を置こうと思うんですが」と。

・・・ぼくもそう思いました。
今考えるべきこと、判断しなければならないことが押し寄せてきて、それまでの平静な日常とは違う日々になっていました 。知り合いの安否確認、ガソリンの確保、計画停電、被災地への支援、放射能のことなど。不安はさらに広がって、これから日本はどうなってしまうのか、仕事は、食料は、家族は。

数ヶ月が経過して世の中がいくらか落ち着いてきた頃に
「庭の打合せを再開したいんですけど」という連絡をいただきました。
うれしかったです。庭に意識が行くということは、震災のショックから立ち上がったということですからね。

直接の被災者でなくても、日本中の人が、みんな大きくダメージを受けました。
ぼくの心も揺れ続けていました。
そんな時に頂いた連絡で、救われた気持ちになりました。
「飯高さんご一家はたくましい」そう感じられたことは、同時に「うちのお客樣方は大丈夫、いち早く元気を取り戻してくれる」と感じ、庭がその役に立てるんだということを確信しました。
その日から設計作業に、火がついたように熱が入りました。

 
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縦入れのクルマが横入れのクルマの進路を塞ぐ配置、一見不便なようですが、常時2台のクルマが出入りするわけではなく、たまの来客時にだけの2台駐車なので大丈夫。お客様が来られる前に自分の車を横入れして、お客様にはバックで縦に入っていただけばいいのです。
この配置によって壁の内部の「過ごす庭」のスペースが確保できました。
少々の不便さを受け入れていただいたことで、飯高さんご一家は「庭で過ごす暮らし」を手に入れたのです。




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After 4
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After 5
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道路に面した庭スペースを「過ごす場所」にすることをあきらめてはいけません。



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このうように目隠しをすることで、ちゃんとそこは「外の部屋」になります。

 

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シエスタベンチのサイドテーブルはバーベキュー炉です。



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反対側には木を植え、



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お隣さんの窓の前には風通しよく、かつ目隠し効果のある木製パネルを設置。



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水やりと洗車に便利なように、壁に2口の蛇口を取り付けました。



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道路からでは想像もできない別世界が完成しました。 



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この庭は、夜になるとさらなる別世界へと変身します。



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またひとつ、素敵な庭が生まれました。地震で中断した庭への思いは消えませんでした

幸せを築くには強さが必要。
あきらめない強さ。ゆっくりとでも、ちゃんと立ち上がる強さ。


飯高さんご一家と出会えたことに感謝です。
ぼくは飯高さんちの前を通るたびに、あの日のこと、あの日からのことを思い出しています。 
それを書き留めておこうと思います。
 
地震が起こった直後、翌日の3月12日に驚くことが起こりました。
ただただ呆然としているぼくのところに、何組かの方が庭の相談、設計依頼に来られました。
テレビではすべてのチャンネルが津波と原発のことを流し続けていて、ガソリンスタンドには行列ができ、コンビニから食料が消えていたあのときに。
・・・お客様は日を追うごとに増え続けました。

日本中の人の気持が痛めつけられて、ちょっと触ると涙が流れるような辛いときに、庭に意識が行く人たちのことをあなたはどう捉えるでしょうか。

ぼくはその人たちに感動しました。
庭のことを考える時、人は笑顔になります。ご来店される人たちもみんな笑顔でした。
その笑顔の中に、ぼくはとてつもない強さ、心の底からの真剣さを感じ取りました。

その人たちはあの災害と対峙したときに、瞬時に「家族」を思ったのです。そしてすぐさま「暮らし」の防衛へと動きました。
防衛するのは食料や燃料ではなく「家族の幸せ」だったのです。
地震翌日に来られたご家族はおじいちゃんの在宅介護中でした。
若いお母さんには、はしゃぎまわるお子さんがいました。
福島の実家が心配で、早く両親を横浜に連れてきたいと話すご夫婦も来られました。
みんな、一時も早く、庭を「幸せな場所」として確保しておきたかったのです。

