2009年08月

テラスのビフォー・アフター( 一柳邸 3)

ではビフォー・アフター。今日は庭のテラスです。

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何度やってもおもしろいですよ、

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ビフォー・アフター。

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さんざん唸ってひねり出したアイデアも、しつこく考え続けてようやく引いた線も、

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職人さんの熱意と努力も、スタッフの気遣いや庭への思いも、ぜーんぶ飛び越えて、瞬時にして庭ができあがるんですから。理屈抜きでドン!と現れる感じが大好きなのです。贅沢な瞬間です。

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いい感じでしょう!雑草対策したりしながら何となく眺めていた庭が「とびきりの過ごす場所」になりました。


 
昨日は24時間テレビと、選挙と、迫り来る台風と、いやあ何だか激しいいち日でしたね。
そして8月は今日で終わりと。朝起きてブルッとするような冷たい風と雨で我にかえると「昨日の熱は何だったんだろうか」と、ほんの少しけだるい感じになりました。そうそう拓郎の「祭りのあと」みたいな感じ。

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祭りのあと/吉田拓郎


朝、ほんの数分間、夏が終わった感傷に浸っていたら、化粧を済ませた妻がやって来て速射砲のような勢いで今日のスケジュールや仕事の打ち合わせが始まって・・・、また慌ただしい一日のスタートです。
「元気だなあこの人は。毎日が祭りだからなあ」
油断してるとそのパワーの毒気に当てられてしまいますので、こちらも自然と気合いが入ります。まあ、ありがたいことです。

アプローチのビフォー・アフター( 一柳邸 2)


投票所の受付のアルバイトで、珍しく早起きして出かけた娘の「仕事ぶり」が気になって、朝7時過ぎに投票を済ませてきました。さてと、どういう結果になりますか。

娘は寝起きのブスーッとした表情から一転、とってもいい笑顔で受付嬢をやっていました。高校にも(まったく受験勉強しないで)面接で入ってしまったし、外面がいいのも才能のうちなんだなあと感心しています。

投票所からの帰り道にあるハナマサには、早朝なのにバーベキューの材料を買い込む家族連れが何組もいました。みなさん笑顔で、すてきな光景だったなあ。
8月最後の日曜日、投票を済ませて家族でバーベキュー。政治が多少どうでも大丈夫だなあという気がしましたよ。家族っていいなあ。

今日は立て続けにお客様との打ち合わせが入っていて、夕方まで一気に駆け抜けるような感じのスケジュールです。お会いする方の人数が多い日はそれだけワクワク感が大きくて、まだお会いする前から前倒しで「しあわせだなあ」という感じです。庭の話っていいですよ、夢とイマジネーションの世界ですからね。
おっと!夕方の北原照久さんのラジオ放送が聴けないスケジールになっていました・・・。2週に1度の楽しみなのになあ・・・。まあしかたないので、妻に録音しといてもらって、夜、ジックリと楽しみたいと思います。

隔週で日曜日の午後4時5分から4時53分まで、NHKラジオ第1放送でやっている番組です「音楽熱中倶楽部」
毎回ツボの選曲と独特な味のある北原さんのナビゲートで、休日の夕暮れ時を心地よく演出してくれる番組なのです。いつも「さすが!」と思わせる北原さんならではの選曲、例えば浅川マキの「カモメ」とか「横浜市歌/ブルースバージョン」とか、前回は山崎ハコさんの「横浜」にグッと来て、帰宅後You Tubeで探して妻に聴かせたりしました。
休日の夕方のAMラジオ、いいですよ!ぜひ聴いてみてください。

では一柳さんちのビフォー・アフターです。量が多いので3日に分けてご覧いただきます。今日は玄関アプローチです。

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After 1
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本来の目的はお隣りさんとの目隠しだったんですが、
いかがですか、

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違う家みたいに

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生まれ変わった感じでしょ。

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明日は庭のビフォー・アフターです。これまた違う家みたいになりました。いい感じですよ。


 
「音楽熱中倶楽部」はぜひ聴いてみてください。夕方の4時5分からAMラジオのNHK第1放送です。番組のスタートからいいですよ。北原さんの深夜放送のような語りと弾厚作さんのテーマ曲「ロング・ボード」。そして見事な選曲。あぁ早く聴きたい!でもまあ今回は録音で我慢します。

よし!(珍獣ハンターイモトに負けないように)今日も気合い入れてがんばりますよ-!

