門馬邸 を含む記事

庭は序の口( 伊藤邸 6)

仮想の天井(パーゴラ)と仮想の壁(木製パネル)を設置して、庭空間を立体的に捉えやすくなりました。



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次は足元です。
レンガで縁取りをした円形のタイルスペースが、庭に出現した仮想の部屋の床です。



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円の直径は3メートル。
もしあなたの庭に3メートルの円を描く広さがあれば、みんなでゆったりと丸く卓を囲む座り方で過ごせる「外の部屋」がつくれます。

たった3メートルの円です。
広い庭だと庭全体を隅から隅まで何とかしようとして、結果的に持て余してしまうケースがあります。
どんなに広大な庭であっても、まずはこの3メートルの居場所をキッチリと仕立てることで庭に中心的な「居場所」ができます。あとはそこを引き立てるための背景として木や草花を植えてもいいし、部屋数を増やすように、別の過ごし方ができる「居場所」を増設していけばいいのです。

広い庭を持て余さないコツは、「居場所」をハッキリさせること。



直径3メートルの居場所
石井邸

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栗原邸
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荒武邸
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「うちの庭は3メートルの丸は描けないよ」という方、大丈夫ですよ。
2メートル前後でも、いやいやもっと狭くても、ちゃんと「居場所」は確保できます。



出幅2メートル20センチ
高野邸

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出幅2メートル
曽田邸

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出幅1メートル80センチ
門馬邸

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ね、大丈夫でしょ。
もっと狭くても平気ですよ。要するにそので過ごすために必要な構成をすればいいのです。
とかくそこまでイマジネーションが広がらないままに、「どうせ無理」と諦めてしまってるんですよねえ。

庭が広いと持て余し、狭いと諦めてしまう。
つまり、庭を楽しむことと庭の広さは関係ないということです。


伊藤さんちは広い庭。
そこに3メートルの居場所を設定して、立体的に仕立てて、次はイスとテーブルです。

テーブルはいつもの囲炉裏にしました。



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これがですねえ、何度つくっても大好評で、すっかり定番化しています。
そして椅子はチークのがっしりしたものを選びました。
座り心地はもちろん良好で、何より出しっ放しでいいことが最大の利点です。特に手入れをしなくても10年以上平気で、年々いい感じに風合いが増していきます。

そしてこれ、シエスタベンチ。これも定番になっています。
昼寝、ストレッチ、あぐらをかいて本を読む、ガーデンパーティーのときには食材を置くサイドテーブルとして。



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ここまで「居場所」を組み立てたら、夜を楽しまない手はありませんから照明器具も取りつけて、これで「外の部屋」の完成です。



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もしも庭を持て余しているとしたら、諦めているとしたら、あまりにもったいない。
そこを「外の部屋」としてイメージしてみてください。
降り注ぐ光と渡る風、木々や草花を愛で、自然とコンタクトできる、あなたとご家族の特別室になります。

すべてはイメージしだいです。イメージひとつで庭も暮らしもどこまでも楽しく豊かに変化します。



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庭なんぞはほんの序の口。庭くらい楽々とあなたの理想の世界に仕立て上げちゃいましょう。
その先に待っているのは、愚痴やあきらめとは無縁の、幸せに満ちた時間です。

庭は序の口、幸せな暮らしへの入り口に過ぎません。

日々庭をつくり続けていると、庭を楽しむ人たちの暮らしに触れていると、とても強くそう思います。 
庭は庭自体を楽しむこと以上に、暮らしを幸せへと導いてくれる場所なのです。

繰り返します。

イメージしだい。
 
 




 


 

ライティングで夜も楽しむ( Point 5)

夜の住宅地を歩いていて、いつも残念に思うことがあります。それは庭が暗いこと。それとカーテンや雨戸が早々に閉じられてしまうこと。



一柳邸
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ぼくは夕食後に毎晩庭に出て過ごしています。たまには庭で夕食ということもあります。
この習慣の始まりは東日本大震災でした。



畑邸
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計画停電第一夜、リビングでロウソクを灯して夕飯を食べ始めたときに、妻が「ねえねえ、外の方が明るいよ!」って。
辺り一帯街頭も消えているのでそんなはずはないと思いつつ庭を見ると、確かに明るい。
庭に出てみてビックリ!満月の月明かりで驚くほど明るいんです。月明かりで、ぼくと妻の2人の影法師が芝生にクッキリ出ていました。



日置邸
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ぼくはその影法師に感動しながら思いました、これは神様が「君は庭を提案する人なんだから、夜、庭に出て過ごしなさい」と言っているんだって、そう感じました。

月明かりで現れた影法師からのメッセージに従って、ぼくま毎晩庭に出て過ごすようになりました。



小枝邸
小枝邸



毎晩庭で何をしているのかというと、パソコン持っていって翌日のブログの原稿を書いて、フェイスブックをチェックして、それから本を読みます。
夜の庭・・・月明かり、星空、流れる雲、季節で変わる空気と、夜の音・・・。
ページをめくる手が止まって、・・・寝落ち、至福の時です。

この夜の庭での時間が習慣化して、ずいぶんたくさん本が読めたし、何よりも自分が整う感覚を実感しています。

夜の庭で過ごす習慣は、心身をいい具合に調整してくれます。



西山邸
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よく、宇宙ステーションにいるみたいだなあって思います。
庭の夜風、その空気は鎌倉の山を越えて太平洋までつながっています。さらに地球の裏側まで、上空は宇宙までつながっているのですからね。
そういう感覚を持てる「外の部屋」、いいでしょう、そういうの。



川村邸
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ライティングを施して、夜も庭ですごせるようにすると、庭の価値、存在感、楽しみは、何倍にも膨らみます。
お客様からも「夜の方がはるかにきれいだし楽しい」という声をたくさんいただいていますし、ぼくもまた、そう思っているひとりです。
バーベキューやってても、日が暮れてからが盛り上がりますしね。



本間邸
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夜の庭を楽しまない手はありません。
夜の庭は星空に突き出した特別室。夜の庭は宇宙ステーション。
夜庭に出る習慣で、暮らしが宇宙とつながります。




高橋邸
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もうひとつすてきなことは、ライトアップされた庭がリビングから見えるということ。
夜になってもカーテンを閉めたくないほど美しい庭があったら、室内の雰囲気がすばらしくゴージャスになりますよね。

夜はいつもカーテン閉めっぱなしなのか、ライティングされた庭を眺めながら過ごすのかで、人生のクオリティーが違ってきます。



門馬邸
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たった何灯かの照明器具で、夜も庭がある暮らしが実現できます。
とても簡単なことですから、ぜひそんなふうにイメージしてみてください。

夜も庭はそこに存在しています。
夕暮れ、夜、深夜、夜明け前、それぞれに違う表情を見せる庭が、すべてあなたのものであるということに気づいてください。
そして夜の庭を、思う存分楽しんでください。




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夜の庭を楽しむ暮らし、ぜったいお勧めです!






