2009年10月

一流になるための条件は?( 杉村邸 13)

昨日は仕事で馬力を使い果たしてしまって、倒れるように寝てしまい、気がついたら朝でした。
ブログを開くと妻カオリが書いていてくれて、感謝。よく出来た嫁さんでしょ。

「私の忙しさなんてちっぽけなもので、本当に大切なことをいつの間にかないがしろにしていたような気がするのです。忙しいふりをしているうちに、あっという間に時間が過ぎ、大切なことが抜け落ちてしまっていたのかもしれないのです」

ほんとにそうなんですよねえ。

世の中には、数多くのどうでもいいことと、数少ない大切なことがある。

これはアチーブメント株式会社の青木仁志さんのことば。忙しいふりをしていると、その字の通り心を亡くしてしまいがちですよね。

お亡くなりになられたそのお客様、ものすごくすてきな方でした。ダンディーな笑顔で、ぼくたち夫婦に「がんばんなさいよ」と言ってくれている声が聞こえます。
さっ、では一昨日の続きを始めましょう。


夜の部の撮影までのひと時を、出していただいたコーヒーを飲みながら囲炉裏の前に座って本を読んで過ごしました。
「自分ちの庭みたいだ」と、その贅沢な時間を楽しんでいたら、奥様が膝掛けを出してくださいました。「まだバーベキューはやってないんですけど、夜ここで主人とビールを飲むのが楽しみになっていて、その楽しみ用に買って来たんですよ」とのこと。そのお心遣いと同様にあったかい膝掛けで、油断するとそのままウトウトしてしまいそうなほど心地よかったです。秋の庭で膝掛けっていいもんですねえ。

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やや薄暗くなって来たので撮影再開。

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明日から、時間を追って夜の庭を並べていきます。


 

映画「沈まぬ太陽」の公開で来国している謙が朝のワイドショーに出ていました。「サラリーマンから渡辺謙さんへの人生相談」という設定です。

Q:一流になるための条件は何でしょうか?

渡辺謙:トップに行くために、寝ても覚めても死にものぐるいでやって、それを苦にしないことです。


謙はねえ、病気して(ぼくは、もうダメかと思いました)、離婚して(悲しい悲しい離婚でした)、その後果歩さんと再婚してアメリカに渡ってから、ほんとに死にものぐるいでがんばったんだろうなあと思います。もともとカッコイイ男ですけど「ラストサムライ」あたりから顔が変りましたからねえ。演じている表情じゃなくて、ほんとに死にものぐるいで、本気で生きている生身の謙がそこにいる、という気がして。だからこちらの引き込まれ方が半端じゃなくなりました。「カッコイイ」とか「がんばってるなあ」じゃなくて「謙が生きてる!思いっきり生きてる!」というふうに。

謙がくぐり抜けてきた、あの壮絶な時間は、謙が世界の渡辺謙になるための試練だったんでしょうかねえ。ぼくはファンじゃなくて幼なじみの近所の謙として見てしまうので、謙の大成功よりもあの試練の方が大きすぎた気がしてしまって「神様、ちょっとひどすぎたんじゃないですか」と天に向かって文句を言いたいというのが正直な気持です。
それにしても、よくがんばりましたよね。

そんなに辛い試練を経なくても、誰でも本気で取り組める仕事、本気になって頑張る時期が必要ですよね、特に男には。うん、ぼくはそう思っています。
ただし、そうです、忙しいふりをして心を亡くさないように。

以前コメントで、北原輝久さんに教えていただいた詩を書きます。

「本気」坂村真民

本気になると 世界が変わってくる
自分が変わってくる
変わってこなかったら
まだ本気になっていない証拠だ
本気な恋 本気な仕事
ああ人間一度
こいつをつかまんことには


今日はちょっと重い話でしたね。まあこういう日もあります。
「サラリーマンから渡辺謙さんへの人生相談」明日も続きます。

久しぶりです

<カオリ>
 今日はいわふちが全力を使い果たしたようで、ブログを書く元気がなくなったそうです。ということで、久しぶりに書いています。


 先日、とてもお世話になったお客様が亡くなりました。奥様が亡くなった後に庭の手入れが大変だということで御依頼をいただいたのが最初の出会いでした。その後、いろいろと御依頼いただいたのですが、それ以外の特に用事がない時も、近くに行ったら「今います~?」と寄ってはコーヒーをいただいて、お茶飲み話をしたり私の愚痴話を聞いていただいたり・・・。

 なのに、この春以降はなんだかバタバタして「電話してみようかな」と思いつつも忙しさにかまけてしばらく行けてなかったのです。そしたら、息子さんから庭の手入れの依頼電話が・・・。
 「お父様はどうされていますか?」と恐る恐る聞くと「亡くなりました」とのこと。いろいろ病気をされていたことは知っていたのです。気をつけてくださいと言ってはいたのです。それでもきっとお元気にされていると勝手に思い込んでいたのです。

 本当に後悔しました。なんで電話しなかったんだろう、なんで寄ってみなかったんだろう、なんでなんでなんで・・・。なんて私は迂闊なんだろう!!!

