庭のことだま

庭のことだま

欠点は受け入れられると個性になる。
ほめられると途方もない利点に・・・なったりならなかったり。



つぼみ、あれこれ。

モクレン
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ハナモモ
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ミツマタ
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ジューンベリー
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バラ
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キンシバイ
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ウツギ
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ヒマワリ
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ほころぶ寸前の姿は
見る人をほころばせますね。



ピカソが天才になったその陰には、風変わりな超問題児に手を焼き彼を嫌った母親と不仲になりながらも、ひたすら絵の具を買い与えた父の存在がありました。
ゴッホに弟テオがいたように、龍馬に姉の乙女がいたように、恋愛を始めて三週間以内の女性がそうであるように、才能の開花にはたったひとりでいいから、イビツな自分を全肯定してくれる人の存在が必要なのです。  





ほんの数日、そんな女性と暮らしてみたい。
その日を待ちわびているような、いないような、ぼくの中にあるイビツなつぼみたち。
ほっとけば咲くような気がしたり、しなかったり。
妄想 love affair が浮かんだり、浮かばなかったり夜の庭。
周囲に目をやれば、出会ったり出会わなかったり、咲いたり咲かなかったり人の花。
百花繚乱の足元に、咲かずに落ちて雨に打たれる千のつぼみの悲しさよ。
ああ、せめてほんの数日、そんな女性と暮らせたら避けるのに、じゃなくて裂けるのに、いやいやそうじゃなくて、咲けるのに。
どうせ妄想なのだから思い切りわがままを言わせていただくなら、ソフィー・マルソーと。




十代の美しさなどはプロローグに過ぎない。
男も五十を過ぎてそのことを知ると、
エンドロールの感動を共有できる女性を渇望するようになります。
これがぼくに限ったことではないことを、
95%の男性は支持してくれるはず(あるいは99%)。
渇望するということは、つまり、
五十路男の連れ合いのほとんどが、
その配役に値しなくなってしまうということ。
落ち着いて解析するとやはり99%。
理由はぼくにはわかりません。
まったくわかりません。
意味不明。
能力の差こそあれ、
その命を共に暮らす女性に捧げていたに違いないのに、
ナゼ。
何故も何も「女性が男を必要としなくなるからだ」と、
「生物学的には五十を過ぎた男に価値などないのだ」と主張する、
ホンマでっか!?TV でお馴染みの、
にこやかでアナーキーでとてつもなく正直な学者、
武田邦彦先生のおっしゃる通りかもしれません。
だとしたら男たちよ、
自分のために生きよ。
血圧を上げることなく穏やかに、平然と、悠然と、
あるいはレジスタンスな歌姫
エディット・ピアフに見いだされて開花した、
イヴ・モンタン、ジルベール・ベコー、
ジョルジュ・ムスタキのように。

刻々と変化する女房の顔色に一喜一憂しながら、
習い性の従順さで言われるままに、
老眼をしょぼつかせながらマーフィーを探すよりも、
そう、
そう、
そう、
そっそっソクラテスかプラトンか、
じゃなくて、
そう、
ソフィー探しの旅に出るのだ。

ラ・ブーム。
La Boum。
花咲く庭で繰り広がれらる、
エンドレスのダンスパーティー。



果たして、このイビツなつぼみの集合体であるイビツな男の運命やいかに。





今日は「港南台店」にいます。





昨夜は少々混沌としていたため冗談が過ぎました。
お詫びして、99%を49%に訂正いたします。
ラ・ブーム。
La Boum。
今日も花咲く庭で繰り広がれらる、エンドレスのダンスパーティーを楽しみましょう。



 
 

庭のことだま

動植物、昆虫、微生物、ミトコンドリアまでもが、自分を世界の中心に位置付けているのは間違いのないことだ。



アガパンサスが開き出しました。

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夏が来る。 


自信喪失ならまだしも、自己喪失まで至ると事態は深刻だ。
成り立ち方を与えられていない庭のように表情筋が動かなくなってしまったおじさんたちよ、そろそろ夏が来るのでとりあえず恋をしてみたらいかがでしょう。
恋の仕方などとうに忘れてしまったとおっしゃるなら旅に出てみるとか。
あるいはせめて、アクアラインを突っ走って、富津公園の先端にある展望台に駆け上がってみるとか。
もう一度世界の中心で、愛でも不満でも懺悔でも、なんでもいいから叫んで欲しいのだ。
自分を軸としない限り、この世界は回転しないのだ。





お願いですから、もう雑草取りをしたくないから庭をコンクリートで埋めて貸し駐車場にて、3台貸して5年で元が取れる予算でやってもらえないだろうか、などという相談を持ち込まないで欲しいのです。楽しさのかけらもない無表情で。
いくらかでも悪巧みをするような顔であったら、駐車場よりもはるかに大儲けできる秘策を伝授するんですけどねえ。

