2013年10月

「マーフィーの法則」と「宇宙の法則」

朝起きて庭に出て、晴れていれば心ウキウキ、曇っていればおだやかな気分。では雨降りならどうかというと、ワクワクします。雨音は集中力を増すので設計がはかどりますから。
夢中になっていい設計ができることが、ぼく的には最高の快楽なのです。



今日は庭の明りを並べてみます。
ちょっと肌寒くなってきましたが、
秋の夜の庭は、
もの思うには格別な場所です。
あなたも庭に明りを灯して、
秋の夜長を楽しんでみてください。
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ぼくの仕事は設計作業が中心なので、そんな感じで晴れても降っても上機嫌でいらえますが、現場管理をしているスタッフはそうはいきません。
雨だと現場作業は中止。それはしかたないというか、まだいいんですけど、問題は降るのか降らないのかハッキリしない朝です。
今は降っているけど予報は晴れる、予報は雨なのに陽が射していて降る気配がない、そういう時の段取りの判断が難しい。早朝にお客様と職人さんに的確な連絡と指示を出さなければなりませんからね。



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どっちつかずの天気の場合、予報に関係なく起こる現象があります。

休みにすると雨は上がって、作業をすると土砂降りになる。

屋外での仕事をされている方は、きっと同じ経験をしていることと思います。
奥樣方でもきっと経験があるはず。

傘を持って出かけると降らないし、いい靴を履いて出かけるとどしゃ降りになる。



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これって、いわゆるマーフィーの法則ですよね。
人生には・・・皮肉で思い通りにいかないという「鉄則」が存在するようです。
1980年代に流行った「マーフィーの法則」、ぼくはそれがおもしろくて、けっこう記憶しています。

洗車を始めると雨が降る。
雨が降ってほしくて洗車する場合を除いて。


これってあるでしょ。



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もう一つ、珠玉の名作。

バター塗ったトーストを床に落としてしまうとき、バターを塗った面が下になる確率は、カーペットの値段と比例する。

ある!ある!ある〜!でしょ。



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洗車をすると雨が降る。でも、だからといって「やっても無駄だから洗車はしない。どうせ汚れるんだから。クルマは汚れていても走ればそれでいいんだよ」という選択はないですよね。

洗車を物質を洗う行為と捉える人は無駄な行為と思えてくる。
洗車は自分の心を洗っているんだと思う人は、また汚れることがわかっていても洗わずにいられない。


クルマだけじゃありません。

「どうせまた散らかるんだから」と思うと、部屋も庭も乱雑なまま。
片付けることが気持いいと思う人の暮らしは、いつも美しい。


よくよく観察してみてください。幸せに暮らしている人の庭って、花いっぱいで美しいですよね。
さてさて、あなたの愛車はピッカピカに洗車されていますか?部屋は?庭は?



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20年ほどペーパードライバーだった妻が、何を思ったか再度自動車学校に通って訓練を受けて、真っ赤なスポーツカーを買いました。
ぼくとしては(いつもながらムチャな妻の行動を)ただ唖然として見ていたわけですが、実に楽しそうなので、これは彼女の進化なんだと思い今はうれしい気持です。
妻のクルマ生活が始まって半年、その真っ赤なスポーツカーはいつも見事にピッカピカ。「何だか自分の部屋が持てたときみたいにいい気分」と話しています。



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長いこと「自分には運転は向いていない・・・(ぼくもそう言いました)」と思っていた妻が、ヒヨコが殻を破るように、蛹が羽化するように進化して、今や首都高や横横を瀑走する人になったということに、目眩がするような思いでいます。

新たな楽しみに目覚めると、人は思いもよらない変化をする。



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ちなみに「マーフィーの法則」のマーフィーは、自己啓発で有名はジョセフ・マーフィーとは別人です。

ジョセフ・マーフィーはこう言っています。


人生には永久不滅の法則がある。それは「あなたがあきらめてしまわない限り、奇跡は必ず現実のものとなる」というものです。

あらゆる時代の天才・偉人は例外なく、この宇宙の法則を信じてきました。




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皮肉な展開にめげてしまってはいけない。
マーフィーの法則(人生の皮肉な展開)はユーモアを持って楽しみつつ、ジョセフ・マーフィー博士の言葉「宇宙の法則」は胸に刻んでおきたいものです。


かく言うわが家の部屋は、庭は・・・、・・・、・・・今日は掃除から始めますかね。









 

自然の哲理を学んだ者は・・・( 名言・格言コレクション )