 お客様の「いいんだよ、忙しいんだから。張り切ってやんなさいよ」と私を慰めてくださる声が今も聞こえるようです。どれだけお会いしていたとしてもどれだけ話していたとしても、きっと後悔はするのでしょうが、それでもやっぱり残念でしかたがありません。
 私の忙しさなんてちっぽけなもので、本当に大切なことをいつの間にかないがしろにしていたような気がするのです。忙しいふりをしているうちに、あっという間に時間が過ぎ、大切なことが抜け落ちてしまっていたのかもしれないのです。

 今日、そのお客様の庭の、柿の木の枝落としをしました。庭もすっきりしたし、きっと今では、バラが大好きだった奥様と天国で楽しく過ごされていることと思います(お客様は日本橋?島屋にずっとお勤めされ、奥さまは庭にピンクのバラを植えていらっしゃいました)。
 一緒にうかがった女性スタッフには体を大切にしなさいよと言い、男性スタッフには奥さんを大事にしなさいよと忠告されていました。洒落っ気があって面白くて、でも奥様を亡くされた寂しさがどこかにあって、そして何より紳士で素敵な方でした。

 教えていただいたことや精神的にいただいたものばかりで、私は何かお役に立てたのだろうかと思うばかりです。
 本当にお世話になりました。本当にありがとうございました。
 

魚沼産コシヒカリのはなし3( 杉村邸 12)

園芸店にはパンジー・ビオラとともに秋のバラ苗が入荷して、にぎわい、笑顔があふれています。

杉村さんちには四季咲きのバラが数輪咲いていました。

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そしてローズヒップも。

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春の花咲き乱れる絢爛豪華な庭もいいですが、秋のこういう静かな庭もまた、いいものですねえ。

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実が生って、鳥が来て、そんな秋の庭を感じながらうろこ雲の下でバーベキュー。

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ひと通り日中の撮影が終わって、暗くなるまでの一時間ほどを、囲炉裏の前で読書をして過ごしました。奥様がコーヒーを出してくださって、近所からはピアノを練習する音が流れて来て、下の遠くの方からは(この庭は高台にあります)公園で遊ぶ子供たちの歓声が聞こえました。満ち足りた一時間でした。

あたりが薄暗くなってきた頃合いを見計らって、夜の部の撮影開始。明日からご覧いただきます。


 

出身はどこですか?と問われて「新潟の魚沼です」と答えると、必ず「お米がおいしいところですね!」と返ってきます。郷土をほめられたようで、ちょっと誇らしい気分になります。米どころ新潟。

ところがです、年輩の方は記憶にあるかもしれませんけど、終戦直後は「新潟の米はまずい」と言われていたそうです。うまい米は秋田か山形、安くてまずい米なら新潟米。
そこで登場したのがコシヒカリです。「他県に負けないうまい米を生産したい」という思いから当時新品種だったコシヒカリの作付けが始まったのです。
しかし、最初はなかなかうまくいかなかったといいます。それまでの稲と比べるとものすごくデリケートで、常に葉の色を観察しながら、水や肥料の加減とタイミングをはからなければなりません。手間がかかるのです。
そこで越後人の生真面目さが発揮されます。葉の色の変化を確認するための色見本を手に、稲を観察し、毎朝暗いうちに田んぼに行って水を調整して、何年もそうしているうちに収穫量も上がり、徐々にコシヒカリの美味さが全国に知れ渡って行って、ぼくが小さい頃は「米ならササニシキかコシヒカリだろう」と言われるようになっていました。
天下のササニシキや、追随してきたコシヒカリの改良品種であるアキタコマチと肩を並べ、ついには抜きさって「うまい米なら新潟産コシヒカリ」という評価が定着し、その中でも魚沼産が別格の評判になったのには、他の地域が真似できない3つの理由があります。