昨夜は完成したお庭の撮影に行きました。
昼とはまた違う夜の庭の美しさに浸りながら、ファインダーを覗く。
夕暮れから夜へと変化し続ける光と呼応しながら、一枚、一枚、丁寧にシャッターを切ってゆく。
思いが、思い以上の世界を生み出しました。
感慨、感動、こればっかりは設計したものの特権。

その庭(谷口邸)のアップは一ヶ月後くらいになるかなあ。はやく皆様にご覧いただきたい。

自分の仕事に感動できるって、ホント、幸せです。







目隠しをする( Point 1)

相談会、フェイブック、ラジオに出させていただいたことなどが重なり、新たにこのブログへ来てくださる方が増えました。感謝しております。
その方々へ、ガーデンデザイナーらしく「庭づくり」のことをお伝えすべく、カテゴリ別アーカイブ「10のポイント」をリライトすることにしました。
「幸せへの扉」「庭の言霊」「庭をつくり人」に加えてこれですから、ルーティンの庭の紹介が全然進みませんけど、でもまあ、何となく、今はこういう時期に来ているのかなあって思っています。
書いておきたいこと、自分の中で掘り下げておきたいこと、みなさんに伝えたいことが溢れて止まらなくなっています。
せっかく溢れ出しているんですし、そのうち枯渇するかもしれませんし、だから今はひたすら溢れるにまかせて書きつづけたいと思います。

元は「10のポイント」でしたが、10で済むはずもなく、これからも増え続けていくことは目に見えていますから、10は外しちゃって、タイトルはシンプルに「 Point 」にします。



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これはぼくが庭を設計するときにいつも考える、いくつかの要点をピックアップしたものです。だからこのカテゴリーを読めば、あなたも、今あるあなたの庭を、より素晴らしい場所として思い描くことができるようになります。
もしもあなたが漠然と庭を眺めては「どうにかならないかなあ」と、あるいはそれすら思うことなく、せっかくの庭スペースを放ったらかしてしまっているなら、これから並べるポイントをその庭に当てはめて、じっくりとイメージしてみてください。

ぼくからあなたへのプレゼント。これまで誰も教えてくれなかった「庭づくり」の基本、庭を幸せな場所にするために欠かすことのできない「 Point 」を、ぜひお受け取りください。



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唐突ですけど、ぼくの夢を書いておきます。

日本中のすべての庭から楽しい声が聞こえてくる、いつかそんな日がやってくること。 

庭は幸せを象徴する場所です。
庭はあなたを映し、家族の状態を映し出します。
荒れている庭、楽しさのかけらもない庭、厄介な存在になっている庭、暮らしの外へと追いやられている庭・・・。
ここでひとつとても重要なことをお伝えします。庭に秘められているすごい力、庭の威力についてです。

幸せな人の庭は幸せな輝きに満ちています。
逆もまた真なり。
庭を幸せな場所にすると、それに導かれるように、あなたの人生は幸せへと向かいます。


ではさっそく。

第一章のポイントは「目隠しをする」です。



【 高野邸 】
Before
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After
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新築の庭、ガーデンリフォーム、ほとんどの庭でこのことが最初の課題です。
まずこれをクリアーしない限り、そこにどんな庭を思い描いても、どんなにコストをかけて夢の世界を出現させても、その庭は暮らしの場所として機能しないのです。

目隠し、庭の目隠し・・・庭での目隠しを考える前に、庭に面したリビングの居心地についてイメージしてみましょう。

あなたの家のリビングルーム、レースのカーテンを開けっ放しで暮らせてますか?

なんとなんと、8割以上のお宅でそれができていません 。
ここから始めなければいけません。



【 石川邸 】
Before
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After
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リビングに立って、座って、外を眺めてみてください。
庭のどこからどこまで、どの高さでどんな強さで目隠しがあれば、カーテンを開け放って暮らせるようになるのかを、しっかりと検証してください。

いつもカーテン閉めっぱなしでは、庭は暮らしから除外されてしまいます。
カーテンを開ければ、光も風も庭の風景も、リビングに取り込むことができます。


それを実現するために、室内から検証した目隠しの範囲を妥協することなく隠す。 
「妥協することなく」ですよ。



【 西山邸 】
Before
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After
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この段階ですでに、あなたの中に迷いが生じるかもしれません。もしそうなら、ここから抵抗が始まります。

「そうは言ってもそんなに目隠ししたら部屋が暗くなるよ」と言います。大丈夫、カーテン閉めっぱなしよりも、ちゃんと目隠しを施してカーテン開けられるようにした方が明るくなります。

「外から見えないようにしたら防犯上よくないよ」と言います。敷地の外周に塀をめぐらせるのではなくて、必要な所だけを隠すので、全体的には開放的になります。

「目隠しなんかしたら、コストがかかるでしょ」と言います。そしてついには「そりゃあ理想はそうかもしれないけど、なかなか理想通りにはいかないわよ」と。



【 門馬邸 】
Before
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After
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第一章なので、あえてこのことも書いておこうと思います。

庭をイメージするときには、否定的な思考はすべて捨て去ってください。
それは、最初にどこまで楽しい場所としてイメージできるかで、その庭と、その後の暮らしが決まるからです。


それとついでにもうひとつ、

あなたがあなたの幸せな未来をイメージすることを、世界中の誰も邪魔をしません。
あなたの幸せのじゃまをしているのは、世界でたったひとり、あなただけなのです。


という具合に、あなたがこの道から離脱しないようにロープをかけといてと(笑)、で、先に進みます。



【 小椋邸 】
Before
小椋邸ビフォー

After
小椋邸アフター
 


まずリビングのカーテンを開け放てるようにするには・・・と考える。
具体的に何を使って目隠しをするのかということは、どういう庭にするか、庭にどんな楽しみを生み出すかによって違ってきます。
庭に出たとき、庭で過ごすときにも目隠しが必要ですから、そのことと同時に部屋の目隠しも考えて構成していけばいいのです。

どう扱っていいのかわからないままになっている庭、あなたの幸せな暮らしに役立っていない庭、一応庭らしくなっているのに楽しさを感じられない庭がたくさんあります。
この「目隠しをする」というポイントから始めて、ぼくと一緒に、そこを、クラクラするほど幸せな場所として思い描いていきましょう。

妥協はダメですよ。「目眩がするほどの幸福感」までたどり着きましょうね。
それと、くれぐれも、庭をイメージするときにはネガティブ思考は消し去ってくださいね。





今日と明日「レノンの庭」で、あなたのお越しをお待ちしています。
ぼくと一緒に、あなたの理想の庭を、思いっきりイメージしちゃいましょう!