庭って・・・家族って・・・。 

震災をきっかけにして、庭を単に植物を植える場所、眺める場所と捉える時代が終わり、庭に「家族の幸せ」という新たな価値を求めるようになるとすれば、それは日本人の進化です。・・・そうなってほしい。

日本中の庭から笑い声が聞こえてくる日が、いつかきっと。

ぼくは津波によって奪われたたくさんの命に、流されたたくさんの涙に、そんな明日を約束しました。
 
人間は忘れやすい生き物です。それは生存のために備わった能力です。でも忘れたくないですね、あの時のこと。
あなたは誰のことを案じたでしょうか。あの日気付いた自分の掛け替えのない宝物を、大事に大事に抱えながら生きていきましょう。

 
飯高さんちの本編はこちら→飯高邸(2011年9月27日~10月23日)



運気が上がる庭/赤澤邸( ダイジェスト版 )

スタッフ全員、月に一度身体のメンテナンスをお願いしている整体の先生、赤澤さんのお宅です。
まずはビフォーから。



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現状はごらんの通りでやや荒れ気味、というか庭を扱いかねているような感じです。でもまあこういう庭と外構はよく見かけますので、普通と言えば普通です。

次に、完成した庭でティータイムを楽しむ赤澤先生の写真をご覧ください。




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とっても笑顔がすてきな(いっつも笑ってます)美人先生です。

ガーデンリフォームの設計依頼をいただいて、ぼくはこの自宅兼治療院にうかがいました。

「はーい、どうぞー!」という明るくカラッとした元気な 声とともに現れたのが、この笑顔。

ぼくは即座に「この人に似合う庭を提案したい」と思いました。


リビングで打合せ開始。と言っても、いつものことで庭の話はすぐに終わって、あとは整体の話題で盛り上がりました。

赤澤先生言葉です。

骨格が整うと身体が整う 

身体が整うと心が整う
心が整うと運気が上がる 


ぼくは呼応してこう言いました。

 

庭が整うと暮らしが整う
暮らしが整うと心が整う
心が整うと運気が上がる 


意気投合!

その整体技術はすごいらしく著名人からの依頼も多くて、よく東京に出向いて施術しているようです。それにとどまらず北海道まで行って、なんとなんと競走馬の整体までやってしまう人なのでした。




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異色の女性整体師。


後日出来上がった設計がこれ。庭だけではなく、家の外周全体のリニューアルプランです。



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このプランを携えて再び訪問。

ピンポーン!はーい、どうぞー!と、またもや明るくカラッとした声とすてきな笑顔 。
さっそくプレゼンテーションを開始しました。

けっこういろんな仕掛けや思いが込もったプランだったので、意気込んでいました。

で、スタートダッシュで一気に設計意図や構成などの概略を話し、続いて細部の解説と植物のことに移ろうとしたときでした。

「すっごーい!すってきー!うん、この通りにつくって頂戴」と。

(いや、まだ説明が途中なんですけど・・・) 
 

「さすがね。庭はこれでいいからさ、ちょっと横になってみて。あなた、曲がってるから治してあげる」。

ヘッ、曲がってる!?

促されるままに治療台にうつ伏せになりました。 
 




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Before
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After
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Before
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After
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Before
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After
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背中をあちこち押してから今度は仰向けになって、胸とお腹を押したあとに足を曲げたり伸ばしたりひねったり。

そこからが変わっていて、綿棒の束で全身のツボを押すのです。胸、腹、足裏、手の指先、唇や目の周囲まで。




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After
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Before
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After
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「はい終わり!ちょっと立ってみて」。

そのときの感覚は、今でも忘れられません。

地球の重力と一直線で立っていることがわかりました。おまけに身体が軽くなって、床から5センチくらい浮いているような感じがしました。
全身がスッキリして、呼吸が深くなって、視界が広くなって、頭はモヤが晴れたようになっていました。