まずは魚沼が盆地だということ。夏やたらに暑いんですね。高温多湿の魚沼の空気が米の生育に適しているのだといいます。
次に、背後に山を背負っているということ。越後三山や只見の、分厚い自然のふもとに田んぼがあるのです。水も土もその山からの恩恵で肥沃で清らかで、そのおかげで特上の米になるのです。だから魚沼産コシヒカリは越後の山々の産物であるとも言えます。
そしてもうひとつが、魚沼は錦ゴイの生産地だということです。錦ゴイの他にも冬のタンパク源として、食用のコイが村のいたる所で飼われていて、その池に使う水は田んぼの用水路からですから、除草剤や殺虫剤などの農薬をほとんど使いません。他の地域が使っている量の農薬を散布したら池のコイは死んでしまいますからね。農薬をほとんど使わない分、田の草取り(雑草取り)や管理が何倍も手間がかかりますが、そこは生真面目で辛抱強い魚沼人気質がカバーしている、というわけです。
この3つの理由によって、同じ品種であっても魚沼産は格別の味になります。

三日間にわたって魚沼産コシヒカリのあれこれを書きましたが、そのきっかけは渡辺謙の「米を食わないと調子が出ない」という言葉でした。
今や世界の渡辺謙。魚沼の人たちの自慢の種であり、ぼくにとってはなつかしい幼なじみの彼が、主演映画「沈まぬ太陽」の公開に合わせてアメリカから帰国しています。そしてテレビでいいこと言ってましたので、明日はそれを。

魚沼産コシヒカリのはなし2( 杉村邸 11)

杉村さんちの草花です。

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この次期は花が少なくなります。夏の花が終わって、冬用の花の植え替えはもう少し先ですから。

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それでも夏の名残りがまだ咲いていて、そうやってしぶとく咲き続けている花を見ると「寒くならないでくれー!」という気持になります。ハワイみたいに常夏だったらねえ、どの花も延々と咲き続けるんですけどねえ。

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でもまあ、考えたら、こういう花の盛衰からも季節を感じるわけですから、それでいいんですけど。

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花って不思議なもんだなあと思います。毎日その成長や変化を眺めていると、けっこう話しかけるんですね、花に。「頑張って咲き続けてよ」とか「来年も芽吹いてきてよ」とか、一年草が終わって株を引っこ抜くときには「よく咲いたねえ、楽しませてもらったよ。ありがとね」とか。
もうすぐ50になる男が花に話しかけるって、はた目には変な光景かもしれませんが、でもねえガーデニングやってみてください。おじさんでもおばさんでも、きっとそうなりますから。


 

魚沼産コシヒカリのはなし、昨日の続きです。

スーパーや街のお米屋さんであっても、そこで売られている魚沼産コシヒカリが正真正銘の本物かどうかは分からない(売ってる方もわからないはずです)、というか、本物の生産量は全コシヒカリのたった2%以下なんですから、本物に巡り会うことの方が困難とさえ言えます。
そんな状況で、どうやったら魚沼産コシヒカリが手に入るのかというと、とっても簡単で、魚沼に行って買えばいいんです。これはコシヒカリと同じく有名な魚沼の酒「八海山」や「緑川」も同じなんですね。地元ではごく普通の酒として売っています。値段も普通です。
関越道をひとっぱしりして新潟に米を買いに行く。いいじゃないですかあ、観光をかねて米を買いに行く。湯沢や奥只見や、ちょっと足を伸ばして日本海まで行って、カニやイカや甘エビを食べるとか、楽しいですよ!
玄米で2俵も買ってくれば大家族でも半年は食べられます。そして家庭用の精米機を買って(コシヒカリじゃなくても精米仕立ては美味しいので、人気家電商品になっているらしいですよ)、一週間分くらいずつ精米しながら食べたら、最高ですよ!

そうもしてられないよという方は、インターネットで、魚沼市の農家か米屋さんから買いましょう。そうすれば確実に本物です。魚沼の人たちはみんな純朴で根っからまじめなので、まちがいはありません。特上品を精米仕立てで送ってくれるはずです。
でもねえ、ほんとは買い付けに行って欲しいなあ。いいところですよ魚沼。
もし行かれたら、魚沼市(旧小出町)の羽根川3丁目に「岩又商店」というぼくの実家がありますのでお立ち寄りください。米は売ってませんけど、父と母がニコニコしながら魚沼産のゼンマイを売っています。

魚沼産コシヒカリのはなし、明日も続けます。

魚沼産コシヒカリのはなし1( 杉村邸 10)