もうひとつ、表情筋の豊かさはサルからヒトへの進化の過程で獲得した、言葉や頭脳や手の器用さに勝る最も重要な能力であると言われています。「顔で笑って心で泣いて」などという伝達方法ができるのは地球史上ぼくら人類だけなのです。ということはつまり、表情の乏しさは人間性の欠如に他ならないということにまなります。





今日は「港南台店」にいます。いつもにも増して表情豊かに。





 

庭のことだま

らしくあれ。

「らしさ」が失われていないか。
スピードに喘いで眉間にシワが寄っていないか。
強くあれ、若くあれと追いまくられてはいないか。
成果を上げよとせき立てられ、浮き足立ってはいないか。
行きたくない場所に行き、やりたくないことをやり、ドロドロの気持ちで帰宅する日々を送っていないか。
周囲が求めるあなたらしさ以前に、あなたが望む自分らしさを。



バラはバラらしく、

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アジサイはアジサイらしく、

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ドクダミはドクダミらしく
過ごす梅雨。

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さて、自分は。

 



庭に出て、あらゆる無理を捨ててみる。
ゆるい格好で、脱力して、メーカーズマークを少しだけ口の中で転がし、この呼吸は家族のためでも仕事のためでも、誰のためでもないと自覚してみる。
身軽になった自分の、何と、何と、何と望ましい人物であることか。
就寝前には、夏井先生の指摘に緊張が走るプレバトから離脱し、庭で自己査定。





今日は「港南台店」にいます。





庭のことだま

つべこべ言わずに仕事仕事。

清少納言の枕草子、紫式部の源氏物語、紀貫之の土佐日記は平安時代を代表する文学です。
清少納言は才女の誉れ高く、紫式部は天才女流歌人なので女性。では紀貫之はというと、日本最古のネカマ(ネットオカマ/インターネット上で性別を偽り投稿する男)だったと言われています。
これは当時の社会通念として「女は虚(夢やロマン)に身を置き、男は実(糧と生存)に生きるべきである」 ということがあったためで、つまり男性は戦や農業などの仕事に専念して記述するのは業務上の記録のみ、小説や随筆といった虚の世界は女性だけに許された表現世界だったのでした。

女は虚で男は実。平安から平成へと時は移り男女の虚実は入り乱れたものの、その役割分担は本来的には変わらないのではないかと、庭を楽しみながら、羨むほどの分厚い幸せを実現している人たちに接しながら思うことです。
そこにある共通点は、男性が男らしい働き者であることと、女性が女らしく美しいこと。



男たちよ 限りなく愛してあげなさい
女たちよ 果てしなく生きてあげなさい


 


数ある名曲の中で、長岡で演ったライブで聴いた村上律のスティールギターとうねるこの曲が、ジーンと、クリーナーで拭いたレコードの溝のように綺麗に胸に刻まれています。

加川良、4月5日白血病で死んじまったそうです。
いやはやまったく、なんてこったい、良さん。



もう一曲聴きながら、献杯。





花の命も人の命も何も変わらない一つの命。
男の一生も、女の一生も、深くて暗い川を挟んで咲く命。
それにしてもこの儚さは。
生きてるうちが花なのだ。
脇目も振らずに咲き誇れ。
などとつらつら思い、ややうつむき加減の散歩道で見つけた、ガウラの赤が血潮のようで。



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紅き唇あせぬ間に 熱き血潮の冷えぬ間に 明日の月日はないものを



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さて、つべこべ言わずに仕事仕事。





今日は「レノンの庭」にいます。 
 


 

庭のことだま

そもそも何がしたかったわけ?

さくさく動かなくなったら初期設定に戻すこと。
あるいは選択と集中(被写体にビシッとフォーカス)。
あなたの今日が意義ある日となりますように。



すでに秋に向かって着々と。

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実りは一夜にしてならず。

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行き先設定はお済みでしょうか。

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せっかくの今日を
あてどなく彷徨うことなかれ。

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ピンボケのままで、
行きつ戻りつ日が暮れませぬように。





今日は「レノンの庭」にいます。




 