2012相談会(四季の森)秋

2012相談会(四季の森)2



お問い合せはこちらまで。


090−3570−3455  いわふち ひでとし

045−834−3069  グレースランド 
 

「幸せへの扉」3、平らな時空にいる

「もっと!」を実現していくためには、ヒラメキやトキメキをいったん懐にしまって、大事に温めてから、ゆるりとそっちに向かって歩き出すといい。
あわてないで、ガツガツしないで、植物が育つくらいのスピード感覚で。



本間邸
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「もっと!」実現のために大切なことが、もうひとつあります。これもまた、庭を楽しみながら充実の人生を送っている人たちから学んだことです。

いつも水平に広がる時空にいる。

これも、とっても大事なこと。
でもちょっとわかりづらいですかね。
言い換えると、

常にワクワクしやすい状態にいる

ということです。



仲野邸
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何かの目標に向かっているとき、急いでいるとき、頑張って坂を上っているとき、人は前のめりになります。姿勢だけじゃなく、気持も前のめりで、心は先鋭的になっています。
逆に、目標を
見失ったときや達成した後、悩みを抱えて迷いっているとき、疲れ果てていたり自信を喪失しているときは、人は用心深く(懐疑的)なります 。下り坂を、注意深く降りている状態です。

登り坂で先鋭的なとき、下り坂で懐疑的なとき、どちらの状態でも、心がワクワクすることはありません。

ワクワクしない状態では、欲にかられることはあっても、「もっと!」は出てきません。
笑顔で、空に向かって両手を広げたくなるような「もっと!」。



高野邸
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上りでも下りでもない、真っ平らな状態にいること、そこに居続けることがコツなのです。

水平の時空で暮らす人にだけ「もっと!」はやってきます。

それを懐におさめて、温めて、庭に出て、そこから感じるリズムとスピードで、その「もっと!」にむかって進んでゆく。



小枝邸
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若いうちって、アップダウンが激ししですよね。
目標に向かって急坂を避け登る感じ。中にはしゃにむにロッククライミングで頂へと向かう若者もいます。
それはそれでいい。ぼくはその人たちを応援します。
なぜなら、ぼくがそうだったときに、たくさんの人に応援していただいたので。背中を押してもらったり、手を引いてもらったり。
途中で転けることも、崖から落ちてしまうこともありますが、そういう人たちには、本当に頑張っていただきたいと思っています。



天野邸
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ただ、その若者たちにも持っておいてほしい、ひとつのイメージがあります。

君が目指すべき場所は、とんがった孤高の頂上ではない。
そこは、どこまでも広がる地平。
そこに暮らす人たちは、今の君とは違い、争うことも憎むことも嘆くこともなく、ごくごく普通に、幸せに暮らしています。

まあこういう話は、結局は余計なお世話になってしまうんですが。
このことに気付くまで、ガリガリと、何度でも登頂と転落を繰り返すことが若いということですからね。



滝沢邸
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さあ、あなたは今、どんな時空にいるでしょうか。
あなたは今、前のめりに、喘ぎながら、一生懸命に坂道を登っているでしょうか。それとも、木にすがりながら、転けないように、用心深く、急坂を下っているところでしょうか。



菅原邸
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もし、あなたが青春真っ盛りの若者でなければ、いろんな事情が許すならば、そのアップダウンコースから外れてみませんか。
コース取りは、あなたの考え方ひとつ、イメージしだいでどんなふうにも設定できます。

平らな時空を、自由自在に、思う存分駆け回ってみてください。

その方がいいですって。愚痴も出なくなるし、嫌な疲れ方しなくなるし、不安や恐れも消えてしまいます。そして何より、自分が大好きになるんですよ。

コンプレックス抱えたままだと、なかなか平らなところ入って行くことができないんです。
誰だってコンプレックスはあるわけですけど、それを、ちょっと横に置いといて、水平の時空へとつながる扉を開いて入って行きましょう。
置いといたコンプレクスは、きっと置き忘れたままになって、いつしか消えてしまいます。そういいものです。



門馬邸
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で、その扉がどこにあるのかってことなんですけど、我田引水、もうおわかりですよね。

平らな時空への入り口は、庭にあります。

扉は、リビングにも、寝室にも、会社にも、お友達の家にもありますが、庭に、圧倒的にたくさん潜んでいます。

なんならぼくが、あなたの手を取ってそこまでご案内しますよ。あなたの庭にもある、「幸せへの扉」の前まで。








回想・門馬邸/美しく暮らしましょ!

奥様はイギリスに留学されていたことがあって、ホームステイ先の家族の暮らしぶりに、とても刺激を受けたそうです。 



お友だちが「庭の朝食に使って」と贈ってくれたという食器。
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「イギリス人はすごくシンプルでキチッとした生活をしているんですよ。家電はテレビと冷蔵庫くらいしかなくて、食事の時は厳選してそろえたお気に入りの食器をセットして、食べ終わるとすぐに洗って、何ごともなかったかのようにしまわれます。食後に家族全員がテレビの前に集まって30分ほど観て、観終わると消してそれぞれの部屋に行く。テレビがつきっぱなしということもなく、室内はいつもスッキリと片付けられていて、余計なものが何ひとつない暮らし方がすごいなあと思いました」 



さっそく撮影用に使わせていただきました。
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その言葉通りに、施工当時もそして現在も、室内はモデルハウスのように美しく整っていました。
イギリスでの経験が心に響いて、それが暮らしに反映されるというところがまずすばらしい。そしてそれが、3年経過した今でも継続されているということが、もっとすばらしいですよね。



3年経っているのに、全く色あせていないでしょ。
ペンキの色じゃなくて、庭の楽しい感じ。 
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物が片付いていて、空気の流れがいい場所に、いい運気が舞い込む。

このこと、きっとあなたも感じますよね。

それから、食べたらすぐに洗って片付けることも大事。
わが家では食べながら、けっこうお酒飲んじゃうんで、気分よくなり過ぎでこの後片付けがなかなか・・・。
でも門馬さんのこのお話をうかがってから、「そうした方がいい」という意識は、今日までぼくの中でずっと続いています。
また気持ちを新たにして、お酒を少なくして、「食べたらすぐに片付ける」を実践します。

食べたらすぐに、何ごともなかったかのように片付ける。



3年間が幸せな時間だったことが、見てとれます。
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でもこういうことをあまりストイックにやると、ストレスになります。なんとかこれを習慣化して、ごく普通のこととしてやれるようになると、これもまたいい気が舞い込むことは明らかですから、頑張ってみます。