Before
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After
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Before
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After
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Before
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After
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ぼくは垂直に5センチ浮いたままで帰宅し、妻にそのことを話しました。

次の打合せに妻は同行して赤澤さんに施術してもらい、やはりぼくの時と同じく垂直に5センチ浮いて帰宅しました。 



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「曲がってるから治してあげる」と言われたときには、自分が曲がっていることなどまったく気がついていなかった、というかそんなこと考えたこともなかったのです。

でも曲がりを修正してもらったら、その楽なことといったらもう。




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庭が完成してから赤澤さんは言いました。

「あんときね、庭のプランはすごく気に入ったんだけどね、あなたの状態がかなりひどかったんで、この人に頼んで大丈夫かなって心配になったのよ。だから治療しちゃったってわけ」。




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確かに、今思うとそうだったのです。

当時は全く自分の不調など自覚していなかったし、それどころか絶好調だって思っていましたから。でも違ったんですよねえ。




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どこが痛いとか具合が悪いていうことではなくても、曲がってる、血流が滞っている、呼吸が浅くなっているというようなことが、生命力を低下させるのだと赤澤さんは言います。 



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身体を整えることによって、イキイキと暮らすことを提唱している赤澤さんとの出会いで、たぶんぼくの寿命は延びました。
もしこの出会いがなく、あのまま「絶好調~~~!」と言いながら突っ走っていたら・・・ 




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ぼく同様にその効果を実感した妻が、スタッフに声をかけて、それで毎月全員でお世話になっている次第です。




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スタッフにも大好評で、きれいになったとか痩せたとか、まあワイワイと盛り上がっています。エステに行くよりこっちの方がいいって。




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実際ぼくも通い始めてから調子がどんどん上がっています。

大事なんですねえ身体のメンテナンス、そして自分の身体を意識して暮らすこと。 



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実は昨日も施術していただいて、おかげで今日は朝から絶好調~~~!です。




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「もしかして、私も曲がってるかも」と思った方はぜひ一度。
まごころ整体院/TEL 090-6178-6607    場所は舞岡公園のすぐ近くです。 



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赤澤さんちの本編はこちら→赤澤邸(2012年9月23日~11月6日)

ぼくは赤澤さんの「身体を整えることで運気を上げる」っていう仕事観が素晴らしいなあって思うんですね。整体を単に治療ではなくて「人々の幸せな人生に寄与するために」という、そういう捉え方。

庭も同じ。
庭を整えることで暮らしが整って、心が整って、そして確実に運気が上がります。










 

思いがカタチになる/石丸邸( ダイジェスト版 )

この庭の設計は、ご主人の奥様と娘さんたちへの思いから始まりました。



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お隣りの宅地が1メートル高くて、奥は3メートル以上のコンクリートブロック。リビングの外は幅1メートル40センチです。
メジャーが近くにある方は計ってイメージしてみてください、1メートル40センチ。




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奥に進んで、和室前はやや広くなっていますがそれでも1メートル80センチ。上から見下ろすと谷底のような・・・やっぱりそこは庭スペースというよりも通路って感じです。

でもご主人は「この場所をどうしたら楽しくなりますかねえ(無理ですかねえ・・・)」と。


現地を拝見にうかがったとき、笑顔がかわいらしい奥様と、元気いっぱいで人なつっこいお嬢さんがふたりいて、ご主人の「この場所をどうしたら・・・」はこの素敵な3人の女性たちへのプレゼントができたらいいなあという、そんな気持ちなんだということが伝わってきました。

正直に白状すれば、その時点でぼくの頭の中はノーアイデアでした。
でもぼくもご主人と同じく、その3人の女性をよろこばせてみたいという気持ちがわき上がって来て、つい・・・ニッッコリ笑って「大丈夫ですよ!まかせてください!」と、自信満々なふりで帰ってきました。
 

