市丸さんちの樹木です。
以前菊地さんからいただいたメールで「庭をやるまでは2月は冬だと思っていたんですけど、庭に出てみると2月は春の始まりなんですね」というお話がありましたが、全くその通りで、市丸さんちはすでに春でした。撮影日は2月12日で、皆さんおぼえているんじゃないでしょうか、急にものすごく温度が上がったあの日です。天気予報では4月上旬並みの気温と言っていましたが、ほんとに温かくて撮影してても汗かいて、奥様が出して下さった冷たいお茶がおいしかったです。
デッキの階段脇と下の庭にある2本のミモザが満開で、息を飲むほど美しくて、


アップで何枚も写しました。



そのミモザを見上げながら元気に伸びているのはローズマリーです。ローズマリーは日陰にも強いので、一般的にはシェードガーデン用の植物と思われていますけど、日向だとグングン伸びて、勢いがあってまるで印象が違います。クリスマスローズもそうで、その花のイメージからも日陰の植物と思われがちですけど、日向に植えると株分かれも旺盛で、放ったらかしでも花いっぱいの大きな茂みになってくれるのです。

5年前のリフォームをする以前から鉢植えで置いてあったソテツです。段々の花壇をつくった時に階段脇に地植えにしました。ソテツの生長はゆっくりなので、苗木だったのが大木に生長したミモザとは対照的で、印象はさほど変わっていませんけど、ちゃんと新芽は出ています。

この小さな新芽が見事は円形に開くのは6月頃でしょうか。毎年出てくる新しい葉が、生命力いっぱいに夏の庭にリゾート感を演出してくれます。一年に1度だけ開いて、その分だけ生長しますから、ゆっくりなんです。ソテツの生長は一年で3~4センチと言われています。

地被性のコニファーです。ハイビャクシンなど昔から日本にあったものもありますが、今売られている多くはここ数年で普通に売られるようになったものばかり。10年前は植物図鑑で見るだけで、現物は珍品扱いでした、。例えば東京ディズニーランドの建設にあわせて日本で栽培販売されるようになったアメリカハイネズ。針葉のコニファーで、当時その苗をたまたま手に入れて、毎日飽きることなく眺めていたことを思い出します。その当時から考えると、現在ホームセンターでもいろんな種類の地被性コニファーが売られていることは、うそみたいにありがたい状況なのです。クリスマスローズもそうですね。数年前は超高級品で、マニアも多くて現在のバラのような扱いでした。それが今では品種も爆発的に増えて、値段は5分の1くらいまで下がって、ごくごく普通の植物になりました。需要に供給が追いついて、珍品、高級品が一般的なものになった時点で、庭でも何でも、ひとつ文化が豊かになった、そう言えるのかもしれません。今なら液晶テレビがそうですよね。家電メーカーは大変ですけど、でもまあそれも世の流れ、日本人の元気さ、たくましさ、ということでしょう。庭屋としてはコニファーやクリスマスローズ、樹木でいうとシャラノキやシマトネリコなどの値崩れはありがたいことです。

次はジンチョウゲ。これこそ春を告げる花灌木の代表格です。大好きなんですよジンチョウゲの香りって。昨年の春も一昨年の春もこのブログに書いた気がしますけど、以前、毎日現場作業をしていたころに、春のある日、関東中のジンチョウゲが一斉に香りだす日がありました。その日が大好きなんです、ジンチョウゲが香る日。「春だなあ」って。

市丸さんちのジンチョウゲもつぼみが膨らんできて、すでにこのつぼみの中にはあの香りが生成されているように感じました。春はいい、ほんとに春はいいです。春の到来にときめきを感じるのは、雪国育ちの習性なのかもしれません。

これはアジサイの芽吹きです。これもいいでしょう、何ヶ月か枯れ木状態だった枝から、ちゃんとこうして芽が出てくる。春の芽吹きって力強くて濃くて、アジサイなのにたらの芽みたいにおいしそうです。

最後はロウバイです。花が蝋細工みたいだからその名がついたそうです。ロウバイの花を初めて見たのは今から20年前、北鎌倉の紫陽花寺でした。当時、庭のことに夢中で、京都や鎌倉の名刹、有名な庭を歩き回っていました。紫陽花寺もそのひとつで、お寺の方がまだまだ咲かないアジサイのことやミツマタの木、そしてこのロウバイのことなどを解説してくださいました。その日も今回の撮影当日と同じに妙に暖かい日でした。ロウバイを見ると、夢中で庭を歩き回っていた若い日の記憶と鎌倉のあの日がよみがえります。