ボタモチ川の杉の木

一柳さんちのビフォー・アフターの予定でしたが、ちょっとティータイムにします。

ぼくが小学校に入ったばかりの頃の記憶です。
いつも遊び場にしていた学校のグラウンドに大きな人だかりがしていました。祭りでもないのに町中から大人が集まって何やらワイワイとしていました。その大人たちの間をかいくぐってその人だかりの中心に潜侵入すると、そこには長靴を履いたおじさんが、拡声器を片手に、もう一方の手を振り上げながら演説していました。とても印象的だったのは、そのおじさんが大声で何かをしゃべると、集まった大人たちが大爆笑したり拍手喝采したり、今思えば北島三郎の舞台のように酔いしれている雰囲気、熱気があったんですね。

その人だかりの中心で演説していたおじさんが田中角栄でした。
地元の(旧新潟三区)では「角さん」という親戚みたいな呼び方の中に「角栄先生」「生き神様」「大恩人」というようなニュアンスも含む、独特の存在。住民が送る視線の熱さと尊敬の強さは、ちょっと方向性は違いますけど北の将軍様に匹敵するものでした。

この角さん、ひとことで言うと「庶民をワクワクさせてくれる」人でした。途方も無い夢、例えば「あの三国峠をブルトーザーで削って平らにすれば、雪は関東平野に降る。そうすれば雪国の苦労が、東京でおもしろおかしく暮らしている人にもわかるんだ」とか「魚沼は世界有数の豪雪地帯なんだから、世界一、国の予算の恩恵を受けて当然なんだ。ワシは国家予算をそっくり魚沼に持ってこようと考えてる」なんていうことを、あの口調でまくしたてたかと思うと、「ところでさ、ボタモチ川の杉ん木(杉の木)は切った方がいいぞ。そろそろ根が張ってきたから水上がり(洪水)のときにゴミが引っかかるぞ」などという超ローカルなことを持ち出したりして、そりゃあもう、純朴な魚沼の人たちは完全に角栄節のとりこになるのです。
ボタモチ川というのは鮎釣りのメッカとして有名な魚野川から田んぼの取水のために引き込んでいる川幅1メートルほどの小川です。その川が流れている町内の人しか知らないような事情を持ち出すあたりが最高の演出で、もうみんな目に涙を浮かべて興奮します。

こんな逸話もまことしやかに語り継がれています。
水沢という陸の孤島とまではいかないまでも、町からはかなり離れた部落があります。季節は冬、そこに向う一本道を蓑をかぶってテクテク歩くひとりの腰の曲がったおばあちゃん。そこに角さんの乗った選挙カーが近づいていって、クルマから降りた角さんがおばあちゃんに「おう◯◯(屋号)とこのばあちゃんだねか。まめ(元気)だっかかねえ。ところでおめさんところの本家のせがれは嫁もらったか?おおそうか、そりゃあえかったなあ」と。これはもう最高のドラマですよね。
あの角栄先生がクルマから降りて来て、たまたま歩いていたおばあさんに、その人の本家の嫁の心配までして、自分の身内のように語りかけていった。雪道を遠ざかる選挙カーに向って、そのおばあさんが手を合わせて拝んでいたことでしょう。

田中角栄という人は・・・。もちろん早川秘書や、最強の集票組織、越山会の人たちの演出なんですけどね。でもそれにワクワクしながら酔いしれた庶民は幸せだったよなあ。

「リーダーとは希望を配る人のことである」

明日は「ワクワクさせてくれる人に一票」でいこうかな。


 

今日は「レノンの庭」にいます。遊びに来てくださいね。

押し売りプラン( 一柳邸 1)

よおし、庭の紹介を再開しますよー!