よくあるんですよこういうパターン。何の根拠もあてもないのに、自信満々に「大丈夫ですよ!まかせてください!」と。
これって癖です(笑)。でも本当に大丈夫で、大丈夫と思えば大丈夫になるのです。

さあ、そこからが勝負。
いくつかのラフを描いては消しを繰り返しました。
回答が用意されていない難問に向かっているような・・・回答がないんだから適当なところで妥協すればいいようなものですけど、それじゃあおもしろくないんですよね。
何度も何度も、ああだこうだと、ああでもないこうでもないと理屈とイメージを組み立て直していました。
すると、「その時」がやってきます。

点々相連ねて線を成す。
線々相並べて面を成す。
面々相重ねて体を成す。

混沌としていたいくつもの事柄が、一気につながって庭世界として成立する瞬間。
スティーブ・ジョブズはそれを「 Connecting The Dots 」と呼び、宇多田ヒカルは「ミューズ(詩と音楽の神)が降りてくる」と呼び、ぼくは「レノンが降りてくる」と読んでいます(笑)。

そうやってできあがったのがこのプランです。



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描き上げたとき、ぼくは小さくガッツポーズをしました。「大丈夫ですよ、まかせてください!」が嘘にならずにホッとした瞬間でした。
プレゼンテーションを終えるとすぐに、ご主人が奥様に「じゃあ、これでお願いしようか。何だかワクワクしてきたよ」って。
ちょっと泣けるほどありがたい言葉でした。 



Before
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After
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Before
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After
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Before
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After
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Before
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After
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人の「思い」はカタチになります。強く思い続ければ、必ずその思いに叶った世界が実現します。

もしもご主人の思いがなかったら、もう少し弱かったら、この庭が出現することはなかったわけです。



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庭に限らず思いや願いが形作った世界は美しいものです。

念ずれば花ひらく。

思いによって開かれてゆく未来・・・いいですよね。 



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テレビ番組でGACKTが「今後のご予定は?」と訊かれて

ぼくの未来ですか、ウ~ン・・・眩しくて見えない。

カッコいい男ですねえ。いいと思うんだなあそういうの。

幸せな未来は、それを思いつづけた人にだけやってきます。
庭はその典型。 


思いがあって、思いつづけて、願いがあって、願いつづけてできあがった庭は、例外なくいい庭。



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北海道出身のご主人と山形出身の奥様が出会って、横浜に家を建てて、幸せな暮らしをイメージし続けながら毎日頑張って、素晴らしい家庭を築いて、さらなる幸せを願って生まれた庭です。



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「仕事から帰って子どもたちが寝ていると、うちのと庭に出てお酒を飲むんですよ」というご主人の言葉が、最高にうれしかった。
この庭の大成功!を実感しました。



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思い続けること、願いつづけることは、幸せを築くのに欠かせないことなんですよねえ。
念ずれば花ひらく。
念じましょう、あなたの幸せな未来を。


大原さんちの本編はこちら→石丸邸(2009年6月13日~7月7日)







「念ずれば花ひらく」は坂村真民の詩です。
大好きなテミヤンの曲「生きてゆくこと」に、その詩を乗っけてみました。





 


今日は相談会の最終日。
庭を思い描くことは、あなたとご家族の幸せな未来を思い描くことです。
ぼくと一緒に、あなたの理想の庭をイメージしてみましょう!
っと、そんなに大げさなことじゃなくて、植物のことや目隠しやデッキのつくり方など、庭のことなら何でもお答えできますので、お気軽にお越し下さい。



2013 春相談会四季の森(表)軽い
2013 春相談会四季の森(裏)軽い
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でははりきって、スタート!