何かに夢中だったときの記憶っていいもんですよね。今の毎日も後年いい思い出として残るといいなあ。そうなるように、今日も夢中でがんばります。
昨日スターホームの社長さんがふらっと遊びに来てくださいました。スターホーム株式会社は湘南を中心に大活躍している住宅メーカーで、その社長さん、星 武司さんは湘南サクセスストーリーとして有名な方。ものすごくさわやかでイイ感じの青年社長でした。
スターホーム株式会社、大人気なはずですよ。うわさのイケメン社長は、見事に夢をシーンとして描けるタイプの方ですし、「世の中の多くの住宅メーカーは家じゃなくてハコをつくって売っている気がして、私はそれがいやなんですよ。そこに住む家族の大事な場所をつくるんです」、さらに「お客様の喜んでいただくためだけに仕事しています」と言いきっていて、いいなあこの人って思いました。いろんな課題を両手にいっぱい携えて、でも颯爽と時代を駆け抜ける感じ。湘南でこれから家をとお考えの方は株式会社スターホーム、要チェックです。住む人の夢を形にした、家族のための、心のこもった家を建ててくれるはずですから。いやあ楽しい時間でした。みぞれまじりの悪天候の中、よくぞ来てくださいました。心が熱くなりましたよ!ほんと出会いってすばらしいなあ。
今日は昼近くから旭区四季の森『レノンの庭』にいます。もうねえ、庭の話とかじゃなくてぜんぜんいです。なんでもいいから話しましょ。家族のこと、テレビ番組のこと、夕飯のおかずのこと、なんでもいいですよ。人と出会って、会話をすることの楽しさ、そこから始まるドラマがたまらなくいいんだなあ!
いやあ、今日がどんな日になるのか、楽しみです。
雨が上がったので『レノンの庭』で、恒例の焼き芋焼いてご来店をお待ちしております。
以前菊地さんからいただいたメールで「庭をやるまでは2月は冬だと思っていたんですけど、庭に出てみると2月は春の始まりなんですね」というお話がありましたが、全くその通りで、市丸さんちはすでに春でした。撮影日は2月12日で、皆さんおぼえているんじゃないでしょうか、急にものすごく温度が上がったあの日です。天気予報では4月上旬並みの気温と言っていましたが、ほんとに温かくて撮影してても汗かいて、奥様が出して下さった冷たいお茶がおいしかったです。
デッキの階段脇と下の庭にある2本のミモザが満開で、息を飲むほど美しくて、


アップで何枚も写しました。



そのミモザを見上げながら元気に伸びているのはローズマリーです。ローズマリーは日陰にも強いので、一般的にはシェードガーデン用の植物と思われていますけど、日向だとグングン伸びて、勢いがあってまるで印象が違います。クリスマスローズもそうで、その花のイメージからも日陰の植物と思われがちですけど、日向に植えると株分かれも旺盛で、放ったらかしでも花いっぱいの大きな茂みになってくれるのです。

5年前のリフォームをする以前から鉢植えで置いてあったソテツです。段々の花壇をつくった時に階段脇に地植えにしました。ソテツの生長はゆっくりなので、苗木だったのが大木に生長したミモザとは対照的で、印象はさほど変わっていませんけど、ちゃんと新芽は出ています。

この小さな新芽が見事は円形に開くのは6月頃でしょうか。毎年出てくる新しい葉が、生命力いっぱいに夏の庭にリゾート感を演出してくれます。一年に1度だけ開いて、その分だけ生長しますから、ゆっくりなんです。ソテツの生長は一年で3~4センチと言われています。