一柳(いちやなぎ)さんちの庭です。

もともとのご依頼は「新築で建ったお隣りさんとの目隠しが無くて落ち着かない」というものでしたが、現地を拝見すると、ぼくの興味は庭の方に集中してしまって「庭もプランさせていただいていいでしょうか」という、言わば押し売りのようなお願いをして、結果としてはお隣りさんとの目隠しとともに庭のリフォームもさせていただくという、ありがたいような申し訳ないようなことになったのでした。
予定外の散財をさせてしまったわけですが、できあがった庭をとってもよろこんでいただけたので、終わり良ければ全て良し!ということで。

プランをご覧ください。

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プラン図の左3分の1、階段から玄関アプローチと目隠し塀が当初のご依頼部分です。
では「余計なお世話」でご提案した庭部分をアップで。

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続いて、庭のビフォーをご覧ください。

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現地を拝見にうかがった時に最初に感じたことがありました。それは出てこられた奥様がカッコよさ。白髪のショートヘアで、表情が実にイキイキとしていて、笑顔が美しくて、時々ワイドショーに出ている加藤タキさんに似た奥様で、年齢もぼくよりひとまわり上、加藤タキさんと同じくらいだと思います。
で、その理知的で、笑顔が素敵な奥様をもっとよろこばせてみたいという気持がわき上がって来たんですね、ぼくの中に。これはもう癖というか、相性なのか、時々「ああこの人をよろこばせてみたい」という思いにかられる人との出会いがあります。恋にも似たその気持の対象はご主人だったりおばあちゃんだったり、無邪気に笑う子どもだったりしますので恋とは違いますよね。何なんですかねこれ。

明日はビフォー・アフターです。


 

夕べのテミヤンコンサート、よかったなあー。
家に帰って遅い夕食を済ませて「さあて寝るか」と横になったときに、「何だか満ち足りてるなあ。幸せだなあ」と思いました。そう思っている自分に驚いて、これは明日ブログに書いとこうと思ったんですね。「幸せだなあ」ってしみじみと感じることって、考えたらそうそうあることではないですからね。ほんとに実感したんですよ「しあわせだなあ」と。
脳内にリフレインしている、テミヤンとゲストのオペラ歌手MARIさんのイッツ・ナウ・オア・ネバー、数日前にごちそうになった旬子さん(北原さんの奥様)のイワシのガーリックフリッターと絶品カレーの味、最近グチを言わなくなって笑顔が柔らかくなった妻・・・しあわせだなあ・・・。グッスリ寝て、今朝は朝から絶好調です。

その、ぼくを幸せに導いてくれたテミヤンコンサートのもようは後日ご紹介します。次回は9月の末にありますので、皆さんもぜひ。「しあわせだなあ」と思いながらグッスリと眠れるかもしれませんよ。実に不思議な良質なパワーを持ったコンサートなのです。

明日から再開します

しばらく「夏休みモード」で庭の紹介を中断していましたが、たまっていた設計の山の標高が半分くらいまで下がったので、明日から再開しようと思います。

おっと、今日は27日、横浜人形の家のテミヤンコンサートです。
テミヤンのハートフルな歌声と北原照久さんの熱いトーク&ギターと、そしてコンサート終了後に北原さんが案内してくださるナイトミュージアム。楽しいですよー!

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コンサートが終わっての帰り道で毎回感じる心地よさは、風呂上がりのサッパリ感に似ています。全身がスッキリして「さあてと、うまいビール飲んでぐっすり寝て、明日も頑張るぞー!」という感じ。ありがたい、月一回のお楽しみです。皆さんもぜひ。

ぼくら夫婦はちょっと早めに行って、となりのマリンタワーのカフェで山下公園から吹く今年最初の秋風を感じてみようという(ものすごく小さな)計画を立てています。


 

今年は35℃を超える真夏日が一日も無かったそうですが、河口湖の花火、新潟の山歩きと川遊び、湘南の海、忙しさの中でけっこう遊びまくりました。いい夏でした。
子どもたちは未完成の宿題を抱えて学校へ。親は心地よい初秋の風を感じながら気力充実で仕事に向います。