「名言・格言コレクション」、前回に引き続いて中国からやって来たおじいさんの言葉を並べます。



今日は蜂になった気分で
ドアップシリーズです。
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大人物というのは柔軟性に富んでいて、いつも心に余裕がある。だから争い事は起こさんよ。
そして不思議なことに、争わないのに勝ってゆく。それを「不争の徳」と言う。
小人ほど喧嘩っ早くて自分を大きく見せたがるから、いつも争い事を起こしとる。
そういう争いは互いを傷つけ合うばかりで、やがて両者ともが敗者となる。
小人同士が繰り広げているのは、勝者のいない必敗の争いじゃ。・・・悲しく愚かな姿よのお。




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貧しくて腹を減らしている人に魚を与えれば、その日の空腹は満たしてあげられる。
そかし魚の捕り方を教えれば、一生食うに困らなくなる。
よいか、今日を生きるためには物が必要で、生き続けるためには技術が必要なんじゃ。




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欲にまみれて暮らしている者の姿はみっともなく、足るを知る、知足の境地にある者は美しい。
知足の境地・・・自然の美しさはそこにある。




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細くてしなやかな枝は風に折れることがない。
困難な時こそ、しなやかに生きなされや。



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優れた人というのはあまり物を言わずに、ただ静かに暮らしとるもんじゃ。
言葉ではなく、その姿で人を導く者が真の指導者であると心得よ。




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自然の哲理を学んだ者は、部屋に居ながらにして地球を把握できる。
物事の根本を知れば、たいがいのことは悩みとはならんよ。
悩んだら耳を澄ましてみたらいい。物事の根本とは自然のことなんじゃから。




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孔子は不遇な生い立ちから苦労を重ねつつ、人間を観察することによって人生哲学を構築しました。
老子は世間の喧噪を離れ、自然からの声に聞き耳を立てて、地球の哲理を学びました。
2600年間、人々は、より良き社会人を目指して論語を学び、地球上生物の一員として道教を学んできました。
さてさて、ぼくらも真剣に学ばなければなりません。何たって、社会は病んだように混迷を極め、地球は悲鳴を上げている、とんでもない時代に突入してしまったのですから。

孔子の教えを学ぶには、論語を読んでください。「論語読みの論語知らず」とならないように、それを実行していってくださいね。
老子の教えを学ぶには・・・これは簡単。難解な道教の本など読むよりも、毎朝毎晩庭に出てください。
庭にいて、自然の声を聴く習慣で、老子の教えはことごとく会得することができますから。
簡単簡単。でもその簡単なことも、実行しない限り何も得ることができません。

中国から来たおじいさんの言葉、おもしろいので次回もこれでいきます。






 

「庭」に涙した夜

ぼくば手帳を持ち歩いています。
その手帳には、暮らしの中で見つけた「いい言葉」が書きとめてあります。
それを並べているのがこのブログのカテゴリ別アーカイブにある「 名言・格言コレクション」です。



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その手帳を開くと、あるひとりの人物の言葉がやたらに増えていました。
たまりにたまったその人の言葉をずらずらっと並べてみます。
たくさんありますけど、ひとつひとつをゆっくりと味わってみてください。



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一つの扉が閉まっても、
すべてが閉まったわけではありません。
開いている扉は必ずあります。




内に求める心無くば、
「出会い」は生じず。




伝わらない誠意は誠意にあらず!
誠意は伝わってこそ誠意なのです。




 他人の物差しで、
自分をはかる必要はない。



幸福を探している時間が
一番幸福なのです。




「プラス発想」は
限りないエネルギーを生み出す!




同じことを繰り返して、
新しい結果を求めるのは愚行である。




子どもは地球と人類にとって、
未来への宝です。




成功の秘訣は「気合い」です。
「気合い」無くして成功無し!




考えて複雑に思えることほど、
行動してみると単純なんだよね。




自分の感性で既に見えているものは、
「計画」ではなく、
たかだか「予定」の範囲である。
自分の世界を広げるには、
まず視野を広げ、
悩むより考えるより
行動するしかありません。



人生にはリズムとバランスが大切。



足跡を残せない前進に意味無し。



挑戦することに
意味を見つける必要はない。
挑戦に意味がある。




言葉との「出会い」も大切です。
聞き逃さない感性も必要です。



前進する気持無くして
 道は開けず。


 
優れた感性によって
生み出された作品は、
それを認めてくれる
もう一つの優れた感性と
出会う必要がある。




負けないコツは、
勝つまでやり続けることです。
成功の秘訣は、
成功するまでやり続けることです。




実行なき者に成果はない!
成果なきものに幸福もない!




「時間」がいかに大切かを
認識できるのは、
人生の大半の「時間」を
浪費した後だそうな。
やっぱり人生は、
悩むより、
迷うより、
行動が一番なんだよね。




人を惹き付けるユーモアには
センスとロマンが必要です。
センスとロマンは
普段のポジティブな生活から生まれます。
今日も素敵な笑顔で過ごしましょう。




目的地に向けて、
船はまず心の中から出航する。



もし現状と理想が違っても、
理想を捨てる必要はない。
現状は明日には過去になる。




時期を待つ余裕さえあれば、
渡れない海はないんだよ!