地被性のコニファーです。ハイビャクシンなど昔から日本にあったものもありますが、今売られている多くはここ数年で普通に売られるようになったものばかり。10年前は植物図鑑で見るだけで、現物は珍品扱いでした、。例えば東京ディズニーランドの建設にあわせて日本で栽培販売されるようになったアメリカハイネズ。針葉のコニファーで、当時その苗をたまたま手に入れて、毎日飽きることなく眺めていたことを思い出します。その当時から考えると、現在ホームセンターでもいろんな種類の地被性コニファーが売られていることは、うそみたいにありがたい状況なのです。クリスマスローズもそうですね。数年前は超高級品で、マニアも多くて現在のバラのような扱いでした。それが今では品種も爆発的に増えて、値段は5分の1くらいまで下がって、ごくごく普通の植物になりました。需要に供給が追いついて、珍品、高級品が一般的なものになった時点で、庭でも何でも、ひとつ文化が豊かになった、そう言えるのかもしれません。今なら液晶テレビがそうですよね。家電メーカーは大変ですけど、でもまあそれも世の流れ、日本人の元気さ、たくましさ、ということでしょう。庭屋としてはコニファーやクリスマスローズ、樹木でいうとシャラノキやシマトネリコなどの値崩れはありがたいことです。

次はジンチョウゲ。これこそ春を告げる花灌木の代表格です。大好きなんですよジンチョウゲの香りって。昨年の春も一昨年の春もこのブログに書いた気がしますけど、以前、毎日現場作業をしていたころに、春のある日、関東中のジンチョウゲが一斉に香りだす日がありました。その日が大好きなんです、ジンチョウゲが香る日。「春だなあ」って。

市丸さんちのジンチョウゲもつぼみが膨らんできて、すでにこのつぼみの中にはあの香りが生成されているように感じました。春はいい、ほんとに春はいいです。春の到来にときめきを感じるのは、雪国育ちの習性なのかもしれません。

これはアジサイの芽吹きです。これもいいでしょう、何ヶ月か枯れ木状態だった枝から、ちゃんとこうして芽が出てくる。春の芽吹きって力強くて濃くて、アジサイなのにたらの芽みたいにおいしそうです。

最後はロウバイです。花が蝋細工みたいだからその名がついたそうです。ロウバイの花を初めて見たのは今から20年前、北鎌倉の紫陽花寺でした。当時、庭のことに夢中で、京都や鎌倉の名刹、有名な庭を歩き回っていました。紫陽花寺もそのひとつで、お寺の方がまだまだ咲かないアジサイのことやミツマタの木、そしてこのロウバイのことなどを解説してくださいました。その日も今回の撮影当日と同じに妙に暖かい日でした。ロウバイを見ると、夢中で庭を歩き回っていた若い日の記憶と鎌倉のあの日がよみがえります。

何かに夢中だったときの記憶っていいもんですよね。今の毎日も後年いい思い出として残るといいなあ。そうなるように、今日も夢中でがんばります。
昨日スターホームの社長さんがふらっと遊びに来てくださいました。スターホーム株式会社は湘南を中心に大活躍している住宅メーカーで、その社長さん、星 武司さんは湘南サクセスストーリーとして有名な方。ものすごくさわやかでイイ感じの青年社長でした。
スターホーム株式会社、大人気なはずですよ。うわさのイケメン社長は、見事に夢をシーンとして描けるタイプの方ですし、「世の中の多くの住宅メーカーは家じゃなくてハコをつくって売っている気がして、私はそれがいやなんですよ。そこに住む家族の大事な場所をつくるんです」、さらに「お客様の喜んでいただくためだけに仕事しています」と言いきっていて、いいなあこの人って思いました。いろんな課題を両手にいっぱい携えて、でも颯爽と時代を駆け抜ける感じ。湘南でこれから家をとお考えの方は株式会社スターホーム、要チェックです。住む人の夢を形にした、家族のための、心のこもった家を建ててくれるはずですから。いやあ楽しい時間でした。みぞれまじりの悪天候の中、よくぞ来てくださいました。心が熱くなりましたよ!ほんと出会いってすばらしいなあ。
今日は昼近くから旭区四季の森『レノンの庭』にいます。もうねえ、庭の話とかじゃなくてぜんぜんいです。なんでもいいから話しましょ。家族のこと、テレビ番組のこと、夕飯のおかずのこと、なんでもいいですよ。人と出会って、会話をすることの楽しさ、そこから始まるドラマがたまらなくいいんだなあ!
いやあ、今日がどんな日になるのか、楽しみです。
雨が上がったので『レノンの庭』で、恒例の焼き芋焼いてご来店をお待ちしております。