転びの達人

朝が気持良くなりましたねえ。外に出ると申し訳ないほどさわやかな空気と心地よい日差しです。

では昨日の「上手に転べば怪我しない」ということの続きです。

このことは小6でスキーで骨折して以来、その骨折の痛みの記憶とともにずっと頭の端っこにあったことなので、ぼくの中では単にスポーツで怪我しないための秘訣に留まらずに「より良く生きるためのコツ」みたいなことになっています。今日はそのことについてです。

子どもは転んでも怪我しません、大人が見ていてギョッとするような転び方をしたり、階段から転げ落ちてもたいがいは平気です。体重が軽くて、柔軟で、一切力みが無いからでしょう。
そこに学べばいいんだと思うんですね。

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子どもに学べるって、親の幸せですね


話がいったん逸れますが(すぐに戻りますから)、義務教育で習うことは正解を導き出すということですよね、◯を言い当てるために暗記して、正解に至るための公式を覚えて。それはつまりコケないための訓練です。どうですかね、同窓会名簿の顔ぶれを見て思いませんか「コケてたやつの方が、その後の人生が充実してるなあ」って。
写真でぼくが持ち上げている末っ子のコオは、まったく勉強できないし、体力無いし、「めんどくさい」が口癖で全てに消極的ですが、笑顔は最高です。この先もたくさんコケて、そして家族一の大物になることでしょう(親ばかですね)。

友人を見回しても、さんざん転んできたタイプが多くて(類は友を呼ぶかな?)、みんなそれぞれの分野で大活躍しています。そういうタイプの人たちに共通することがあって、転んだときにどこかうれしそうなんです。傍目にはヘラヘラしているようにも見えます。これに気づいたのは最近なんですが、そう思って観察すると見事に全員がそうです。
よく言う「七転び八起き」といった言葉にある悲壮感とか根性とか、それとはちょっと違うんですね。もんどりうって倒れても、次に楽しみなことがいくつも待っているので、いつまでも倒れていられないという人や、つまづいて転んだのか転げ回って遊んでいるのかわからない人もいます。カッコイイって思うんですよ、そういうタイプ。

「転ばないように」と力むとコケたときに大怪我して立ち上がるのが大変です。それよりも転げ回ってドロだらけになって遊びまくるような、そういう毎日を送りたいなあと思います。力まずに、自然体で、

「ワクワクすることばっかりで、楽しんでいる暇しかありません」

という感じ。


 

三浦半島の佐島に「転びの達人」が住んでいます。達人は何度転んでも次の瞬間には笑顔で起き上がっていて、目を輝かせて、もう次に向って走り出しています。もしかしたらご本人も転んだことに気がついていないのかもしれません。カッコイイんだなあ、あの感じ。

よし!今日も転げ回るぞー!  ・・・あなたはコケ過ぎです!/妻カオリ

大怪我しないコツは

今日お客様とおもしろい話で盛り上がりましたので、そのことを書きとめておきます。

そのお客様は介護の仕事をされていて、ふだんお年寄りが転ばないようにと、とても神経を使っているそうです。体力も骨も弱っているご老人にとって、転倒は致命的な怪我につながるからです。
毎日そのことに気を使いながら、同時に「元気な人は上手に転べて、怪我しないんですよ」とおっしゃっていました。これですよこれ、ぼくも以前からこのことを考えていたんです。で、その話題で大盛り上がりしました。

何かのスポーツに熱中した人はわかると思いますけど、転ぶのが下手だと怪我します。スキーがそうですよね、スキーは滑り方よりも転び方を最初に覚えた方がいい。スキーを履いて、雪遊びレベルでさんざん転んでから滑り方を習うと、転ぶことが怖くないこともあって上達が早いです。それとは逆にスキー学校で「転ばないための滑り方」から入ると、ある程度まではきれいなフォームで滑れようになりますけど、そこで上達はストップしてしまいます。