体験無しに語る言葉の軽さは、
体験者にはすぐにわかってしまいます。




笑う門には福来る!
人間の病の元凶は
ストレスだそうです。
「笑顔」は医者いらず!




向かい合ったら、
相手の顔を見ながら堂々と話しましょう。
言葉以上の感情が必ず伝わります。
相手の真意も受け止められます。



「生きる」ということは
「呼吸」をすることではなく、
「行動」をすること。




勉強することは、
自分がいかに無知かを
認識することかもしれないなあ。



何気ないピースサインは、
やっぱり平和の象徴なんだよね。
地震やテロが起こると、
さりげない行為にこそ、
本質的な平和の在り方を感じます。




沈みゆく夕陽に、
 明日の平和を祈る・・・・



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いかがでしょう。この人、いいでしょ。



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「進行方向に言葉を置いて、それを道しるべとして歩いて行く」という生き方ってありますよね。ぼくもそうですし、この人も間違いなくそういうタイプ。



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ぼくの手帳を埋めていった、この人の名は、映画監督の喜多一郎さん。



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実は今日、喜多監督の映画「ヨコハマ物語」の試写会に行ってきました。
帰宅し、その興奮のまま庭に出てこれを書いています。



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ただ一言、「あなたもぜひご覧になってください」と伝えたい。
もう一言、「横浜」という街と「言葉」と「庭」の存在が、この映画を感動の物語にしています。
さらに一言・・・一言では語れないので、ネタばれ注意でぼくの感想を書きます。



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ぼくの感慨は他の人と違ったかもしれません。
中盤で庭のシーンがあり、そこで・・・静かに涙が・・・。エンディングに向かって何度も庭が登場して、その度に涙がこぼれてしかたありませんでした。



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この物語は、ごくごく普通の人が、辛い運命から立ち上がる「癒しと再生のドラマ」です。
そこには家があり、人が集い、語り合い、よろこび合い、励まし合う庭がありました。



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家っていいなあ、庭って必要だよなあ。
家と庭で家庭なんだよなあ。




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この映画には、ぼくが毎日思い描き、会う人会う人に伝えたいと思っている「庭」がありました。
映画館て暗くていいですよね。思う存分感動できますから。
いやほんと・・・泣けました。



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ぼくの手帳に、何でやたらに喜多監督の言葉が溜まっていったのか、わかりました。
今夜のこの感動のために、神様が用意したシナリオだったんだなあと。



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映画「ヨコハマ物語」、11月16日公開です。
ぼくは「庭」に泣けましたけど、この映画の魅力は「ごく普通の世界」ということにあります。
ぼくもあなたもごく普通の世界にいます。
ごく普通の世界が、ごく普通の暮らしが、ごく普通の人生がどれほどドラマチックであることか。
この映画の魅力は、あなた自身が主人公になってしまうところです。



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「ヨコハマ物語」、ぜひ(暗い)映画館でご覧くださいね。

映画の中の「庭」に涙した夜でした。







最後にもう一言。奥田瑛二さん、スゴイです。
 







 

奥様は批判が大嫌い

人生には幾度かの場面転換があります。
長く勤め上げた会社を定年退職したご主人が、毎日家にいるようになる。
そこで起こるハレーションによく出くわします。



2人揃って庭が大好きな
仲良し夫婦の写真を並べます。

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奥様としては結婚以来30年以上も旦那様と過ごす時間は休日だけで、平日は早朝から終電近くまでを子どもと自分だけ過ごしていたわけです。
その子どもたちも独立して家を出て、そして旦那様の定年退職で、もう朝から晩まで2人で過ごす日々が始まる。多くの奥様にとって、それは人生上の大きな試練の時なのかもしれません。



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今日庭の相談に来られた奥様が、まさにその試練の中にいました。
「こんなに主人をうっとうしく思う日が来るなんて想像もしていませんでした。とにかくもう声を聞くのも嫌になってしまって・・・」
ご主人が会社勤めをしている間は、たぶん人もうらやむいい夫婦だったんだと思います。お話をうかがいながらそんな感じがしました。
でも定年を期に始まった人生初の連日ご主人と一緒の暮らしで、奥様の不満は日を追って膨らんでいったのだそうです。
「とにかく何でもかんでも批判するんですよ。ニュースやドラマを黙って観ていることができなくて、すぐに◯◯が悪いんだとか、オレならこうするんだけどとか言い出す。そしていちいち私に同意を求めてくるんです。そういうところが我慢できない。何であんなに批判ばかり口にするのか理解できなくて。もう面倒くさいし、お願いだから私に話かけないでって言ったこともありました。何でもかんでも批判的に言わないと気がすまない主人が、だんだん情けない人に思えてきちゃうんですよね」
・・・わかります、よおくわかります奥様の気持・・・そしてご主人の気持も。