 

目隠しで庭が広がる/大原邸( ダイジェスト版 )

家を建てて、とりあえず庭に芝生を張って、目隠しにと何本かの木を植えて・・・。

そのまま数年が経過し、庭は楽しい場所として機能することなく、目隠しもイメージしていたようには効果を発揮せず、さてどうしたものかということでぼくに声をかけてくださいました。

とても多いんです、このパターン。


建物にはこだわっても、庭は持て余してしまう人が大半。

家を建てる真剣さで庭を捉えたら、家族を幸せへと導く「魔法の庭」が生まれるんだけどなあ。


庭付き一戸建てを手に入れても庭をどう扱っていいのかピンとこないまま、結局雑草取りするだけの場所になってしまっては・・・あまりにもったいないです。



大原さんちの場合は、庭を楽しい場所としてイメージできない理由がありました。これです。



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庭の脇に階段があります。

これは隣接する公園に上がる階段で、そこを歩くとリビングと庭が丸見えなのです。さらにその上の、公園のベンチの周辺からも、庭が一望です。


さあ、どうします?


何にも迷うことではありません。そう、目隠しをすればいいのです。
それが基本。

大変そうに思える課題でも、基本通りに進めることが基本。 

 

ここで基本を忘れて、公園にやってくる大勢の人から丸見えのままで庭を仕立ててしまったら・・・、庭も楽しめないし、リビングのカーテンも閉まったままの暮らしになってしまいます。


で、こういうプランになりました。



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大原さんご夫婦は、このプランをとてもよろこんでくださいました。

これまで「困った場所」だった庭に、ワクワク感を生み出すことができた。マイナスからプラマイゼロへの変化ではなく、いきなり大きくプラス域へとイマジネーションが広がったのでした。




Before
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After
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Before
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Before
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After 3




Before
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目隠しが必要なら目隠しをすること。あきらめないで、最適と思われる方法を使って隠すことで、それまで扱いかねて途方に暮れていた場所が「庭」になりました。 



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「あきらめない」 というのは「欲求が強い」ということ。

幸せへの欲求が強い人だけに、庭は価値をもたらします。



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大原さんちはもうすぐ赤ちゃんが生まれます。

出産後の育児休暇中に、思う存分庭を楽しみたいという奥様の言葉に、ぼくはがぜん張り切りました。

数ヶ月後のしわせな風景を思い描いて、そこにすてきな庭があって・・・、そのイマジネーション、素晴らしい!

あとはぼくがそのイメージの舞台を生み出せばいいわけです。そりゃあ張り切りますよ。これぞ我が仕事です。



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幸せを思い描く人に、庭を提供できる幸せ。

幸せな人をより幸せの高みへと向かわせる庭を設計するとき、ぼく自身も幸せに包まれています。



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この幸せな庭を実現させた、ご主人のひと言がありました。

プランができあがって、プレゼンテーションがすんだときに、奥様が「私はすっごくいいと思うけど、あなたは?」と。

ご主人は、ニッコリして言いました。


君がいいなら、ぼくはそれがいいよ。


ク~~~!最高!カッコ良すぎです!

幸せになる能力って、こういうことなんだなあって思いました。

 


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庭が完成し、大原さんちには新しい命が誕生しました。
これからこの庭を舞台としたドラマが始まります。



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家と庭で家庭です。

泣いたり笑ったりしながら積み上げられていく、記憶や気づきや、そして年を重ねるほどに実感する幸せの意味。 



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いい庭があれば大丈夫。



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大原さんちがまだ新しい住宅地にあります。どの庭もほとんど手つかず状態です。
ぼくはご夫婦と庭で過ごしながら、こういう庭がある家が増えていったらいいよなあ〜って思いました。

今はできたてホヤホヤのこの街が、やがてここで生まれた子どもたちの故郷になります。

庭木や街路樹が育っていくように、その子たちの根っこが、この街並で成長していきます。




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もう一度、公園側のビフォー・アフターをご覧ください。



Before
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After
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隠すべきところを隠すことで成立した庭です。
隠すと庭が広がります。

あきらめることなくトキメキ方向に舵を切りましょう!
トキメキが、あなたを幸せへと導く羅針盤なのです。




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そうやってできあがったこの庭、それを実現させた大原さんご夫婦の未来が楽しみです。
繰り返します、いい庭があれば大丈夫。

大原さんちの本編はこちら→大原邸(2012年11月12日〜12月26日)







明日、明後日の2日間、「レノンの庭」の相談会です。



2013 春相談会四季の森(表)軽い
2013 春相談会四季の森(裏)軽い
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ぼくと一緒に、あなたの理想の庭をイメージしてみましょう。

あきらめないで、幸せ方向に舵を切れ!