「この庭ができてから、次々いいことが起こりました」って、
それは、庭の力じゃありません。
庭はそれに参加させてもらっただけです。 
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門馬さんのように、片付けやシンプルに過ごすとうこと、どう暮らせば人生が幸せへと向かうのかということを、ちゃんと意識するって大事ですよね。そういう思考がある人とない人とでは、人生は大きく違ってきますから。

意識して生きる。いち日いち日を、朝から晩まで丁寧に、味わい尽くすように

片付けをしながら過ごす、これは庭にも同じことが言えます。
庭もリビングやキッチンと同じで、何をやっても散らかります。室内より厄介なこととして、庭は、何もしなくても散らかります。

庭は常に散らかり乱れたがります。放っといたら維持できない場所なのです。
つまり庭は、いつも片付けをしながら楽しむ場所。リビングやキッチンと同じです。




室内からも撮影。
余談ですが、このカメラマンさんと、テミヤンのライブ会場でバッタリ。
世間は狭い。
茅ヶ崎でフラに通っているそうです。
カロ、カロケレ・・・、カロケレメレフラスタジオ。 
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そのことを知り、受け入れないと「庭は苦手」とか「庭は嫌い」となってしまいます。案外多いんですよ、庭って一度き美しく仕立てたらそれが維持されるって思ってる人。
でも庭はそうじゃないから、風船が徐々にしぼむほどのスピードで美しさをなくしていって、それにショックを受けて「庭って苦手」となってしまいます。
「庭の美しさはそのまま変化しないものだ」と思っちゃてるために、植木鉢の花がしおれただけで落ち込んでしまう人もいますからね。するとさらに庭は乱れて、花は枯れ、雑草が茂り、ついには行きたくない場所どころか、見たくもない場所になってしまいます。
実際多いんですよ、そういう人。

また、庭が乱れている場合、たいがい室内も同じ傾向にあるわけです。・・・ここにも何かがある。
「庭が荒れていると、室内も荒れている」、このことはまたの機会に。



いいでしょう、この部屋が外に広がった感じ。
空や森や光や風が、暮らしとつながりました。 
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美しく暮らしましょうよ。考え方一つですよ。
ある認識をしっかりと持てば、きっと暮らしは美しく整っていきます。
その意識とはこれ。

エントロピー増大の法則/すべての事象は、秩序が乱れる方向に変化してゆく。
それを上回る速度で秩序を回復させることが、健康で幸せに生きるために、絶対に欠かせないことなのです。
身体で言えば、エントロピーの速度に追いつかれときに体調が悪くなり、追い越されたときに死がやってきます。
そう考えると、美しく暮らすことは命にかかわる大切なことなのです。


いきなり「命にかかわる」なんて物騒ですけど、これホントなんですよ。



家の構造もいいですよね、部屋の角2面にサッシがある。いい感じです。
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意識的に、暮らしを美しく整えることの大事さとステキさを、ぼくは門馬さんから学びました。
こうして回想することで、気持ちが当時に戻って、また頑張ろうって気になっています。
庭を介して門馬さんと出会えたこと、こうして引っぱり上げられる感じ、うれしくありがたいことです。

いつもそう。完成した庭のお客様に引っぱられながら、次の設計という風を受けて空にのぼってゆく凧みたいな毎日なのです。



レフ板に「タレントさんみたい」と、ちょっと緊張しながら、パシャ。
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庭との再会、門馬さんとの再会、すっごく楽しい時間を過ごさせていただきました。
こうして当時のブログを読み返すと、ぼくってけっこういろんなこと考えながら仕事してたんだなあって思います。そしてけっこう熱いですよね(「熱い」じゃなくて「うっとうしい」かな?)。
現在はと言えば、相変わらず熱さ全開で庭のことを考え書きつづけているわけです。
それが何年も続いている。ってことは、これがぼくのスタイルってことですね。

熱いぜいわふち!アツッ!!

真夏に熱い人ってのも、いいんじゃないですかね。アッツアツでいきましょう。



取材終了。記念に1枚お願いしました。
うちのお客様の共通点、笑顔がすてき。
みなさん、どう考えても幸せになってゆく「幸せ顔」しているのです。
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久しぶりに門馬さんちの「幸せの小舟」に乗って、現在の我が暮らし方を反省し、同時に庭への思いの熱さが増しました。

いい庭です。ほんと、こういう庭がすべての家にあったら、そしてすべての庭を持つ人たちが、その庭を「幸せの小舟」だと感じられるように暮らしたら、世の中の悲しい事件はきっと10分の1くらいになるんだけどなあ。いやほんと、庭って、そういう力を秘めているんですよ。

その日を夢見て、また次の庭の設計に入ります。凧です、凧。入道雲を背景に、高く高く。

今回の取材が記事になるのは来年だそうです。お楽しみが、またひとつ増えました。




回想、門馬邸/デッキを「幸せの小舟」と命名

昨日書いた、吉元由美さんが仕事場の机の前に貼っているという「足跡」という詩、メアリー・スティーブンソンという14歳の少女が書いたものだそうです。

「足跡」

ある夜、私は夢を見た。

夢の中で、私は神とともに浜辺を歩いていた。

空には、私の人生のさまざまな場面がフラッシュのように映し出される。

そのそれぞれの場面で、私は2人分の足跡が砂浜についているのを見た。

ひとつは私のもの、そしてもうひとつは神のものだった。

私の人生の最後の場面が映し出されたとき、
私はそれまでの人生の足跡を振り返ってみた。

驚いたことに、何度も私の人生の中で足跡が1人分しかない時があることに気がついた。

そして、それは人生でもっとも暗く悲しい時期ばかりだったのだ。

私は神に尋ねた。

「神様、あなたはおっしゃいました。一度私があなたについていくと決めたなら、あなたはずっといっしょに歩いてくださると・・・。
しかし、私がもっとも辛い時期に、
砂浜には1人分の足跡しかありませんでした。
なぜ私が最もあなたを必要としているときに、
私からお離れになっていたのか理解できないのです」


神は答えた。

「いとしい我が子よ。
私はお前がもっとも苦しい試練の最中にいるときにも
決してそばを離れることはなかった。
1人分の足跡しかなかった時期には、
私はお前を抱き上げて歩いていたのだ」



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神様に抱き上げられていたことに気付いた経験、誰でもありますよね。
神様は神であり、時に自然であり、家族や親の愛情であり、ピンチに駆けつけてくれ、一緒にただ泣いてくれた友であり。
一人じゃないんだっていう気づきがあってから、人は人としての幸福な人生を歩き始めるんだなあって、ね、思いますよね。



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ブログで門馬さんちのことを書いている頃、妻カオリは母親の介護で大変でした。
当時の記事を抜粋します。