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ご主人は会社で働きながら、毎日新聞に目を通し、社会の事情通でいる必要がありました。
世の中の事件や政治動向を論評することが仕事の一部だったのだと思われます。
片や奥様はというと、自分自身のコンディションを整えて、今日いち日を気分よく過ごすことが大事なんだという意識で奥様業に励んできました。だから気が滅入るような話題から遠いところに身を置く癖というか知恵が身に付いています。

社会人は批判することも能力のうち。
家庭人は批判をすと運気が下がることを知っている。




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奥様はすでにご主人の存在が大きなストレスになっています。そしてご主人は、そんな奥様の感覚にはまったく気づいていないようです。
気づいていないけど、何となくしっくりいかないので「こりゃあもっと頑張らなきゃ」と、会社にいたときと同じ価値観で、ますます張り切って世の中の動向に批判精神を発揮してみせるという、負のスパイラルにはまってゆく。
このご夫婦、どうなるんでしょうかねえ。



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庭の打合せが進んでご主人とお会いする機会があれば、ぼくはご主人に「家庭人」の心得をお伝えしようと思います。庭の話に織り交ぜながら、さりげなく。
家は会社じゃないし、奥様は部下でも同僚でもないんですからね。退職したら頭を切り替えて、社会人から家庭人にならなきゃ。でしょ。



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他人を批判する、政治家を批判する、事件を分析して論評する、何かにつけて持論を展開する・・・とってもおじさん的ですよね。でも昭和時代、そういうおじさんたちが日本を支えていました。
ビールをつぎ合いつつナイター中継を観ながら、監督になったつもりで盛り上がっているおじさんたちっていましたよね。あれができる人が優秀な社会人だったわけです。
でも時代は変わりました。
サッカーの試合を無言で凝視しながらイマジネーションの世界に遊び、ゴールが決まった瞬間に歓喜する、これが今のスポーツ観戦。いちいち批判する人はうっとうしがられます。

昭和時代は「野球的」、段取り、根回しがうまくて統率力がある監督的な人が出世しました。
平成は「サッカー的」、感性と創造性を持ったフェンタジスタが評価されます。




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そんなことをああだこうだと考えていて、ひとつ気づいたことがあります。
ニュースやワイドショーを観ながら「バッカよねえ〜」とか言いながらとおしゃべりするのは、ひと昔前にはいかにも女性的なことでした。
でも今はそうじゃなくなりましたよね。よそ様のことを詮索して盛り上がる女性がめっきり少なくなりました。
ぼくはここ数年で、日本の女性たちに、そういう変化が起こったような気がします。

時代が変化するとき、女性は今ある幸せな暮らしを守るために自由自在に変化します。それがオスには太刀打ちできないメスの生命力。



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男性の価値観というのは社会的な地位であったり、組織人としての有能感であったりしますが、女性は生物的に欲深いので、そんなことはどうでもよくて、自分と子どもが(ついで程度にご主人も)今日を幸せに過ごすことの方が絶対に大事なわけです。だからそのためならいくらでも自分を変化させることができます。
「武士は食わねど・・・」とか、「◯◯◯べきである」とか、それって何?信じられない!というのが女性。アメーバのように姿を変えながらでも「幸せ」を最優先にします(女性側からの反発がありそうですが)。
オスもがんばって、その変化についていきましょうね。特に退職して家にいるようになったら。でないとぬれ落ち葉になってしまいますよ。



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あのご夫婦・・・この危機を(危機と言うほど深刻じゃありませんが)うまく乗り切ってくれるといいんだけどなあ。



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庭は人生の舞台です。長い人生、何度かの舞台チェンジが必要かもしれません。
おふたりのドラマの、何幕目かの素敵な舞台となる庭を生み出すことができるといいんですけが・・・。
まあ今回の場合、庭よりも先にご主人の気づきが必要。でないと、庭が奥様の避難所になって、ご主人は立ち入れない場所になってしまいますから。
それもまた庭の価値ではありますが、理想的とは言えませんからね。

批判の時代は終わりました。
これからは批判する相手は自分だけにしておきましょう。




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ご主人には、家は会社じゃないんだっていうこと、もう昭和じゃないんだっていうことに早く気づいて、奥様と2人きりの日々に早く馴染んでいただきたいものです。

・・・ご主人、がんばってください。








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お問い合せはフェイスブックの「宮本英喜」へどうぞ。
あるいは℡ 090-3905-3699 岩渕かおりまで。
フォーチュンクッキーをマスターしちゃいましょう。