たくさんの方のご来場を楽しみにしています。











 

狭くても大丈夫/木村邸( ダイジェスト版 )

リビングの外に1メートル50センチの庭スペース(通路?)があって、その向こうは道路。



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1メートル50センチという出幅を、今あなたの足元でイメージしてみてください。
さあ、あなたはそこにどんな庭を思い描くでしょうか。
たった1メートル50センチ。
ぼくはこうイメージしました。


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そこを庭として成立させるためには3つのことが必要になります。

1、目隠しと立体的な構成によって居心地が良い場所にする。

2、地面を持ち上げることで部屋と庭を近づけて、部屋が外に広がったような感じにし、かつ階段を無くすことで1メートル50センチを最大限に活用する。

3、細長いスペースを、ようかんを切るように分割して、それぞれの場所に意味を持たせる。




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「庭がもっと広かったら・・・」という言葉を聞くたびに、ぼくは即座に「大丈夫ですよ」と返します。

狭くたって大丈夫!

そもそも庭の狭さを嘆いて、そこを素敵な場所としてイメージしないままで暮らすより、その条件での最高の庭をイメージする方がいいに決まっています。 
 
現状を嘆いて夢見ることをあきらめるなんて・・・

庭に限らず身の回りの何もかも、現状を活かすことを考えて暮らす方が健全です。


1メートル50センチの庭スペース(通路?)はこうなりました。



Before
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After
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Before
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After
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家を建ててから何年も、カーテンを開けずに、庭で過ごすこともなく暮らしていたそうです。
道路に面した1メートル50センチ・・・無理もないことかもしれません。



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でもこの劇的な変化で暮らしが変わりました。



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庭が整うと、暮らしが整います。
庭が楽しくなると、暮らしが楽しくなります。
幸せな庭を思い描けば、人生は確実に幸せ方向へと広がっていきます。




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方法は無限大、あきらめてはいけない。

ワタミの渡邉美樹さんが「ぼくの呪文です」とおっしゃっている言葉です。
 


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狭いからって、日当りがよくないからって、土がよくないからって、周囲から丸見えだからって、蚊がいるからって、暑いからって、寒いからって、花を育てるのが苦手だからって、仕事が忙しいからって、子育てが大変だからって、ご主人が話を聞いてくれないからって、お金がないからって、庭が嫌いだからって、生きているのが辛いからって・・・あきらめてはいけません。

これは庭があるのに「庭がある暮らし」をあきらめている人たちの主な理由です。「そう思っていた」というあなた、あきらめてはいけません。どれもこれも庭を楽しまない理由にはならないのです。いやホントに。



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庭はあなたを映します。



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庭に不満があるとき、あなたは自分自身に不満があるのかもしれませんよ。



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庭が輝いていないとき、あなた自身が輝きを失っているのかもしれません。



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庭をあなたの姿見だと思って庭を眺め、庭に出て感じてみてください。



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繰り返します。狭いからって庭をあきらめてはいけません。
ここよりもっと狭いスペースでも平気です。だって我々日本人は、盆栽に宇宙を感じることもできる民族なんですから。

手の平に乗る苔盆栽を愛でる感性があれば、どんなに狭い庭であっても、そこを理想郷に仕立てることができます。



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施工から3年が経過、庭は輝きつづけていました。
そして奥様も。



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この奥様の笑顔(写真中央)、最高&最強です。いつもこの笑顔で迎えてくれる奥様が、ぼくらは大好きです。