庭のことだま

すべからく、根本にまで踏み込むべし。

雑草はちぎるのではなく、フォークを使って根から抜きましょう。



雨、晴れ、曇りをめまぐるしく繰り返すので、
グッと来たらすぐにカメラを取り出す。
後でと思っていると、
すぐに別人のような表情になってしまうのです。


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思い立ったら即行動。




根本に踏み込む・・・・血圧が高めだからといって、薬で下げて安心している限りなかなか生活習慣は改善されないですよね。薬に頼らず、ストレスの軽減、塩分とカロリーを控えめに、軽い運動を心がけるなどの方法で下げることができれば、血圧と同時に体調全般、暮らし全般が整います。
というわけでお得意の人体実感中。
一時は起き抜けの数値が180ー110だったのが、あれこれ気をつけて生活した結果、1ヶ月ほどで140ー90に落ち着いて来ました。
やってみて実感したのは血圧上昇の一番の原因はストレス。対処法は用心深くストレッサーに近づかないことと根を詰めないこと。ぼくの場合は設計に集中が高まると数値が跳ね上がることに気づきましたので(ポジティブストレスであっても度を越すとダメみたいです)、時々ストレッチをしながらヘラっと半笑いで仕事をするようになりました。

夜、庭に出てお気に入りのバーボンを舐めながら本を読んでいると、副交感神経が優勢となり120ー70まで下がって蝉時雨のような耳鳴りも消えます。庭のおかげで血栓は通過し熟睡もできる、ありがたいことです。
高血圧の皆様、庭ですよ庭(あるいは書斎で、メーカーズマークをロックで)。



BGMはこんな感じで。

 





今日は「港南台店」にいます。




 

庭のことだま

有り余ることで維持されている世界。

コミュニケーションの基本はお互いが相手に余裕を提供すること(「お互いが」という点が、難しいのですが)。
花と虫の関係を見ていると、盛大な供給合戦によって良好な関係が維持されていることがわかります。



ウツギに集まる昆虫たち。
よっぽど美味しい蜜なんでしょうね。

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ブンブンと賑やかな初夏の宴。




今日は「港南台店」にいます。


 



 

庭のことだま

葵立つ。

雨にアジサイ、晴れ間にはタチアオイ。
両者とも梅雨明けまでのお楽しみ。
降ったり晴れたりの劇的な季節が始まりました。 



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今日は「港南台店」にいます。





 

庭のことだま

Resilience しなやかな復元。

弾力、柔軟、楽観、ユーモア、穏やかさ、静寂、微笑み、願い、祈り。
上善如水。



アメンボキッズが奏でるセレナーデ。

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足が痺れるまでしゃがんで見つめた散歩道。
レジリエンスにチューニング完了。





今日は娘の結婚式。
女房はやけに張り切って、自分が主人公かのように準備に余念なし。
ぼくは「考えても仕方のないことは考えない」という幸福セオリーに従い、意識的に思考から追いやり仕事に集中する日々でした。
さて本番の朝。今日は、しっかりと、考えます。



 



長いいち日になりそうです。





 
 

庭のことだま

口を閉じて、策を練るのだ。

600万年前のアフリカ大陸、地殻と気候の変動によってサンブルピテクスという猿の社会で分断が起こりました。食料豊富で安全な森から、サーベルタイガーがうろつく危険で過酷な草原へと追いやられた一派は後にヒトに進化し、森に安住を続けた者たちはチンパンジーになりました。どちらが幸運だったかは別として、苦難が進化を促進させたのは間違いのないことです。 
社会にしろ家庭にしろ職場にしろ、その苦境に生きがいを見出すことが進化を生み出します。 



チェリーセージは夫婦のよう。

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きみ、とにかく結婚したまえ。良妻を得れば幸せになれるし、悪妻なら哲学者になれる。
ソクラテス

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結婚はお互いの魂磨き。
吉本由美

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恋愛は大いなる誤解であり、結婚は惨憺たる理解である。
詠み人知らず

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理解深まる初夏の庭。




今話題のチバニアンは50万年前、人類が火を使い始めた頃のことです。サルがヒトになったのは600万年前。恐竜時代のジュラ紀は1億5000万年前。生物の種類が出揃ったのが5億年前のカンブリア紀。オスとメスというシステムが生まれたのは、さらに遡って20億年前。
夫婦とは、20億年続く悩み。
20億年存在し続ける課題なのですから、そこに大きな意味が秘められているのは間違いなさそうです。 





今日は「港南台店」にいます。




  

庭のことだま

穏やかに歩き出す。

お前が握りこぶしで始めたことは続いたためしがない。むかし、父によく言われた言葉です。
確かにそうで、なんとなく、さりげなく、ゆるりと始めたことだけが何年も継続できています。



横浜は静かな曇り空の梅雨入り宣言となりました。
今年こそは、昭和時代のような
しとしとと降り続く、
梅雨らしい梅雨となりますように。 

 
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事を成すにはふたつの方法がある。
激しく突き進むか、静かに滴り続けるか。




マイルスのスペシャルなアルバム。
いつまでも止まない雨音のように
抑制された激情。

前のめりに加速しがちな時に聴いています。 




 
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