 

フォーチュンクッキー

世界的なもちゃコレクターであり、言葉の持つ力「言霊」の伝道師であリ、「開運!なんでも鑑定団」の鑑定士として有名な北原照久さん。きっとあなたもご存知だと思います。あの、横須賀市佐島の海に面した白亜の豪邸で暮らし、ギターもゴルフも(今や)マジックもプロはだしの(最近は千円札を宙に浮かしています)、たまらなくカッコいいお方です。
その北原さんとのご縁から、ぼくの人生は大きく好転してゆきました。



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北原さんを追いかけるうちに、ひとつ発見したことがあります。
経営コンサルタントのカリスマ船井幸雄さんのことを、北原さんは「船井幸雄先生」と呼んでいるということです。「ぼくは船井幸雄先生の本は全部読んでるよ」と、まず船井幸雄とフルネームで、そして先生を付けて呼んでいます


船井幸雄さんとの出会いに「運命」を感じて、即座に心酔して師と仰ぎ、著書(数百冊あります)を読破してしまうという、そういうところに北原照久さんの天才性がある。
「この人、いいなあ〜」と思ったら、食らいついていくようにのめり込んでゆく。決して一時的なこととしてやり過ごしたりしません。 



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「先生」を付けなくても、北原さんは多くの人を尊敬し敬愛しながら人生を組み立てていることを感じます。その筆頭は若大将、加山雄三さん。そしてお母様と奥様と・・・他にも・・・。
数え上げたら切りがないほどたくさんの人への深いリスペクトで出来上がっているのが、ぼくの道しるべであり、多くの人の心を惹き付けている北原照久という人物なんだということを感じいています。

人生コレクション、尊敬する人のブリコラージュ(蒐集によって形成する)によって、人は尊敬される人となる。

世界的な蒐集家である北原さんの、究極のコレクションが「人間」であるということに、お気づきの方も多いと思います。
とにかく人が大好きなんですよね。おもちゃを集めるんでも、必ずそこに「人間」を感じるものを集めているように思います。
自分が惹かれる人の良質なエッセンスで自分が形作られてゆく、そのあたりが、北原さんの上質な人生の秘訣なんじゃないかなあ。

感動的な人生には、尊敬し、夢中で後を追いたくなる人との出会いが必要。




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そういう出会いっていうのは、実は誰にでも日々訪れています。ただそれに気づかないことが多いだけ。
例えば最も身近にいる連れ合いがその人かもしれません。パートナーを尊敬している人って例外なく幸せな人生を送っていますからね。
あるいは意外なところで、お子さんがそうなのかもしれません。書家の武田双雲さんは、よく「子どもを尊敬している」と話していますから。
ぼくも息子に、しばしばそういう気持になります。



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幸運の女神に後ろ髪は無い。女神の前髪をつかんだ人だけに幸せは訪れる。

幸運の女神とは「出会い」のことであり、それをものにできるタイミングは出会い頭だけ。

いいと思ったら、瞬時に、思いっきり好きになれ!

いい感じの人だなあ、好きだなあこういう人、尊敬しちゃうなあ、いいこと言うよなあ・・・そう感じた人に、間髪入れずにのめり込めるかどうかで人生は大きく違った展開を示すんだよなあって、北原さんの「船井幸雄先生」という呼び方からそんなことを思いました。



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多くの人は恋心に対して反射的にブレーキを踏みます。恋じゃなくても「人を好きになる」ことにわりと臆病で消極的です。
きっと惚れっぽい(洗脳されやすい)性格が招いた悲劇を知っているからでしょうね。あるいは過去の失恋の辛さがこびりついているからかもしれません。
でもぼくは思います。熱ものに懲りてナマスを吹いている限り、アッツアツのご馳走は味わえないのです。
たまにはやけど覚悟でかじりつくってのも、いいんじゃないでしょうかねえ。

恋をしましょう。出会う人出会う人と、いきなり恋に落ちてしまいましょう。

恋愛に関する社会人としての倫理観は当然のこととしつつ(笑)恋する気持に臆病になるなんてのはナンセンス。フォチュンクッキー(おみくじせんべい)は、受け取って食べてみなきゃ。
凶が出ることを怖がって受け取らすにいる限り、大吉に当たることは絶対にないんですから。



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AKBも、人生捨てたもんじゃないよね♬と歌っている通り、凶よりも、吉や大吉の方がはるかに多く用意されているのが人生なのです。
人を好きになることにブレーキをかけないようにして、たくさんの人のことが大好きな自分を目指しましょう。