バーベキューコーナーには、いつものように寝っ転がれるシエスタベンチと、これもいつもの円形の炉があります。

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そして壁の後ろに行くと、ご主人手作りの炉があります。

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いい感じですよねえこれ。楽しかっただろうなあ、モルタル練ってレンガを積んでいく作業。

実際にバーベキューパーティーをやってみると、このように炉がふたつあるとものすごく便利なんですね。1ヶ所は鉄板でもう片方は網とか、焼き物と薫製とか、ダッチオーブンを使うのもいいですね。メニューの幅がグンと広がります。


 
米の話の続きです。魚沼産コシヒカリについて。

どのスーパーでも米屋さんでも魚沼産コシヒカリって一番高い値段で売ってますよね。これって不思議なんですよ~、値段じゃなくて世の中に出回っている量。

全国で栽培されているコシヒカリのうち、魚沼産の生産量は2%に満たないといいます。ね、あり得ないでしょ、どこに行っても売っている魚沼産コシヒカリ。量販店にも、ガソリンスタンドにも売っているんですから。

そのからくりはこうです。ドキュメント番組でやってたことなんですけどね。
千葉の農家に米袋を売りにくる業者がいます。1枚500円で10枚とか100枚とか、大した量ではないので目立たない乗用車でやってきて、パパッとやり取りして帰っていきます。
農家の人は夜中に、その袋に収穫して保管してあった米を詰め替えます。そして翌朝、まだ薄暗いうちにトラックがやって来て、その詰め替えた米を買い取っていきます。値段は通常農協に出す3割から5割増しだそうです。
乗用車で売りにきた袋には、そうです「魚沼産コシヒカリ」と印刷してあるんですねえ。もちろん魚沼で使われているものを見事にコピーした印刷で。
番組によると、こういうことが公然の秘密で全国各地で行われているそうです。
なんでわざわざそんな手間のかかることをやるのか、悪徳業者がどこかの秘密の倉庫で、偽造した袋に詰め替えて売りさばけばいいような気もするんですけど、まあ悪人の考えることは巧妙なので、そこに何かしらの理由があるのでしょう。いやな話ですねえ。

それと値段もねえ、ちょっとやな感じがするんです。魚沼には農家を次いだ同級生も何人かいて、彼らの顔を思い浮かべると、とてもじゃないけど「人気があるから高く売ってやろう」なんていうタイプじゃない。そういうタイプの同級生は家業など次がないで東京に出ています。
美味しくて評判が高くて、だからササニシキよりもやや高いというのならわかるんですが、中にはべらぼうな値段をつけているものもあって、そういうのに限って金ピカの派手派手の袋だったりして。買物していてそういうのを見つけると「これがあのテレビでやってたニセ魚沼産かもしれない」と、ちょっと気分が暗くなります。
実際、実家から送ってもらった米がなくなってしまって、街のお米屋さんでその派手派手の一番高い魚沼産コシヒカリを購入したことがありました。ひどい代物でした。悲しい現実です。

では、どうすれば本物の魚沼産が手に入るのかというと、おっと、もうこんな時間だ。続きはまた明日。

日本人には米です!( 杉村邸 9)

バーベキューコーナーには目隠し壁があります。周囲からの視線を検討して、必要な方向に、最低限必要な高さまでと考えながら設計したら、こんな形になりました。

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囲炉裏に集う時の居心地の良さと、

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庭全体をこの角にある壁で受け止めるような意味合いもあります。もう一度ビフォー・アフターに戻っていただくとわかりやすいんですが、この壁があることによって視線が向こうに抜けないんですね。そうすると庭全体を、空間として庭と認識するようになるのです。・・・わかり辛いですよね。
とっても簡単にいうと「この壁がないと間が抜ける」ということです。

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目隠しと、間が抜けないようにという役割りで設置した壁。隠すところは隠して、隠したり囲ったりする必要のないところはできるだけ開放的に。

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椅子に座って見上げると、パーゴラで場を落ち着かせつつ、でも空はぜーんぶぼくのものみたいな感じ。
このパーゴラに植物が絡んで、その葉っぱの向こうを流れる雲を眺めながら、いつのまにかウトウトと、なんていうのいいですよね。アァ昼寝がしたい。

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さあ、ちょっとイメージしてみましょう。もしこの壁とパーゴラがないバーベキューコーナだったらどうでしょうか。

空はもっとよく見えるよいになりますけど、でも昼寝したいなんていうイメージにならないですよね。でしょ。
これなんですよ、立体構成することで居心地がよくなるってこと。・・・これもわかり辛いですかねえ。まあいいです、ぼくがちゃんと考えればいいことですから。ただ、「庭の居心地」ということは、ちょっと考えてみてください。

あなたの家の庭は居心地がいいですか?