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あきらめない先に待っているこの笑顔。
庭ってホント、いいものです。いろんな理由を付けてあきらめるなんて、ねえ、もったいないですよね。


木村さんちの本編はこちら→木村邸(2009年4月16日~5月1日)




あきらめの悪いあなたに朗報。いよいよ今日から「お庭の相談会」です。
きっとあなたに輪をかけてあきらめの悪いぼくと一緒に、あなたの理想の庭を思い描きましょう。
庭をイメージすることは、あなたとご家族の幸せな未来をイメージすることですから、そこからあなたが考えたこともないような素晴らしい人生が始まるかもしれません。



2013 春相談会四季の森(表)軽い
2013 春相談会四季の森(裏)軽い
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では、はりきってスタート!あなたとお会いできることを楽しみにしています。




 

幸せの小舟/門馬邸( ダイジェスト版 )

今週末の土日と翌週の土日に、「レノンの庭」で「お庭の相談会」を開催します。



2013 春相談会四季の森(表)軽い
2013 春相談会四季の森(裏)軽い



場所は中原街道のズーラシアとららぽーとの中間地点、四季の森公園の入り口近くにある吉野家の向かい、「四季の森フォレオ」の外売り場の庭の中にある小屋「レノンの庭」です。



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建築図面やお庭の写真をお持ちいただければ、
その場で外構や庭のラフプランを描いてご提案いたします。
植物の事、目隠しやウッドデッキの事、
庭の事なら何でもどうぞ。
きっとお役に立てると思いますよ。



ふだんはなかなかぼくが店にいられなくて、「いついらっしゃるんですか?」と一万回は言われています(笑)。
相談会の間はず〜〜〜っといますので、ぜひ遊びに来てください。

ぼくと一緒に、あなたの理想の庭をイメージしてみましょう。
 
理想の庭を思い描くということは、理想の人生をイメージする事です。
 
イメージが大事。まずはイメージする事。
「イメージできたらできたも同然!」 なのです。

庭の相談じゃなくても、お出かけついでにぜひお立ち寄りください。あなたとお会いできることを楽しみにしています。

相談会のたびに、いつもたくさんの方との出会いがあります。
新たにグレースランドの世界を覗いてくださる方々に向けて新カテゴリー「ダイジェスト版」を始めることにしました。
これまでご紹介してきたお庭を、エッセンスを抽出して、コンパクトに、ダイジェストでご覧いただきます。
まずは「幸せの小舟」と名付けたウッドデッキです。



【 門馬邸 ダイジェスト版 】



Plan
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Before
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After
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Before
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After
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Before
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After
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Before
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門馬さんちに最初にうかがった時に、冷蔵庫の貼り紙が目にとまりました。



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それは「魔法の習慣(クセ)カレンダー」というもので、運気を上げる31の習慣が書いてありました。

1、はきものをそろえる
2、胸を張る
3、笑顔をつくる
4、メモをする
5、空を見る
6、あたたかくする
7、新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、パソコンをみない、聴かない
8、トイレ掃除をする
9、捨てる
10、神社にいく
11、ヒラメキを活かす
12、人間以外のモノに声をかける
13、元にもどす
14、変身アイテムを用意する
15、花や草木にふれる
16、本を読む
17、お財布の中を整理する
18、プチ断食をする
19、こちらから挨拶をする
20、つながる
21、あやまる
22、ハガキを書く
23、話を聴く
24、スイーツを分かち合う
25、瞑想する
26、寄付する
27、問いかける
28、祈る
29、両親に感謝を伝える
30、歌い踊る
31、作品を残す




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ぼくはそれを読みながらうれしくなりました。どれもこれもうなずける事柄ばかりでしたし、それ以上に、こうして「言葉」を冷蔵庫に貼って、眺めながら過ごしている奥様の暮らし方がうれしかったのです。