妻カオリは母親の介護で実家の姫路に行っています。本格的な介護が必要になってから一年ちょっとが過ぎました。幸いにしていいホームに入れて、一時は動けなかった母も体長回復、あれやこれやと文句を言うほどに元気になっています。

お客様に教えていただいた言葉があります。

「介護はね、親が命がけでする最後の子育てなのよ。そう思えば、ありがたくてありがたくて」

まったくその通りで、この一年で妻はずいぶんと成長しました。そしてぼくもまた、介護に関するものすごく貴重な経験とすばらしい出会いがありました。

健康に感謝して、一日一日を大切に過ごすこと。家族が団結して、家族みんなの幸せを守り育てていくこと。
悔いなく今を楽しんで、けっして笑顔を無くさないこと。
介護されながらも日々明るくがんばっているお母さんが教えてくれることです。




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母はその年の暮れに、明るく優しい母のままで、おだやかに、おだやかに、旅立って行きました。

何だか、妻もぼくも頑張り通しの日々でしたから、由美さん本から知ったこの詩「足跡」が、沁みました。
当時を思い出すと、妻のいつも気を張って頑張っていた横顔や、母がのり巻きをほおばっている姿や、・・・いやあ、泣けちゃいます。「介護は、親が命がけでする最後の子育て」、これを教えてくださったお客様に、今でも感謝しています。頑張った人、辛さや悲しみを乗り越えた人からしか出ることのない、魂の言葉です。



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門馬さんの奥様も、これまで病気をされたり、いろんな辛い時期もあったようです。
きっと、そういう経験が「冷蔵庫の貼り紙」になり、「理屈じゃなくてトキメキで選ぶ」ことをさせたのでしょう。

庭が完成してデッキに立った時、ぼくの頭の中にはテミヤンの「幸せの小舟」が流れていました。「夢はたったひとつさ、そう、おだやかになれること」というフレーズがリフレインされていました。
ぼくはそのデッキを「幸せの小舟」と命名し、ブログに歌詞を書きました。


「幸せの小舟」

ワカメ岩ノリ ヒジキ青ノリ ハバノリ、ノリ、ノリ

海辺の街に暮らし 潮風に吹かれてる
細い路地を抜ければ まぶしい海が見える

夢はたったひとつさ そう おだやかになれること
波待ちのボードの上 神様とつるんでゆけそう

幸せはいつだって(誰も 見えは しない)
通り過ぎた時間に(しらぬ うちに)
ただよっている 小舟さ

ワカメ岩ノリ ヒジキ青ノリ ハバノリ、ノリ、ノリ

きつくしかっておくれ 強く怒っておくれ
僕の強さ弱さを 一番わかっている君

夢はたったひとつさ そう おだやかになれること
だけどいつも心は 何かから おいかけられてる

喜びと哀しみは(いつも 背中 合わせ)
愛されていることに(何も かにも)
気づけない夜もある

ワカメ岩ノリ ヒジキ青ノリ ハバノリ、ノリ、ノリ

夢はたったひとつさ そう おだやかになれること
波待ちのボードの上 神様とつるんでゆけそう

幸せはいつだって(誰も 見えは しない)
通り過ぎた時間に(しらぬ うちに)
ただよう 小舟

喜びと哀しみは(いつも 背中 合わせ)
愛されていることで(人はみんな)
心を強くさせる

ワカメ岩ノリ ヒジキ青ノリ ハバノリ、ノリ、ノリ


これって、「足跡」と同じ世界ですよね。



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実はこの時、歌詞を書き写しながら思ったことがありました、「何でこの曲の You Tube がないのかなあ。歌詞だけじゃ伝わらないよ、ッタク!」って。
で、時は経って2年後、ぼくが庭の写真を使って編集し、
 You Tube にアップしちゃいました。

この世にないんだったら、いいよ、おれがつくる!

という超わがまま体質ゆえの展開でした。
コネクティング・ドッツ。このときの「ッタク!」が点でした。たまたま吉本由美さんの本を読んでいたことも、母のことも、北原照久さんそしてテミヤンと知り合えたことも、お客様が教えてくれた言葉も、門馬さんとの出会いも。この頃のいろんな点が連なって線となったのがこれです。







いい曲です。ただただおだやかに生きてきた人には作れない、もがいてももがいてもうまくいかない時間を、それでももがきながら生きてきた人に響く、これもまた魂の詩であり曲ですよね。



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庭に命名するって、時々あります。できあがったその庭に人格を感じたとき、名付けたくなるのです。
今回取材で、久しぶりに門馬さんちを訪問し、庭と再会し、「幸せの小舟」に乗って思いました。

すべての庭が「幸せの小舟」になればいいんだよなあ。



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門馬さんちの回想、明日につづきます。








 

回想、門馬邸/運命の波に乗る魔法の習慣

2009年11月にご紹介した門馬さんちに行ってきました。
「スモールガーデン」というテーマでの、庭雑誌の取材です。
リビングの外の狭めな場所をウッドデッキと植栽で仕立てた庭なんですが、3年が経過して、庭とリビングのいい感じが倍増していて、すごくうれしかったです。

庭に、経過した時間が折り重なっていきます。
時間が経つほど輝きや味わいを増していく庭は、幸せな暮らしの証です。


何年かぶりで訪れた庭からそれを感じた時、ぼく自身がとても幸せになります。庭との再会、ひと目見て、庭が両手を広げて迎え入れてくれる感覚。ぼくは庭にハグされながら軽く感動に浸っちゃうんですよねえ。

取材中、奥様から、ぼくのそのうれしさを倍増させる言葉が飛び出しました。

この庭ができてから、いいことばっかり起こったんですよ。
いわふちさんの庭は運気が上昇します。これ、間違いないです。


うれしくてうれしくて、
もうねえ、涙モンですよ。

もちろんそういうことを目指してすべての庭に向かっているわけですが、「運気が上昇する」とか「暮らしが幸せ方向へと広がってゆく」とか。だけどそれをぼくが口にしたら、ちょっと怪しいですからね。
ほとんどの人は庭をそんなふうに捉えていないわけですから。「こういう庭にしたら、あなたの人生はいいことだらけに展開します」なんて、ね、霊感商法みたいになってしまいます。だから、極力そういうことは言わないわけです。

でもほんとは、それこそがぼくが考えている庭の価値であり庭が持つ威力。
庭は幸せのために役立つ場所であってほしいし、そういう庭を設計し続けることがぼくの仕事だという思いを持って、毎日新たな庭をイメージし続けています。
いやほんと、うれしかったなあ、奥様のあのお言葉。