いかがでしょうか、居心地がどうかという以前に「庭に居る」ということを考えたことがないという方、多いと思いますよ。
庭は木を植える場所でも、眺める場所でもなくて、家族で過ごす場所なんだとイメージして、そしてそこの居心地を考える。居心地をよくするために何が必要で何がじゃまなのかを見極められたら、あなたの家の庭は「家族が集って笑顔があふれる外の部屋」になります。


 
昨日に引き続いて渡辺謙の言葉。(むかしから謙と呼び捨てにしていますし、田舎の人所の人たちもみんなそうなので、さん付けせずに失礼します。謙さんなんていうと何だか違う人みたいな感じになってしまうんです。ちょっと不躾かなと思いつつそうしてますので、どうかご容赦を)

「アメリカにいてロケに入ると食事はだいたいケータリングですから、ご飯が食べたくなりますよね。だから自炊でよく米を炊くんです。朝早起きしておにぎりを握って持って出かけることが多い。やっぱりね、米を食わないと調子がでないんですよ」

これもまたいかにも謙らしいなあと思いました。
これはねえ、育ったのが魚沼ですからねえ。体の9割はコシヒカリで出来ているわけですから(残りの1割は味噌と漬け物)、米を食べなきゃあ調子が出ないはずですよ。

コシヒカリと言えば、実家から新米をもらって来ました。うちの実家は魚沼ですが農家ではありません。だから知り合いの「あそこの田んぼは最高だ」と評判の農家から毎年玄米を買って保管し、少しずつ精米しては食べているのです。精米し立ての米は打ち立てのそばと同じで最高に美味い!いい米を小出しに精米しながら食べていくというのが、手間はかかりますが、田舎なりのちょっとした贅沢なのです。
で、問題は、新米が穫れるこの時期に前年に買った米が余っていた場合なんですね。早く新米を食べたいし、でも昨年の玄米も余っているし・・・。答えはすぐに出ます。新米の美味さは秋だけで、冬を越したら新米独特のあの味は消えてしまいますから、昨年の米は後回し。その後回しになった米も新米とセットでお土産にと持たされるのです。
それが今年は大量に余ったらしくて、新米1に対して3ほどの昨年の米をちょうだいして来ました。さあてこの大量の米をどうするか。
昨年の米と言っても、魚沼産コシヒカリの、その中でも上物の精米し立てですから、お米屋さんやスーパーで買う米とはレベルが違います。ですから味が落ちないうちに誰かに配り切ってしまおうと思っています。
食べてみたい方は連絡してくださいね。炊きたても美味いし、おにぎりにして冷えると、もっと美味いというところがコシヒカリの特長なのです。おにぎり好きの方、遠慮なく連絡してくださいね。早いとこ食べなかったら価値がなくなってしまいますから。

謙の言葉からコシヒカリお話になってしまいました。
魚沼育ちじゃなくても、日本人は米で出来てるんですから「炭水化物ダイエット」なんかしたら、どっかしらに無理が出ますよ。ごはんを食べてれば大丈夫!あとは野沢菜とみそ汁と、時々魚の干物でもあればOK!実際そういう食事をしてきた魚沼の年寄りたちは、元気な働き者で、そして長命です。

と言いつつ、我が家の食事は田舎にくらべると毎日豪華絢爛で、これじゃあいけませんねえ。ごちそうをたらふく食べては体重を気にしてあれこれとダイエットに挑戦しているという、何ともトンチンカンな一家なのです。反省。

そうそう、テレビ番組で3:2:1が理想的な食事だというのをやっていました。3が野菜で、2がご飯やパンや麺類で、1が肉や魚や乳製品なんだそうです。
まあそんなもんだろうなあと思いましたけど、じゃあ魚沼の人たちはどうかというと2と3が逆になってます。え~ッと、ちょっと違いますね、5:4:1くらいかな。5がご飯で4が野菜で肉や魚は1。
栄養的にどうなのかはわかりませんけど、もしかしたら魚沼の5:4:1の方がいいのかもしれませんよ。その魚沼バランスの食事で、みんな元気に働いて長生きしてますから。
まあとにかく、謙の言う通り。ぼくも米を食わないと調子が出ません。

お米の話、明日に続きます。


今朝は未明からザーザー降りです。
「雨が降ったら降ったでよろしく候」
雨音は集中力を高めてくれますので、今日は溜まりに溜まった設計作業がグンとはかどりそうです。
朝ご飯もしっかり食べたし、さっ、今日もいち日はりきっていきましょう!