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ぼく自身「言葉コレクター」のようなところがあって、いつも言葉を進行方向に置いてはそれに向かって歩いていくような、つまり言葉を道しるべにしているのです。言葉の持つ力を使いながら、言葉に支えられながら暮らしています。だからその貼り紙に共感を覚えたのでした。



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ぼくは完成したデッキを撮影しながら、作詞家の吉本由美さんを思い出しました。
吉元さんも冷蔵庫に言葉を貼っているのだそうです。
著書「今すぐHAPPY!小さなことから変えてみる。/三笠書房」にこんな一文があります。

何気ないひと言に心が動かされる。でも、その瞬間に味わって終わりにするのではもったいない。書き留めておいて、ことあるごとに何度も何度も読み返しているうちに、その言葉が心に刻み込まれていきます。
気がつけば、自分の行動の指針となっている。言葉ひとつで次の行動や未来の自分が変わることだってあるのです。

私は、手帳とは別に、聖フランチェスコの「平和の祈り」と、メアリー・スティーブンソンという少女が書いた「足跡」という詩を仕事場の机の前に、そしてマザー・テレサの「あなたの中の最良のものを」という言葉を冷蔵庫に貼ってあります。
「平和の祈り」は私がこの仕事をさせていただく導き、「足跡」は励ましと勇気づけのために。そして「あなたの中の最良のものを」は、家庭においての私自身の役割を戒め、勇気づけるために。
ささやかなことかもしれませんが、確かにその力に支えられている自分がいるのです。

 


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吉元さんが仕事場に貼っているという「足跡」という詩がこれです。

「足跡」

ある夜、私は夢を見た。

夢の中で、私は神とともに浜辺を歩いていた。

空には、私の人生のさまざまな場面がフラッシュのように映し出される。

そのそれぞれの場面で、私は2人分の足跡が砂浜についているのを見た。

ひとつは私のもの、そしてもうひとつは神のものだった。

私の人生の最後の場面が映し出されたとき、
私はそれまでの人生の足跡を振り返ってみた。

驚いたことに、何度も私の人生の中で足跡が1人分しかない時があることに気がついた。

そして、それは人生でもっとも暗く悲しい時期ばかりだったのだ。

私は神に尋ねた。

「神様、あなたはおっしゃいました。一度私があなたについていくと決めたなら、あなたはずっといっしょに歩いてくださると・・・。
しかし、私がもっとも辛い時期に、
砂浜には1人分の足跡しかありませんでした。
なぜ私が最もあなたを必要としているときに、
私からお離れになっていたのか理解できないのです」


神は答えた。

「いとしい我が子よ。
私はお前がもっとも苦しい試練の最中にいるときにも
決してそばを離れることはなかった。
1人分の足跡しかなかった時期には、
私はお前を抱き上げて歩いていたのだ」


グッと来ました。



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こうして暮らしの中に言葉を置いている人は、確実に幸せへと歩んでいきます。まちがいありません。
そういえば、田舎の母も家中に言葉を貼付けて暮らしています。
それは「幸せ方向への歩みがブレないように」という自戒であり、自分を鼓舞するスイッチなんですよね。



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完成したウッドデッキは、それまでに体感したどのデッキにも増してシアワセ〜〜〜な感じが満ちていました。
ぼくはそのデッキを「幸せの小舟」と命名しました。



 



数年後、雑誌の取材で門馬さんちを訪れると「幸せの小舟」は色あせる事なく、ますます幸せオーラを放ちながら航行を続けていました。



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幸せに向かって航海を続けている人は幸せな人。

門馬さんちの本編はこちら。→ 門馬邸(2009年11月5日〜26日)



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時間が経つほどに幸せ度が増していく庭がいい庭です。門馬さんちはまさにそれ。
門馬さんちのことを思い出すたびに、どうせ設計するならこういう庭、幸せの小舟的な庭を生み出し続けたいなあって思います。






「足跡」いいですよね。
もう一度読み返してから、今日も設計に没頭します。






 
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