今福さんちに植えた樹木をご覧いただきます。
これ、いいでしょ。
マンサク科の落葉樹「マルバノキ」です。
もう葉っぱの美しさにうっとり。赤くなっているのは新芽の色です。晩秋にはこんどは紅葉で全体がこの鮮烈な赤になり、徐々に色素が抜けていって柔らかい黄色になって落葉します。
ぼくにマルバノキのことを教えてくれたのは2011年に施工した浅岡さんでした。最初からプランに入れてほしいというご要望でした。
それまでこの木を知らなかったぼくは興味津々で植え、葉っぱの美しさに打たれ写真を撮りました。
そのときの一枚です。
木と話す少年・・・お客様のお宅で時々出会う内向的な少年が、ぼくは大好きです。
少年期のナイーブさは、純な心を育て、イマジネーションを育てます。
これ、いいでしょ。
マンサク科の落葉樹「マルバノキ」です。
もう葉っぱの美しさにうっとり。赤くなっているのは新芽の色です。晩秋にはこんどは紅葉で全体がこの鮮烈な赤になり、徐々に色素が抜けていって柔らかい黄色になって落葉します。
それまでこの木を知らなかったぼくは興味津々で植え、葉っぱの美しさに打たれ写真を撮りました。
そのときの一枚です。
木の種類は無限にあります。そして人にはそれぞれ、思い出の木や憧れの木があります。
庭の打合せをしていてお客様から木のリクエストがあると、もううれしくてうれしくて。
レモン
ぼくは毎晩庭に出て過ごすようになってから、いつのまにか「庭木と会話する」感覚が身に付きました。
このことをあまり公言すると「あいつはちょっと危ないんじゃないか」と思われそうで、しばらくは誰にも言うことなく木と話し続けていましたが、ブログで「庭の言霊」を書くようになってからはもうタ封印を解いて、思いっきり木との会話を書くようになりました(庭から聞こえてくる声の主は、ぼくの定位置の目の前に植わっているジューンベリーであることが多いのです)。
庭に木を植えるときには、あなたに語りかけてくれそうな木を選んでください。
いいもんですよ、木との会話。
シマトネリコ
よくよく考えると、この木と会話する能力というか癖というかは、小学生のときにすでにぼくに備わっていました。3、4年生くらいまでかなあ・・・確かにぼくは木と話していました。それもほぼ毎日。
ジューンベリー
お寺の銀杏の木、神社の楠の木、山の公園に植わっていた欅、校庭のポプラ、実家の庭に今もある柿の木。
傍目には、ただ木を見上げてボーッとしているように見えたと思うんですけど、ぼくとしてはその木との会話はとても楽しい時間でした。
今振り返ると、たぶん、おっそろしく内向的な少年だったんだと思います。
スモモ
そう、内向的。これですよこれ。
自分の内側の世界に向かうとき、人は木と言葉を交わします。
そうだそうだ、うん、そういうことです。庭の声を聞く、木や草花と話しているのは、自分の内側にいる自分と話しているってことなんですよね。
ソヨゴ
自分の中にいる自分と話すって、・・・大事だと思います。
自分の中にいるもう一人の自分。
その人はいつも理屈に捕われないピュアさを持っていて、その澄んだ視点でアドバイスをくれ、励ましてくれます。
その人の想像力はものすごく、思いもよらない世界に連れて行ってくれたりもします。
庭に出る習慣は、自分の中の自分と話す習慣ってことなんですよねえ。
フェイジョア
木と話すって、ぼくだけじゃなくすべての人が子供時代に持っていたはずの能力です。
それが庭によって再び開花するかもしれません。
あなたの内側にいるもう一人のあなたが、庭木に姿を変えて話しかけてくるかもしれませんよ。
リキュウバイ
庭木はあなたの内面を映し出す姿見です。
だから何となく植えるんじゃなくて、じっくりと吟味して、お気に入りの木を植えてください。
庭の打合せをしていてお客様から木のリクエストがあると、もううれしくてうれしくて。
レモン
このことをあまり公言すると「あいつはちょっと危ないんじゃないか」と思われそうで、しばらくは誰にも言うことなく木と話し続けていましたが、ブログで「庭の言霊」を書くようになってからはもうタ封印を解いて、思いっきり木との会話を書くようになりました(庭から聞こえてくる声の主は、ぼくの定位置の目の前に植わっているジューンベリーであることが多いのです)。
庭に木を植えるときには、あなたに語りかけてくれそうな木を選んでください。
いいもんですよ、木との会話。
シマトネリコ
ジューンベリー
傍目には、ただ木を見上げてボーッとしているように見えたと思うんですけど、ぼくとしてはその木との会話はとても楽しい時間でした。
今振り返ると、たぶん、おっそろしく内向的な少年だったんだと思います。
スモモ
自分の内側の世界に向かうとき、人は木と言葉を交わします。
そうだそうだ、うん、そういうことです。庭の声を聞く、木や草花と話しているのは、自分の内側にいる自分と話しているってことなんですよね。
ソヨゴ
自分の中にいるもう一人の自分。
その人はいつも理屈に捕われないピュアさを持っていて、その澄んだ視点でアドバイスをくれ、励ましてくれます。
その人の想像力はものすごく、思いもよらない世界に連れて行ってくれたりもします。
庭に出る習慣は、自分の中の自分と話す習慣ってことなんですよねえ。
フェイジョア
それが庭によって再び開花するかもしれません。
あなたの内側にいるもう一人のあなたが、庭木に姿を変えて話しかけてくるかもしれませんよ。
リキュウバイ
だから何となく植えるんじゃなくて、じっくりと吟味して、お気に入りの木を植えてください。
少年期のナイーブさは、純な心を育て、イマジネーションを育てます。