渡辺謙は専業主夫兼俳優( 杉村邸 8)

杉村さんちの照明器具です。

タカショーのLEDフラットライトのブルーを2灯と、

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日本船舶のマリンライトを4灯使用しました。

夜はこうなります。
これで囲炉裏に火が入ったら、どうです、いい感じでしょう!

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夜景は後日タップリと。


 
昨日は気合いが入るとまず掃除と書きました。いらないものを捨てて掃除して、そうすると気の流れがよくなって運気がアップすると。
その効果はすぐに出るので(ほんとですよ)楽しくなって「専業主夫も悪くないなあ」なんていう気持になるんですけど、仕事はそれ以上に楽しいのでその微かなイメージはグッと押さえて、ある程度のところで頭を切り替えて仕事仕事!

そうこうしていたら、ラジオに渡辺謙が出ていてこんなことを言っていました(謙とは同学年で近所の幼馴染みです)。

「アメリカにいて長期ロケに入ると単身赴任みたいなもんですから、炊事洗濯とか家事はひとりでこなすんですよ。専業主夫兼俳優です」

な~んだ、世界の渡辺謙も家事やってんだと思ったら、なんだかうれしくなって、同時にいかにも謙らしいなあと思いました。
1960年生まれってのはそうなんですよね。ちょっと上の人たちが「中ピ連」とか何とかヘルメットかぶってワイワイやってたことと(拓郎が吊るし上げられたりしてましたよね)、それから、大きかったのはジョン・レノンの「主夫(ハウス・ハズバンド)宣言」。それを、最も多感な時期に「かっこいいなあ」と思ってしまったんです。完全にその価値観が刷り込まれてしまいました。だから、男女平等なんていう肩を怒らせた思想ではなくて、ごく自然に「男も家事やったほうが楽しい」というふうになったのではないかと分析しているんですけど。
今50才前後のご主人方を観察してみてください。きっとかなりの確立でそういう主夫タイプですよ。

ぼくも謙も、炊事洗濯が苦にならない、レノン・チルドレンなのです。
そういえば、「ユダヤ人大富豪の教え」の本田健さんも同じようなこと言ってたなあ。あの方もレノン・チルドレンですよきっと。

渡辺謙は主夫兼俳優。これを読んでくださっているご主人方、主夫兼◯◯という自分をイメージしてみてください。家族もよろこぶし、なかなか楽しい世界ですよ。

気合いが入るとまず掃除( 杉村邸 7)

バーベキューコーナーにパーゴラを設置してあります。タカショーのカナディアンパーゴラです。

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こうして横から見るとわかりやすいと思うんですが、このパーゴラがあることで場が部屋っぽくなります。部屋っぽいということは「居心地がいい」ということ。

このように、一角にこもれる場所をつくることで、庭の魅力が倍増します。
人は草原で暮らすシマウマよりも森の中で暮らすサルに近いのです。だから木の下や岩陰にいると落ち着くんですね。だからパーゴラ。

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今回はその効果に加えて、背後に建ったお宅からの目隠しという要素もあったので、いつもの三角形のコーナーパーゴラではなく、四角くて大型のカナディアンパーゴラを選択しました。

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来春になったらつる性の植物をからめていただいて、それで完成です。

パーゴラにからめるつる性植物の候補としてはゴーヤが一番人気で、次はモッコウバラ、ノウゼンカズラ、ブドウなど。あまり知られていませんけど、つる性のアブチロンもすてきですよ。

植えない方がいいのはキウイとフジです。どちらも数年経つと太く重くなって、パーゴラが持たなくなります。


 
ありがたいなあ、故郷って。

時々帰郷してまた横浜に帰ってくると、その2ヶ所の大きなギャップに揺り動かされてハッと目が覚めるような、上京した当時の初心に返れるような、そう、背筋が伸びる感じになります。