2009年11月、「門馬邸」の記事を引っぱり出して読んでいたら、いやあ中身が濃いこと。
軽く当時のことを回想しつつ取材の模様をご覧いただこうと思っていたのに、そうもいかなくなってしまいました。いいことが書いているんですよ。そして読み返すほどに、門馬さんとの出会い、この庭の誕生が、その後のぼくに大きく作用していることを感じました。

というわけで、じっくりと、しっかりと回想しておくことにしました。当時の(いつもながらやたらに長い)ブログ記事から、エッセンスをつまみ出してまとめ直しますので、お付き合いください。


まずはプラン図とビフォー・アフターから。



Plan A
門馬邸A


Plan B
門馬邸B



A、Bともに構造は同じで、塗装の色が違うというプランです。ウッドデッキとしてはオーソドックスな色使いのAと、けっこう思い切った配色のB。あなたなら、どちらを選ぶでしょうか。

奥様は3秒ほど考えてから「こっち!」と、Bを選択されました。

理屈じゃなくて「ときめき」で選ぶ。

という感じでした。

今思うと、その瞬間に、奥様がおっしゃってくださった「いいことばっかりが起こる庭」が産声を上げたんだと思っています。



Before 1
Before 1

After 1
After 1



Before 2
Before 2

After 2
After 2



Before 3
Before 3

After 3
After 3



Before 4
Before 4

After 4
After 4



Before 5
Before 5

After 5
After 5



凄いでしょ、この変化。
これなんですよこれ、この変化。「庭によって暮らしが変わる」ってことが、見てすぐに理解できることと思います。
技術的なことは山ほどありますが、それは今回は省略します。もし「うちもこんなふうにしたいなあ」という方は、3年前の記事を引っぱり出してお読みください。きっと参考になると思います。
今回は回想、テクニックじゃなくて、マインドの方を書いていきます。

打合せで、お宅に初めておじゃましたときに、冷蔵庫の扉に貼られた紙が目にとまりました。



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「運命の波に乗る魔法のクセ(はづき虹映著/きこ書房)」という本の付録だそうです。

何が書いているのかというと、運気の波に乗る暮らしのため、習慣づけた方がいいことが、カレンダー形式で書かれています。


1、はきものをそろえる

2、胸を張る

3、笑顔をつくる

4、メモをする

5、空を見る

6、あたたかくする

7、新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、パソコンをみない、聴かない

8、トイレ掃除をする

9、捨てる

10、神社にいく

11、ヒラメキを活かす

12、人間以外のモノに声をかける

13、元にもどす

14、変身アイテムを用意する

15、花や草木にふれる

16、本を読む

17、お財布の中を整理する

18、プチ断食をする

19、こちらから挨拶をする

20、つながる

21、あやまる

22、ハガキを書く

23、話を聴く

24、スイーツを分かち合う

25、瞑想する

26、寄付する

27、問いかける

28、祈る

29、両親に感謝を伝える

30、歌い踊る

31、作品を残す




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ササッと流し読みしないで、ひとつひとつの意味を考えシーンをイメージしながら読むと「ウ~ン、確かにこれが習慣化していたら、すてきな人生になるだろうなあ」ということばかりですよね。
何人かの知り合いの顔が浮かびました。その人たちはぼくが見習いたい素晴らしい暮らし方をされていて、その全員にこの項目のほとんどが当てはまるのです。



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好きなんですよこういうの。貼ってあるのが冷蔵庫の扉ってのがまたいいです。

その時読みかけだった吉元由美さんの本「今すぐHAPPY!小さなことから変えてみる。/三笠書房」に、同じく冷蔵庫の扉に紙を貼っているというくだりがあることを思い出しました。シンクロしました。
その本の「ハッとした言葉を手帳に書き留める」という章から抜き書きします。

何気ないひと言に心が動かされる。でも、その瞬間に味わって終わりにするのではもったいない。書き留めておいて、ことあるごとに何度も何度も読み返しているうちに、その言葉が心に刻み込まれていきます。
気がつけば、自分の行動の指針となっている。言葉ひとつで次の行動や未来の自分が変わることだってあるのです。

私は、手帳とは別に、聖フランチェスコの「平和の祈り」と、メアリー・スティーブンソンという少女が書いた「足跡」という詩を仕事場の机の前に、そしてマザー・テレサの「あなたの中の最良のものを」という言葉を冷蔵庫に貼ってあります。
「平和の祈り」は私がこの仕事をさせていただく導き、「足跡」は励ましと勇気づけのために。そして「あなたの中の最良のものを」は、家庭においての私自身の役割を戒め、勇気づけるために。ささやかなことかもしれませんが、確かにその力に支えられている自分がいるのです。
 


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門馬さんちの回想。まだまだ濃い記憶がタップリとあります。
明日は由美さんが仕事場に貼っているという「 足跡」という詩のことから始めます。

つづく










 
 


 

奥様は芸術家( 酒巻邸 15)

設計ができあがってから着工するまでに、「素材の色選び」を行います。
今回はそこで奥まさの美的感覚が発揮されました。

打合せ段階で奥様から出ていた「フェルメール&ラブリー」というキーワードを、ぼくとしてはどう扱っていいのかわからないまま、最後はそのことを頭から外して「もし自分の庭なら」という思考で設計しました。これはぼくの力量のなさだったわけです。
柔道で言ったら、監督から背負い投げの一本勝ちを命じられていたにもかかわらず、なかなか技が決まらずに、最後は押さえ込みで決めてしまったみたいな。 

そのスッキリしない感覚を、色決めでの奥様の感覚で消し去ってもらったような、「これだったのか」と正解を与えてもらったような気持ちになりました。

まずプラン図をご覧いただいてから、実際に庭に使った素材を並べます。



酒巻邸 平面逆

酒巻邸 立面B



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特に壁の色と仕上げの質感が、ぼくが提案したものとは違う感じになりました。そしてその変化に「フェルメール&ラブリー」を実感できました。うれしい変化でした。



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奥様は音楽の先生です。弾厚作と山本直純の音楽が似ていることを、とても楽しい発見として語るような方で、暮らしの中心に音楽があって、音楽の中を泳ぎながら暮らしているような感じを受けました。仕事としてというよりも、大好きな音楽にドップリと浸りながら日々を送っているという感じです。
そして絵画への造詣も深く、室内にはグッと来る絵が何枚も飾ってありました。いわゆる芸術家です。



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そんな奥様は、会話はすべて感覚的です。ぼくが話す言葉を「はい、はい」と丁寧に受け取りながら、その受け取った言葉を頭の中で調べや風景に変換しているようでした。「はい、はい、・・・はい、はい」と、間をあけては頭の中に広がる仮想庭にウットリする。