他のスポーツで言うと、転んではいけない競技には怪我がつきまといます。柔道、相撲、ボクシングなどの転倒すると負けになる競技と、テニスや野球やサッカーなどの球技や陸上競技を比較してみてください。明らかに転ぶと負けになる競技に大きな怪我が多いんです。
相撲や柔道と同じ格闘技でも、転んでも負けにつながらないプロレスは別です。猪木さんが「プロレスこそが世界一強い格闘技であることを証明する」と言って、アリ戦を皮切りに展開した異種格闘技戦で何度も言っていました
「プロレスは受け身の集大成だから、他のどの格闘技よりもはるかに打たれ強い。パンチ、キック、投げ技、関節技、すべてに耐えられる。こういう競技は他にはないんだ。だからプロレスが世界最強なんですよ。ダー!!」
空手の世界チャンピオンだったモンスターマンをバックドロップ一発で肩を脱臼させて勝利した試合、かっこよかったなあ。モンスターマンは投げ飛ばされた経験が無いので、受け身の取り方をまったく知らなかったんですね。いやあ、猪木さんはほんとにかっこ良かった!
っと、ついつい興奮してしまいました。話を戻します。
つまり、転んではいけないという力みがかえってゲガを誘発するということなんですね。大怪我しないためには「素直に転んでしまえ」ということです。

このことはぼく自身苦い経験があって、小学6年生の冬、スキー部のぼくは毎日授業が終わるとスキー場に通っていました。たまたまその日ゴーグルを忘れてしまって、天候はフワフワと舞うような雪。毎日練習していて目をつむっていても滑れるコースだったのでいい気になってほんとにほとんど目をつむって滑りまくっていました。
ところが風が出て来てフワフワ雪が一転、吹雪になりました。一瞬「怖い」と思ったんですね。でもゴーグルつけてないくらいでゆるい滑りしてたら(地元の花形)スキー部の一員としてはかっこわるいし、なにしろ「目をつむっていても大丈夫」と思っているのですからそのまま颯爽と滑っていました。しかし、一瞬頭をよぎった「怖い」という気持が「転ばないように」というように変わって、後で考えたら、変な力が入って腰が引けていたんですね。普段なら何ともないようなほんの小さなギャップにバランスを崩して転倒し、右足のすねを骨折してしまいました。全治3か月・・・。

今でも骨折の痛みの記憶とともに残っているそのときのこと。ゴーグルをつけていなかった無謀さや油断もいけなかったんですけど、やっぱり、一瞬よぎった恐怖と「転ばないように」という力みが骨折につながったんだと思っています。

この話、明日に続きます。


 

感動でした!!

9回2アウトからの1球1球、もうただただ感涙でした。ドラマだなあ。
壮絶なねばり、素晴らしい試合でした。
8回が終わった時に「このまま負けるとしたら・・・その差は笑顔だなあ。ねばりと生真面目な闘志よりも、やっぱり笑顔のはつらつ野球が強いのかなあ」と思っていました。でもね、でもね、試合終了して、勝った中京大中京が涙で、負けた日本文理が全員笑顔だった。感動。越後人らしい、これ以上無い最高の戦いでした。こんなに感動的な負け方を、ぼくは生まれて初めて目撃しましたよ。
試合終了と同時に息子から「素晴らしい試合だったね!」とメールが入って「これが新潟なんだよ!」と、誇らしく返しました。いやあ、ほんとにすばらしかったです。

静かな闘志なら負けない!

5回を終わって2対2。いいなあピンチの時のしのぎ方がいかにも新潟の生徒です。なんか仕事が手につかなくなって来ました。まいっか、「ヨッシャー!ノーアウトランナー1塁!」「よし!デッドボール!」ノーアウト1、2塁です」いいないいな。

あぁ・・・思い起こせば・・・1年のうち3ヶ月、グラウンドが雪に埋もれている雪国育ちでは、全国レベルではかなわないと、みーんなそう思って育ってきましたからねえ。いやあ、すごいぜ日本文理!

天地人の年に新潟が甲子園優勝!あるかもしれないなあ・・・。がんばれよー!ねばれねばれ!落ち着いて、落ち着いて、静かに燃え続ける闘志なら負けないよ!その炎は吹雪でも雪崩が起きても消えないぜ!

がんばれ!日本文理!!