そういう時にいつもやるのが掃除。何でですかねえ、むかしからの癖で気合いが入るとまず掃除なんです。掃除から始めないとその気合いが消えてしまいそうな気がして。
今回もそうで、帰った次の日は早起きして家中を掃除しました。そうしたら出るは出るは、山ほどのゴミ。ふだん何とも思っていなかったのに、田舎の質素で実直な生活感覚が残っている状態で掃除をすると、まあ~、いらないものだらけです。
暮らしってのはいらないものがどんどんたまる営みなんですよねえ。もう2度と開くことのないであろう本や雑誌類、着なくなって久しい衣服、うっかり奥へしまい込んで期限が切れてしまった食品類など、分別して、キッチリと片付けました。
いやあ家が広くなって気持ちよかったですよ。気持いいついでにカーテンを外して洗濯し、ソファーのカバーを取り替え、ふだんはやらないベッドの下とか洗濯機と壁の隙間もきれいにして。たまたま妻が姫路(妻の田舎です)のお祭りに行って留守だったもので、独身時代を思い出して、思う存分掃除洗濯しました。

気分爽快!いらないものを処分して家の中が片付くと、気の流れがよくなって運気が上がると言いますけど、実感でしたねえ。
楽しいと感じると止まらなくなる、これも癖なので、大々的に部屋の模様替えもしたくなったんですけど、仕事もたまっているし、このままでは専業主夫になってしまうという危機感(実はずっと憧れているんですね、専業主夫)もあって作業はそこまで。いやあ、その日以来気分がいいまま、仕事も絶好調です。

時々田舎に帰ると、暮らしがいい具合にチューニングされます。



今日は久しぶりに「レノンの庭」にいます。旭区四季の森、中原街道沿いのズーラシアとららぽーとの中間地点です。遊びに来てくださいね!

2004年10月23日( 杉村邸 6)

奥の庭は3つのエリアで構成されています。

ますはメインのバーベキューコーナー。

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その壁の後ろ、物置の前が、ご主人手づくりのサブの炉と流し台。

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庭用のガーデンシンクはいろいろと販売されていますが、まだなかなか高価です。この場合は機能重視で、シンプルにステンレスの厨房用流し台を選択。
その背後には目の粗い木製パネルを設置しました。洗い場の道具を掛けてもよし、植物をからめてもよし。これが空間を構成するということ。このパネルの高さまで場に厚みが出て、ひとつのエリアとしての認識が生まれるのです。

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そして家の裏側は、全面的にコンクリートを打って、フルースペース&ご主人のバスケの練習場です。
大人数のガーデンパーティーでは、イス・テーブルを3セット置けます。

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帰郷して思ったあれこれ。昨日は「故郷って有り難いなあ」と書きました。

そのありがたいぼくの故郷に、5年前の今日、2004年10月23日(土)午後5時56分、中越地震が発生しました。亡くなった方68人。道路も線路も池も田んぼも、そして数えきれない数の家も崩れてしまいました。
68人には家族がいて、友だちがいて、地区全体が絶望と悲しみに包まれていました。

家族を亡くした辛さはとても言葉にできませんが、それだけじゃなかった。避難所でおばあちゃんが「じいちゃんの位牌が流されてしまった」と泣き、ぼくと同じくらいの年の女性は「家族のアルバムがなくなってしまったのが切なくて」と泣き、男たちは「家も田んぼも使いもんにならん。どうしたらいいんだか」と肩を落として、やっぱり泣いていました。
あれから5年。ぼくにとってはもう5年ですけど、被災した皆さんにとっては、長くて重くてキツい5年だったと思います。

いちばん被害が大きかった山古志村では、村への道路が全て崩れて村民全員がヘリコプターで救出されました。今ぼくの手元にある「激震魚沼」という被害を記録した写真集をめくると「どう考えても、もう二度とここには人は住めない。山古志村はなくなってしまったんだ」と思ってしまうほど惨憺たる光景が写し取られています。
5年経ち、その山古志村(現長岡市)にも人々が帰って来て、震災前に住んでいた2100人のうち1300人が、家を建て直し、錦鯉の養殖池を復旧して暮らしているといいます。
たくましいものですねえ。みんなで力を合わせて、ほんとによく頑張ったなあと、頭が下がります。山古志名物の牛の角突き(牛相撲)も復活したそうです。


早朝のテレビの「あれから5年」という特集でやってたんですが、その山古志村の人たちが、まだ残っている倒壊した家屋をそのままの状態で保存しようという話が出ているそうです。あの震災を忘れないために。
村民にとって、きっと見るのも辛いであろうその爪痕を保存しようと・・・。
70才くらいの男の人が、農家の人独特の、やわらかい、いい笑顔でこう言いました。