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ウットリするばかりで、奥様からはほとんど具体的な意見は出てきません。どこまで話しても「はい、はい」と返ってきて、そして「すてきー」で終わります。
唯一いただいたキーワードが「フェルメール&ラブリー」だったのです。


楽しい人です。そして「この感覚、こういう暮らし方って、どう考えても幸せだよなあ」と思いました。

「はい、はい」と聞き入って、受け取った言葉を脳内で風景や音に変換して、「すてきー」とウットリする。

そんなふうに話を聴いてくれたら、誰でもうれしくなっちゃいますよね。そしてその人のために全力出しちゃいます。
ご主人、幸せ者だなあ。


ぼくが中学生の頃に思い描いていた自分の未来像、夢見た未来の暮らしは「アーティストの家」でした。酒巻さんちには、それと似た世界がありました。
ぼく的には油絵の具と粘土の匂いがする北向きの天窓があるアトリエで、その外には深い雑木林がある。ぼくが岡本太郎で、妻は城戸真亜子みたいな、そんなイメージでした。
暮らしの中の会話はすべて感覚的で、議論することがない。
すべてのことがらを「美しいか美しくないか」で判断する。
静かに、美しく流れてゆく時間。
・・・理想郷。

イメージしただけで、気持ちが宙をさまようほどの心地いい感覚になってきます。

「美的感受性を持って暮らすということ」、明日はこのことを、少し掘り下げてみようと思います。








 夏本番ですね。朝からゼミが大音量で鳴いていました。

今夜はテミヤンライブで充電して、バランス調整して、夏バテしないで頑張ります。
あなたもぜひ。



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夏休みのお子さんを連れて行くのも楽しいと思いますよ。


今日はこれから雑誌の取材で、門馬さんちに行ってきます。
門馬さんと言えば「幸せの小舟」(興味のある方はブログ内検索で門馬邸を探してみださい)。







久しぶりの再会が楽しみです。
門馬さんちの奥様も、幸せに暮らしを組み立てる達人なんだよなあ。





 
 

夜の庭( 森邸 12)

森さんちの照明器具です。
いつもの船舶ライトを玄関の枕木に1灯、庭の目隠しフェンスの柱に2灯設置しました。



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この3灯の明りで、夜はこうなります。



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庭をイメージするときに、なかなか夜のことまでは考える人は少ないのが現状です。
夜の庭って、いいんですけどねえ。

相談会でも、けっこう夜の庭についてのお話しをします。
今日はい夜の庭の写真を並べながら、そのことを書きます。



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ぼく自身が毎晩庭で過ごしているので、夜の庭抜きの暮らしは、ちょっと考えられなくなっています。
きっかけは昨年の計画停電です。部屋でロウソクを灯して妻と山小屋気分を味わっていたら、外の方が明るいことに気付いて、ふたりで庭に出ました。
驚き!満月の明かりで、芝生にふたりの影が、まるで昼間の陽射しのようにクッキリと落ちていたのです。
子どものころを思い出しました。数十年ぶりに月の明るさに気付いた瞬間。ぼくはそれを、月に導かれて庭に出た、「月からの啓示の瞬間」と名付けて、それ以来ぼくはいち日も欠かさずに、夕食後に庭に出て、本を読んだりパソコンを叩いたりしているのです。



一柳邸
一柳邸



と、これが表向きの理由。月からの啓示って、ちょっとすてきでしょ。
今日は真実をお話ししましょう。いやいや表向きの理由も真実なんですけどね。でも、何事にも複層的な理由が存在するものなのです。



古澤邸
古澤邸



ぼくが毎晩庭に出る理由、それは「妻からの脱出」なのです。
それは別に、ぼくが恐妻家だからじゃないんですよ。家庭内別居とか仮面夫婦とか、そういうことでもありません。いたって仲のいい、さすがにラブラブとまでは言いませんけど、ちゃんとした良き夫婦です。
ではなぜ、ぼくが毎晩庭へと脱出しなければならないのかというと、・・・妻が・・・関西人のB型だから。



荒武邸
荒武邸



関西人ってのは、越後人のぼくからすると、異常と思えるほど良くしゃべります。妻は朝起きてから寝るまで、ほとんど切れ目なくしゃべりつづけています。
しかもB型ですから、まったく一方的に、何の脈絡もなく、何を伝えるためにしゃべっているのか意味不明なまま、延々としゃべっているように思えることもあるのです。
明るくていいんですけどね。うん、無口な妻よりも100倍いいんでけど、それを受け取る側のぼくの容積が小さいことが問題なのかもしれません。



高橋邸
高椅邸1



吉本的に、切れ目無く話し続ける妻が、ぼくとしてはちょっとキツく感じることがあります。
疲れがたまっているときなどには、できるだけ優しい言い方で、「ごめん、ちょっとだけ黙っててくれる」と言ったりします。
すると妻は「そんなこと言ったって、私がしゃべるのは呼吸なんだから、しゃべらなくなったときは死んでるってことなんだからね。あなたは頷いていればいいのよ」と。



高野邸
高野邸5



そのねえ、ただうなづいていることが、A型のぼくにはできなくて。言葉は言葉なので意味を持っていますからね。妻の呼吸にいちいち同意したり反論したりしてしまって、それで疲れてしまうのです。
まあ、これも修行です。いつも明るく元気に、音声付きの呼吸をしている妻の存在がありがたいんですからね。



門馬邸
 門馬邸



そんな我が家なので、ぼくは、夕食終わってから、スッと庭に出ます。



石井邸
石井邸



静寂。
夜風、夜空、遠くに光る江ノ島灯台の灯り、ライトに浮かび上がる草花。
ぼくはパソコンを開いて、カタカタカタとやり始め、5分もすると、ひとりの世界にのめり込んでいきます。



片桐邸
片桐邸



いったん台所に戻って、ワインを注いでまた庭に出ます。今度は本を持って。
睡眠ホルモンのメラトニンの分泌が始まってウトウトするまで、庭で本に没頭します。



藤井邸
藤井邸



このことが習慣化して、ぼくはこれまでの人生で最も多くの本を読みました。それと、夜の庭に一人いて考えたこと、感じたこと、思いついたことが積み重なって、それが庭の設計に反映されていきました。



日置邸
日置邸



きっかけは「月からの啓示」、「妻からの脱出」、どちらにしても、もうそれは関係ありません。
夜庭に出ることで得られる、気持ちよさ、安らぎ、瞑想にも似たひとりの時間、いいですよこれ。パソコンや本に没頭できる集中力も生まれるし、人生が濃く深くなる時間として習慣化しています。



畑邸
畑邸4



お客様からうかがった、夜の庭のエピソードをふたつ。

毎晩終電まで働いているご主人が、ヘトヘトになって家にたどり着くと、玄関から入らずに庭に回るんだそうです。そこでのリラックスタイムが、満ち足りた気持ちになれるんだそうです。そしてそれから家に入る。
わかるなあその気持ち。