ちなみになんですけど、日本中を踊らせているこの今年最大のヒット曲の作曲者は、この人。



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毎月のテミヤンライブで、いつも素晴らしいキーボードを聴かせてくれている伊藤心太郎さんです。
次回の北原さんちでのテミヤンライブと、12月にクリフサイドで行われる元町ダンパでこれ「恋するフォーチュンクッキー」をやるらしいので、参加予定の皆さんは振りを練習しておいてくださいね。楽しさ倍増間違いなしですよ〜。

またまたちなみになんですけど、10月25日夜7時半から、神奈川県立青少年センターで、ダンサー宮本師匠の「フォーチュンクッキー特別レッスン」が開催されます。



クリック
↓ ↓ ↓ 

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ぼくのように、ダンスが思いっきり苦手な人向けのレッスンです。
お問い合せはフェイスブックの「宮本英喜」へどうぞ。あるいは℡ 090-3905-3699 岩渕かおりまで。

お申し込みはお早めに。 








 
  
 

偉大な心の作用( 澤田邸 8)

完成した「狭い庭」を眺めながらのティータイムです。



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奥様は庭の出来映えに大満足のご様子。
ぼくはと言えば、満足感を越えたある大きな感慨に浸っていました。



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イメージするって凄い。
現状など、イマジネーションの前には塵みたいなものだ。




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そしてそのイマジネーションを生み出したのは奥様のワクワクする気持でした。



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ワクワクから生まれる可能性は無限大。



リビングの壁にあったこのカレンダーの絵から
イメージが広がっていって、
庭の構成や色合いができあがってゆきました。

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ワクワクもイマジネーションも、誰にでも平等に与えられている心の能力ですよね。それを使うか使わないかで、人生は大きく違う展開をする。



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「イメージできたらできたも同然」といつもそう言いながら、こうして出現した小さな庭から、そのことが言葉をはるかにしのぐボリューム感で迫ってきました。



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ワクワク→イマジネーション→出現
ワクワクしなきゃ大損します。




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まだ眠っている、あなたのワクワクに火をつければ、その先にはありえへん世界が待っていますよ。



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人はなぜか、ワクワクを押さえ込むことを身につけながら大人になります。できるだけワクワクしないように、ワクワクを膨らまさないように。
それはワクワクが叶わなかったときの寂しさや辛さを回避するための、先人の知恵なのかもしれません。



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大多数の人がそうやってワクワク封印の大人になっているからこそ、ワクワクの威力は増すのかもしれませんね。作用・反作用です。
だから・・・



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今がチャンス!ワクワクした者勝ち。



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庭だけじゃなく、暮らしのありとあらゆる事柄にこのことは適応できます。
ワクワクしましょう。もうやたらめったら、ありとあらゆることにワクワクしちゃいましょう。



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ワクワクという偉大な心の作用を活用して、奇跡を次々起こしてしまいましょう。



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いわふち史上最狭の小さな庭は、大きな大きな啓示を与えてくれました。



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澤田さん、素敵な仕事をさせていただいて感謝しています。
これからもそのワクワク力で、ますます楽しい人生をお過ごしください。



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何か気になることやお手伝いできることがあれば、いつでも声をかけてくださいね。
来年、再来年と、この庭がさらに素敵に輝いてゆくことを、ワクワクしながら眺めさせていただきます。






 

「頑張る人生」のために

マツムシの声も少なくなって、いよいよ秋本番(マツムシは初秋に激しく鳴きます)。
先週よりも静かになった夜の庭で、遠くの山陰に10秒に一度光る江ノ島灯台の灯りを見つめています。



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こうしてただボーッとしていると、今日起こった楽しかったこと、楽しくなかったことやあれやこれやが、何だか遠い記憶のような、すべて無かったことのような感覚になります。



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こんなふうに消去すべきは消去して、引き出しにしまうものはしまって、いち日の記憶を片付けながら過ごしているとき、しみじみと「庭ってありがたいなあ」と感じます。
頭が軽くなったところで翌日のブログを書き、書き終えるとお楽しみの読書タイム。
夜の庭で読む本は、日中に時間の隙間を埋めるように読むのとは違って、の~んびりと進みます(昼間は意識的に速読をしています)。
行間を読むというのか、著者が言葉にしきれなかった言葉までもが読み取れるような、時には行間に潜り込んで、しばし妄想の世界を彷徨うという、とても贅沢な読書を楽しみます。
それはページを読み進むことよりも、一行一行を味わうような感じです。



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庭での読書で最高の瞬間が「寝落ち」。
心地よく文字を追っていたはずが、ウトウトしてきて、次の瞬間にはもう夢の世界にいる。「人がこの世を去るときってこんな感じなのかもしれない。だったら幸せだろうなあ」などと思うこともあります。