「ただただ切なくて呆然としていたあの日から、一歩ずつ復興に向けて歩んできた、その気持を忘れないために。応援してくれて、助けてくれた全国の皆さんへの感謝を絶対に忘れないために。そうしたいと思ってるんです」

しみました。悲しいこと、辛いこと込みで笑ってる、その人の姿と言葉は、ぼくの中に深く深くしみ込みました。

帰郷して思ったあれこれ、明日も続きます。

テミヤンコンサート

本日2度目です。

今テミヤンコンサートから帰って来ました。
毎回とても素晴らしい時間で、いつも帰りのクルマの中では妻と2人で満ち足りた気分になります。そして明日からまた頑張ろうっていうフレッシュな元気が湧いて来ます。

今回は妻が留守で友人の中筋さんとふたりで行ったんですが、いつもにも増していいコンサートでした。内容は長くなるので省略しますけど、北原照久さんのまわりにいる、この上なくいい感じの人たちの発する良質な波動みたいな何かが、北原さんを中心に渦を巻いているような、その渦に会場のひとり残らずが心地よく巻き込まれて行くような、そんなコンサートでした。
すてきな人が集まると、それだけで化学反応のようにすてきの相乗効果が起こって、誰も予想もしないような世界が展開される。そしてその世界ですてきな人たちは、よろこんで、笑って、感動して、そしてすてきな人たちはさらにすてきになっていくんですねえ。その渦に巻き込まれた時の心地よさといったらもう、最高ですよ。

北原照久さんは、知れば知るほど、世界的なおもちゃコレクターである以上に「すてきな人コレクター」なんですよねえ。それもそうとうの目利きです。

2009年10月22日 横浜人形の家4階 赤いくつ劇場 テミヤンコンサート 素晴らしい時間でした。

来月はあなたも行ってみませんか。すてきの渦の中に、次の扉がありますよきっと。

故郷ってありがたいです( 杉村邸 5)

3年前の新築時に施行した部分です。

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門扉から玄関までを「通路」じゃなくて「前庭」に。庭を通って行き来する暮らしをイメージしました。

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その先は芝生を張り直して、

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和室の前に濡れ縁を設置して、

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これで前庭と奥の庭をつなぐ「芝生の庭」ができあがり。
明日から今回のメインである「奥の庭」に入っていきます。



昨日の続きです。

ぼくのように田舎から出て来て、東京や横浜の都会で暮らしている人ってものすごく多くて、お客様ともよく田舎の話で盛り上がります。
東京で暮らす人の7割が地方出身者だと言いますので、そう考えると、東京ってのは特殊な場所なんですね。日本中の田舎で、そこで生まれ育った人よりもよそから移り住んできた人の方が多いという町は、たぶんないんじゃないでしょうか。

その特殊な場所で暮らす田舎者のひとりとして「故郷があるってありがたいなあ」と、帰郷して横浜に戻ってくるたびにそう実感します。
そのありがたさは、いつでも子供たちを連れて行って、田舎の人たちの純朴な愛情と豊かな自然を感じさせてあげられるということと、それ以上に、時間が止まった世界で、質素に、そして日々お天道様に感謝しながら過ごすような、しあわせな気持ちで暮らしている親兄弟がいてくれること。年に数度ですけど、そこに帰ることで自分がリセットされて、本来の自分に立ち返れることができます。

都会で、妻と子供と、一生懸命に働きながら忙しく暮らしているわけなんですが、もし自分に故郷と呼べる場所と、そこで暮らしながらぼくたち家族を案じてくれている人たちがいなかったらと思うと・・・。もうねえ、感謝しかありません。いまだに米や野菜を送ってもらっているし、親はもちろんですけど、故郷に、そこで暮らすみんなに、いつか恩返ししたいなあというような気持が年々大きくなっていきます。そしてその気持の分、がんばって働かなきゃなあって。

昨日コメントいただいた秋元真治さんの「帰郷するときに、親が亡くなってからの方が『親に会いに行く』という感覚が強まった」という話、しみました。
秋元さんもまた、ご両親と故郷の愛情に包まれて育ったんだなあと思います。幸せなことですよねえ。ぼくも強く感じているその幸せが、ちゃんと子供たちや周囲の人たちに連鎖していくようにという、感謝する分背負い込む義務感が「がんばらなきゃなあ」という気持を生むのかもしれません。

小さい頃の遊び場だった鎮守様(神社)で手を合わせる時に「横浜でがんばりますから、見守っていてくださいね」と念じます。・・・もう23年、そうやってるんだなあ。

帰郷して思ったあれこれ、明日も続きます。
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