飯高邸
飯高邸



お母様の介護と、お子さんたちの世話と、ご自分の仕事とで、目が回るような毎日を過ごしている奥様は、ガーデンリフォームでできあがった「夜の庭」に出るのが楽しみになったそうです。
真夜中に目が覚めると、庭に出て「ラジオ深夜便」を流しながら本を読むそうです。その時間だけが自分の時間だと。
これも、わかりますねえ。



天野邸
天野邸



忙しい人ほど本よ読むと言います。庭も似ていて、忙しい人ほど庭を楽しむのです。

夜の庭は、忙しくて亡くしてしまいそうな心を、取り戻す場所。



本間邸
本間邸3



一人庭に出て過ごす夜、宇宙と交信していることに気付いたりもするんですよ。「月からの啓示」って、ほんとなんです。



小湊邸
小湊邸



夜の庭と言えばバーベキュー、これもすばらしいですよ。
バーベキューじゃなくても「今日は晩ご飯、外ですよー」という声に歓声が上がる、いいと思いませんかそういうの。
夜の庭、ひとりも良し、家族や仲間と一緒も良し。
あなたの庭も、夜バージョンの楽しみをイメージして組み立てれば、そんな暮らしが実現します。



和泉邸



「お庭の相談会」で、ぼくと一緒に、夜の庭をイメージしてみましょう 。





 

ジューンベリー( 栗原邸 14)

では昨日前振りした「今後大人気になること間違いなしの木」をお教えしましょう。これです!



ジューンベリー
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バーベキュテラスの右側、レンガの外、昨日ご覧いただいたアオダモと対になるように植えました。



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葉は柔らかい薄緑色です。日に透けるとすごくきれいなので、テラスで過ごしていて木漏れ日を感じられるこの位置にしました。



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撮影時に実が色付き始めていました。



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 和名はアメリカザイフリボクというバラ科ザイフリボク属の、ブルーベリーに似た実を付ける果樹です。6月に収穫できるのでジューンベリーと呼ばれています。
樹高は2〜3メートル程度。これまでに目撃した最大のものは日置さんちと竹原さんちのもの、どちらも3メートル越えでした。



 日置邸
日置邸



竹原邸
竹原邸



竹原さんにはジューンベリー酒のレシピを教えていただきました。



竹原邸
竹原



それをお教えしたらさっそく最初の収穫でやってみたのが小池さんちの奥様。これです。



小池邸
小池邸
 


このように実を楽しめることがジューンベリーの最大の魅力です。でもそれだけではありません。葉っぱもやさしくていい感じですし、花もすばらしいです。



木村邸
ジューンベリー4
 
レノンの庭
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そして、秋の紅葉もまたいい感じなのです。



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 樹形はキャシャでしなやか。これまでに植えた木のいくつかを並べてみます。



樋口邸
井樋邸

一柳邸
一柳邸
 
高野邸
高野邸

小池邸
小池r邸

草野邸 
草野邸

滝沢邸
滝沢邸
 
田村邸
田村邸

 田中邸
田中邸
 
藤原邸
藤原邸

門馬邸
門馬邸



どうです、いい感じの木でしょ。きっと庭に植えたくなったのではと思います。植えちゃいましょ植えちゃいましょ、病気になりづらいし手入れもほとんど入らないし、楽しまない手はありませんよ。

ちなみにわが家にも今年植えました。先日収穫してジューンベリー酒も漬け込んであります。じっくりと半年待って、味見、また半年待って、味見。チビチビ楽しみたいと思います。鎌倉辺りの雑貨屋に行ってジューンベリー酒用のグラスも探そうかなあ。アァ、この感じ、ロハスだなあ。








ジューンベリーの写真を引っ張り出していたら、高橋さんちのが出てきました。



高橋邸
高橋邸



思い出しました、このジューンベリーは庭の工事中に病気で他界された娘さんから、お母さんへのプレゼントでした。長患いの末に自らの死期を悟ったとき、母親への贈り物として木を植える・・・。とても聡明な彼女は、いったいどんな思いをこの木に込めたのか、ついにそれをお訊きすることはできませんでしたが、お母さんは、きっと毎日この木と会話してたんじゃないかなあと思います。
三回忌が過ぎて、ご家族の悲しみが少しは和らいでいるといいんですけど。
ぼくと庭の打ち合わせをしているときのおかあさんが、とても楽しそうでうれしかったと、彼女はそう言ってくれたそうです。 

庭木って、家族なんですよね。そして、ジューンベリーは笑顔が生まれる木なのです。
庭を眺められるリビングに出したベッドで、ニコッと笑って、こちらを見ていた彼女の顔が思い出されます。

高橋さんちには、辛かった分、これから大きな幸せがやって来るはずです。その幸せを見守るように、ジューンベリーが毎年美しく咲きたくさんの実を付ける。来年の花の時期に、おいしいダンゴでも持って、花見にうかがおうと思います。



 





ピンチはチャンス!( 門馬邸 17)

「お庭の何でも相談会」でちょっと間がいてしまいましたが、門馬さんちの最終日です。

冷蔵庫の貼り紙と、ぼくが読んでいた吉元由美さんの本のおかげて、今回は幸せな暮らしについてあれこれ考える時間が持てました。

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奥様は数年前、いろいろと頑張り過ぎて、体調を悪くして寝込んだことがあったそうです。人生のピンチですね。しかしそれ以来、積極的に生活を組み立てることや幸せについて考えることが多くなったそうです。そして今の素敵な暮らしが生まれた。
ピンチはチャンス!人生に無駄なことは何ひとつありませんよね。

「ユダヤ人大富豪の教え」などで有名な本田健さんの著書から抜き書きします。

「次はどのドアが開くのだろう?」

最悪の状況で何も打つ手がなくなったとき、あなたは、映画の主人公のように絶体絶命のピンチに陥った感じがするかもしれません。私も、何度となく人生でもうダメかも!と感じるような体験をしているので、よくわかります。
でも、まさにそのとき、自分に聞いてほしいのがこの質問です。
「次は、どのドアが開くのだろう?」
ひとつのドアが閉じれば、間違いなく次の扉が開きます。


幸せについてちゃんと考えて、幸せということを意識しながら、幸せになるための考え方や行動を実践することの素敵さを門馬さんから教わった気がします。門馬さんがぼくのためにドアを開けて招き入れてくださいました。

門馬さん、ぼくのイマジネーションだけではとうていこの「幸せの小舟」は出現しませんでした。楽しい仕事をさせていただいて感謝しています。ありがとうございました。


 
明日から新シリーズです。
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