昨日は仕事で馬力を使い果たしてしまって、倒れるように寝てしまい、気がついたら朝でした。
ブログを開くと妻カオリが書いていてくれて、感謝。よく出来た嫁さんでしょ。
「私の忙しさなんてちっぽけなもので、本当に大切なことをいつの間にかないがしろにしていたような気がするのです。忙しいふりをしているうちに、あっという間に時間が過ぎ、大切なことが抜け落ちてしまっていたのかもしれないのです」
ほんとにそうなんですよねえ。
世の中には、数多くのどうでもいいことと、数少ない大切なことがある。
これはアチーブメント株式会社の青木仁志さんのことば。忙しいふりをしていると、その字の通り心を亡くしてしまいがちですよね。
お亡くなりになられたそのお客様、ものすごくすてきな方でした。ダンディーな笑顔で、ぼくたち夫婦に「がんばんなさいよ」と言ってくれている声が聞こえます。
さっ、では一昨日の続きを始めましょう。
夜の部の撮影までのひと時を、出していただいたコーヒーを飲みながら囲炉裏の前に座って本を読んで過ごしました。
「自分ちの庭みたいだ」と、その贅沢な時間を楽しんでいたら、奥様が膝掛けを出してくださいました。「まだバーベキューはやってないんですけど、夜ここで主人とビールを飲むのが楽しみになっていて、その楽しみ用に買って来たんですよ」とのこと。そのお心遣いと同様にあったかい膝掛けで、油断するとそのままウトウトしてしまいそうなほど心地よかったです。秋の庭で膝掛けっていいもんですねえ。

やや薄暗くなって来たので撮影再開。


明日から、時間を追って夜の庭を並べていきます。
映画「沈まぬ太陽」の公開で来国している謙が朝のワイドショーに出ていました。「サラリーマンから渡辺謙さんへの人生相談」という設定です。
Q:一流になるための条件は何でしょうか?
渡辺謙:トップに行くために、寝ても覚めても死にものぐるいでやって、それを苦にしないことです。
謙はねえ、病気して(ぼくは、もうダメかと思いました)、離婚して(悲しい悲しい離婚でした)、その後果歩さんと再婚してアメリカに渡ってから、ほんとに死にものぐるいでがんばったんだろうなあと思います。もともとカッコイイ男ですけど「ラストサムライ」あたりから顔が変りましたからねえ。演じている表情じゃなくて、ほんとに死にものぐるいで、本気で生きている生身の謙がそこにいる、という気がして。だからこちらの引き込まれ方が半端じゃなくなりました。「カッコイイ」とか「がんばってるなあ」じゃなくて「謙が生きてる!思いっきり生きてる!」というふうに。
謙がくぐり抜けてきた、あの壮絶な時間は、謙が世界の渡辺謙になるための試練だったんでしょうかねえ。ぼくはファンじゃなくて幼なじみの近所の謙として見てしまうので、謙の大成功よりもあの試練の方が大きすぎた気がしてしまって「神様、ちょっとひどすぎたんじゃないですか」と天に向かって文句を言いたいというのが正直な気持です。
それにしても、よくがんばりましたよね。
そんなに辛い試練を経なくても、誰でも本気で取り組める仕事、本気になって頑張る時期が必要ですよね、特に男には。うん、ぼくはそう思っています。
ただし、そうです、忙しいふりをして心を亡くさないように。
以前コメントで、北原輝久さんに教えていただいた詩を書きます。
「本気」坂村真民
本気になると 世界が変わってくる
自分が変わってくる
変わってこなかったら
まだ本気になっていない証拠だ
本気な恋 本気な仕事
ああ人間一度
こいつをつかまんことには
今日はちょっと重い話でしたね。まあこういう日もあります。
「サラリーマンから渡辺謙さんへの人生相談」明日も続きます。
ブログを開くと妻カオリが書いていてくれて、感謝。よく出来た嫁さんでしょ。
「私の忙しさなんてちっぽけなもので、本当に大切なことをいつの間にかないがしろにしていたような気がするのです。忙しいふりをしているうちに、あっという間に時間が過ぎ、大切なことが抜け落ちてしまっていたのかもしれないのです」
ほんとにそうなんですよねえ。
世の中には、数多くのどうでもいいことと、数少ない大切なことがある。
これはアチーブメント株式会社の青木仁志さんのことば。忙しいふりをしていると、その字の通り心を亡くしてしまいがちですよね。
お亡くなりになられたそのお客様、ものすごくすてきな方でした。ダンディーな笑顔で、ぼくたち夫婦に「がんばんなさいよ」と言ってくれている声が聞こえます。
さっ、では一昨日の続きを始めましょう。
夜の部の撮影までのひと時を、出していただいたコーヒーを飲みながら囲炉裏の前に座って本を読んで過ごしました。
「自分ちの庭みたいだ」と、その贅沢な時間を楽しんでいたら、奥様が膝掛けを出してくださいました。「まだバーベキューはやってないんですけど、夜ここで主人とビールを飲むのが楽しみになっていて、その楽しみ用に買って来たんですよ」とのこと。そのお心遣いと同様にあったかい膝掛けで、油断するとそのままウトウトしてしまいそうなほど心地よかったです。秋の庭で膝掛けっていいもんですねえ。

やや薄暗くなって来たので撮影再開。


明日から、時間を追って夜の庭を並べていきます。
映画「沈まぬ太陽」の公開で来国している謙が朝のワイドショーに出ていました。「サラリーマンから渡辺謙さんへの人生相談」という設定です。
Q:一流になるための条件は何でしょうか?
渡辺謙:トップに行くために、寝ても覚めても死にものぐるいでやって、それを苦にしないことです。
謙はねえ、病気して(ぼくは、もうダメかと思いました)、離婚して(悲しい悲しい離婚でした)、その後果歩さんと再婚してアメリカに渡ってから、ほんとに死にものぐるいでがんばったんだろうなあと思います。もともとカッコイイ男ですけど「ラストサムライ」あたりから顔が変りましたからねえ。演じている表情じゃなくて、ほんとに死にものぐるいで、本気で生きている生身の謙がそこにいる、という気がして。だからこちらの引き込まれ方が半端じゃなくなりました。「カッコイイ」とか「がんばってるなあ」じゃなくて「謙が生きてる!思いっきり生きてる!」というふうに。
謙がくぐり抜けてきた、あの壮絶な時間は、謙が世界の渡辺謙になるための試練だったんでしょうかねえ。ぼくはファンじゃなくて幼なじみの近所の謙として見てしまうので、謙の大成功よりもあの試練の方が大きすぎた気がしてしまって「神様、ちょっとひどすぎたんじゃないですか」と天に向かって文句を言いたいというのが正直な気持です。
それにしても、よくがんばりましたよね。
そんなに辛い試練を経なくても、誰でも本気で取り組める仕事、本気になって頑張る時期が必要ですよね、特に男には。うん、ぼくはそう思っています。
ただし、そうです、忙しいふりをして心を亡くさないように。
以前コメントで、北原輝久さんに教えていただいた詩を書きます。
「本気」坂村真民
本気になると 世界が変わってくる
自分が変わってくる
変わってこなかったら
まだ本気になっていない証拠だ
本気な恋 本気な仕事
ああ人間一度
こいつをつかまんことには
今日はちょっと重い話でしたね。まあこういう日もあります。
「サラリーマンから渡辺謙さんへの人生相談」明日も続きます。