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庭でのこういう時間を、世の中のすべての人に味わっていただきたい。これを読んでくれているあなたにも、この心地いい時空を体感していただきたい。

夜の庭は、散らかったいち日の記憶を片付けてくれます。
片付けが済んだ後は、夢のような時間を過ごすことができます。

 

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夜風が心地よい今の時期、パソコンと本と飲み物でも持って庭に出てください。テーブルにスタンドを置いて、微かにBGMを流しながら、ひとりの時間を過ごしてみてください。
メラトニンが噴き出してウトウト状態になるまで。

夜、庭に出ない暮らしなど、ぼくにはもう考えられない。
あぁ、ひとり夜の庭にいるときに感じる幸福感。



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「幸せを分かち合う」って言うでしょ。辛いことは分けると半分になり、幸せは分けると倍になる。
でも、分かち合えるだけの幸福感を持っていなかったら無理ですよね。
まずはひとりっきりで、あふれるような幸福感に浸ること。そういう時間が必要なんじゃないかなあ。



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皆さん忙し過ぎです。満員の終電を目にするたびにそう思います。
そういうバリバリと仕事に励む人ほど、庭に出ることを習慣にしていただきたい。
いち日の出来事を整理整頓したり、ボーッとすることで熟成される幸せを感じたり。フレッシュな明日を迎えるために、日々自分をリセットする習慣。

夜の庭で時を過ごすと、戦うためのコンディション調整ができます。



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「仕事が忙しくて庭に出てる暇なってない」という人、けっこう多いんですけど。ぼくは言い切っちゃいます。

庭に出る時間がないなんていう忙しさは、まだ忙しいうちに入らない。
もしも本当に忙しく働いているなら、庭は欠かせない場所になっているはず。


「忙しい人ほど本を読む」というのと同じで、エネルギッシュに動き回っている人ほど庭にたくさんの花を咲かせているものです。ぼくはそういう人をたくさん知っています。
一時的に時間が取れないことはあるにしても、忙しさに耐え抜いて頑張り続けるには、庭でリフレッシュする(もちろん庭じゃなくてもいいんですけど)ことが欠かせないはず。
もうひとつ、せっかくある庭を楽しみ、輝かせるくらいのイマジネーションやバイタリティーを持たなければ、忙しく働き続けたとしても、なかなか成果につながらないんじゃないかなあ。



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あなたが知る「バリバリ働いて成功した人」を観察してみてください。きっとそこには「いい庭」が存在していますよ(これ、ビックリするほど例外が少ない)。

頑張る人にはいい庭が必要。
いい庭があれば何倍も頑張れる。
庭をよくすることで、がんばりの成果が出やすくなる。




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世の中のほとんどの人が知らないこの事実を、あなたは今日、知識として知りました。
もしもあなたが「頑張る人生」を送りたいなら、次は実行し、体感するだけです。
簡単です。毎晩庭に出て、しばしの時間を過ごすだけでいいんですから。

庭が持つポテンシャルは、たぶんあなたが思っている一万倍はあります。 
なぜならそこは、直接宇宙とつながっている特別な場所だからです。 



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一年後あなたは、きっと今日読んだこの記事がきっかけで、人生が大きく開けたんだということを知ることになります(笑)。いやホントに。

庭でそんな体験をしたい方は、迷わずぼくにご連絡を。
って・・・ちょっと怪しい勧誘みたいになりました(笑)。

 





 

白髪白髭の笑顔のおじいさん( 名言・格言コレクション )

タオイズム(道教)に興味を持って、老子について書かれた本を何冊か読みました。
ひとつ気づいたことがあります。読み下し文だと伝わり辛い。
老子や孔子の教えの原文は漢文です。ぼくらはそれを読み下し文にしたもので内容を把握しますよね。 

善戦者不怒 →善く戦う者は怒らず

これじゃあどうも・・・もっと受けとりやすく読み下すというか、ソシャクしながら膨らました方が伝わるんじゃないかなあって思うわけです。
例えばこういうふうに。



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中国から飛行機に乗って、ひとりのおじいさんがやってきました。白髪白髭で袈裟のようなものを身にまとったおじいさんは、到着ゲートへと、杖をつきながらもかくしゃくとした姿で歩いて行きます。
そのおじいさんの顔は深いシワで、目とシワの区別がつきません。でも、おだやかに笑っていることはわかります。
入国審査を終えてロビーを歩くおじいさんの周囲には、何とも暖かな空気が満ちています。

