ビッグサム港南台店が無くなって2ヶ月。現在、立体駐車場の解体工事が進んでいます。で、未確認ではありますが、かなり精度の高い情報として次のロイヤルホームセンターのオープンが3月28日に決まったようです。また港南台のお客さま方にお会いできることが楽しみで、ぐぐっと元気が湧いてきます。
では昨日の続き。今日からは昨年の後藤さんちのオープンガーデン。花一杯の庭をご覧いただきながらすすめたいと思います。三寒四温が始まったので、春ももうすぐ、花の季節がやってきます。
さっ、前段は終わりで、『デザインとは』に入りましょう。
ふだん暮らしの中でデザインを意識することってありますよね。意識するどころかよくよく考えると一日中デザインから受ける刺激を浴びながら暮らしているのです。特に都会の人は。あらゆるものが「オレがオレが」とデザインを駆使してイメージをぶつけてくるのが都会生活なのです。村上春樹の『1973年のピンボール』だったかに「デパートはイマジネーションの洪水だ。すべての品物がその物質ではなく、そこから派生するイマジネーションを売ろうとしている。イメージ抜きで物質として必要なものは今や風呂の栓くらいのものだ」というような一説が出てきますが、まさしくその通り。私たちは食品でも洋服でも、実のところデザインを買って生活しているのです。とすると、どういうデザインを選択するのかが、イコール、どういう暮しをするか、ということになってくるわけでして、選択眼、つまりデザインを感じる力が重要なのです。その力が生活の質を決定付ける。
話は思いっきりさかのぼって、戦後。物が不足していた時代は物を生産することが時代的価値でした。その後物が行き渡って豊かさがやって来ると、今度は消費の時代。消費することが時代的価値。糸井重里の『おいしい生活』のころですね。それからバブルと共にブランド指向があって・・・、そして21世紀は『心の時代』。心豊かに暮らすことが時代的価値となりました。
で、デザインが氾濫する環境で心豊かに暮らすためにはデザインを感じる力が必要、となるわけです。デザインを感じる力、感性ですね。それだけではだめで、そのデザインから広がるイマジネーションが必要。
さあ、むずかしい時代になってきましたねえ。明日に続きます。
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では昨日の続き。今日からは昨年の後藤さんちのオープンガーデン。花一杯の庭をご覧いただきながらすすめたいと思います。三寒四温が始まったので、春ももうすぐ、花の季節がやってきます。
さっ、前段は終わりで、『デザインとは』に入りましょう。
ふだん暮らしの中でデザインを意識することってありますよね。意識するどころかよくよく考えると一日中デザインから受ける刺激を浴びながら暮らしているのです。特に都会の人は。あらゆるものが「オレがオレが」とデザインを駆使してイメージをぶつけてくるのが都会生活なのです。村上春樹の『1973年のピンボール』だったかに「デパートはイマジネーションの洪水だ。すべての品物がその物質ではなく、そこから派生するイマジネーションを売ろうとしている。イメージ抜きで物質として必要なものは今や風呂の栓くらいのものだ」というような一説が出てきますが、まさしくその通り。私たちは食品でも洋服でも、実のところデザインを買って生活しているのです。とすると、どういうデザインを選択するのかが、イコール、どういう暮しをするか、ということになってくるわけでして、選択眼、つまりデザインを感じる力が重要なのです。その力が生活の質を決定付ける。
話は思いっきりさかのぼって、戦後。物が不足していた時代は物を生産することが時代的価値でした。その後物が行き渡って豊かさがやって来ると、今度は消費の時代。消費することが時代的価値。糸井重里の『おいしい生活』のころですね。それからバブルと共にブランド指向があって・・・、そして21世紀は『心の時代』。心豊かに暮らすことが時代的価値となりました。
で、デザインが氾濫する環境で心豊かに暮らすためにはデザインを感じる力が必要、となるわけです。デザインを感じる力、感性ですね。それだけではだめで、そのデザインから広がるイマジネーションが必要。
さあ、むずかしい時代になってきましたねえ。明日に続きます。
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