遅めの昼食を食べながらテレビをつけたら、一瞬目を疑ってしまいました。な、な、なんと、新潟の日本文理が決勝戦を戦っているではないですか!新潟勢は一回戦敗退が当たり前だと、きっとぼくだけではなく新潟県民、新潟出身者全員が思っていましたからねえ。いやあ、世の中何がどうなるかわからないものです。

まあともかく、仕事しながら応援です。がんばれー!日本文理!!越後人のねばりと根性見せてやれー!!!

予感的中!そして「歩むのみ」です

昨日の朝ワクワク感、素敵な出会いがあるにちがいないという予感は的中しました。

北原照久さんから「もし時間が取れたら佐島の家に夕日を見に来ないか」というお誘いの電話。すごいですよねえ!「夕日を見に来ないか」という誘い方をする人を、ぼくは他に知りません。もちろん「うかがいます」と。
日中、数件の打合せをいい感じで済ませて、妻と一緒に夕暮れせまる横横道を佐島へGO!

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伝説の佐島の家は、相変わらず眩く心地よい波動に満ちていて、一歩敷地に入っただけで魔法にかかったように、一瞬で妻も私も笑顔になりました。ほんとにものすごいパワーというか、圧倒的ないい感じがいっぱいまで満ちている家なのです。そのことを象徴しているのが芝生やヤシの木や、庭の植物。毎日いろんな庭や植物を見ていますが、そこにある植物の元気さは別格です。目を見張るほどの元気さで、それが単に手入れの良さや土壌や環境の結果ではなく(実際は海辺で環境も土壌も厳しい場所です)、プラスαの「気」のような何かがそうさせていることを、職業柄とてもはっきりと感じます。家の持つ気、住む人の放つ波動が庭の樹木や草花に影響するのです。

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お目当ての夕日を眺めながら旬子さん(奥様)の新鮮な食材を使った抜群の手料理をたらふくごちそうになって、先に到着していたなべやかんさんとフィアンセの真理さん、そして北原さん、旬子さんと、尽きることの無い、興味深く楽しい会話。
気がつくと妻がワインのボトルを空にしていました「・・・まずい!」。時すでに遅しで、さあ始まりました。妻カオリはワインが度を超すと、もと左翼の血に火が点いてところかまわず演説を始めるという癖があるのです。まあそのトホホな癖も含めて愛妻ですから・・・、でも皆さんにはちょっと申し訳なかったかなあ。ご勘弁ください。

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なべさん、真理さんと。すてきなカップルでした。


気がつけば11時。すっかりご機嫌な酔っぱらいをクルマに積んで帰宅しました。
運転しながら、とってもいい感じだったなべやかんさんと真理さんのこと、いつもながらすばらしい北原さんご夫妻との話を思い返しつつ一句

道半ば はるか彼方にかすむ峰 ただ一歩ずつ歩むことのみ

ぼくらを手招きしてくださるすばらしい人たちと出会って、自分たちとの遥かな距離を感じつつも、ただ呆然としていても近づけないので、一歩ずつ、ただ一歩ずつです。

歩むという字は止まることが少ないと書く/北原照久

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今朝、軽い自己嫌悪と二日酔いでフラフラと起きて来た妻も、仕事を始めたらすぐに元気いっぱいになって「北原さんにお詫びとお礼の電話しといてねー」とカラカラと笑っていました。「おわびはあなたがしなさい」と言うと「感謝の謝、謝罪の謝は言ベンに射ると書く/北原照久。よろしく射っといてね」と、またカラカラと笑って現場に出かけていきました。
・・・まあね、明るいってのはいいことなんですけどね、いやはや。ここまでハイだと「ノリピーか!」って突っ込みたくなりますよ。

では、「北原さん、旬子さん、妻がちょっと飲み過ぎて演説癖が出てしまい、大変失礼いたしました。どうかこれにこりずにまたお誘いくださいませ」。
いやあ、最高の時間でした。感謝感謝です。

波動や気を実感できる人や場所との出会い、引っ張り上げられる感じ、歩く方向が定まってパワーがみなぎってきます。
よっしゃあ!がんばるぞー!


 
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