そのおじいさんに教えを乞いたくて、たくさんの人が群がってきました。どうやらけっこうな有名人のようです。
人々は芸能記者のように、我先にと質問を投げかけます。
「道とはなんですか」「どうしたら幸せになれますか」「人生っていったい」「女房の機嫌が悪くて」「謝金取りから逃れる方法を教えてください」「犬が吠えてしかたないんですけど」「パチンコ必勝法をご伝授ください」・・・
怒号飛び交うような状況の中で、ひとりの営業マン風の若者からの「ライバル会社に勝てる方法を教えてください。いい所まで商談が進むと必ず横取りされて、いつも悔しい思いをしています」という問いに、おじいさんは立ち止まってその若者を見つめ、静かに答えました。

おにいさん、戦上手な者は決して怒らない。挑発にも乗らないし、悔しがって心を乱すこともないもんじゃ。
いいかい、古今東西、最強の戦術は「怒らないこと」じゃよ。


営業マンは目に涙を溜めて「師よ、わたしは間違っていました。このありがたい教えを守ってがんばります」と深々と頭を下げました。



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てな具合に、「善戦者不怒」をこのように訳す人がいてもいいんじゃないかなあって(長過ぎ?笑)。

まあこんな感じで、漢文と読み下し文を省略して、おじいさんの言葉をいくつかを並べてみます。



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天がこの世に張っている網ってのは粗っぽくて隙間だらけに思えるが、いやいやなかなか、実はどんな些細なことも見逃さないほど細かく編まれとる。
「お天道様は見ている」ってのが、自然界の鉄則なんじゃ。



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有名人や専門家や世に言う成功者であっても、人として優れているわけじゃないから要注意。
天が示した「道」に従って生きる者こそが優れておる。
誰が本物かを、よくよく見極めなされや。



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人に怨みを持って仕返しをしたところで、憎しみの気持は増すばかり。それは獣の道じゃ。
そんなことはきれいさっぱり忘れて、怨みや憎しみから遠く離れて、優しい気持で生きるのが人の道ってもんじゃよ。
いつも何かを批判したり、誰かを悪者にしていないと生きていられないなんて、あまりに哀れだと思わんか。




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おい、そこのお若いの。他人様のことをああだこうだと批判しておるが、あんた自身のことはまったく見えておらんようじゃの。ワシから見ると、あんたはずいぶんひどい姿に見えるぞ。
鏡を見なされ。あんたが一番批判すべきは、鏡の中のそいつじゃ。




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いやはやなんとも、女ってのは凄いもんだ。いつも澄ました顔をして、争い事に明け暮れる男どもを尻に敷いとる。
戦に勝つ強い男でも、なかなか女には勝てんよ。




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幸せになる一番の方法はな、他人様の役に立つこと。与えることができる者がしあわせになれる。地球は遥か昔からそういう仕組みになっとるんじゃ。
呼吸だって、息を吐かなきゃ吸えんだろ。
奉仕すること、利他の心で生きることが、何よりも大事なことなんじゃ。



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ワシの言っとることは、どれもこれも単純明快で簡単なことばかり。
何でかなあ・・・これを実行する者がほとんどおらん。
みんな幸せを望んどるのに・・・何でかなあ。・・・わからん。



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中国からやってきたおじいさん、なかなかいいこと言うでしょ。
白髪白髭の杖をついて歩く笑顔の老人、人呼んで「老子」。
老子の教えを「道教」と言います。それがヨーロッパに伝わって「タオイズム」と呼ばれるようになりました。
「タオ」とは「道」。
人の道、でもただの人じゃない。自然の一部である人間、地球人としての人間が歩むべき道を指し示しているのがこのおじいさんの言葉なのです。
そしてそれは、ぼくが庭で実現したいことと大きくラップします。
ちなみにこのおじいさん、時々うちの庭に遊びにきてくれるんですよ。

おもしろいでしょタオイズムって。
次回の「名言・格言コレクション」もこれで行きます。




 

異端→本流/コンプレックス→ニッチ

過去数年間、時々お客様との会話に出て来た言葉があります。ここ数日立て続けにそれと同じことを言われました。

「いわふちさんの庭への考え方は他とは全く違うんですね」

もうひとつ。

「やっと巡り会えたって感じです」

庭をどうにかしたくてネットで検索したり、いくつかの造園・外構業者に問い合わせ設計依頼をしたけどどうもピンとこなくて、たまたまうちを見つけて来てくれるというパターンは以前から多いです。
そういう出会いからは、必ず素敵な庭が生まれてきました。



散歩中に撮影した花たちです。
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ぼくとしては他の業者さんと自分との違いをあまり気にしたことがなく、ひたすら自分なりの庭世界を提案し続けてきました。
で、気がつくと、どうやら業界でぼくだけポツンと、ずいぶん違う場所に立っている。

やれやれ、またか・・・って感じがあります。
じつはこれってぼくの特徴で、これまでいつも気がつくとひとりで立っていた。何をやっても人と違う世界をつくり出してしまい、そこにひとりでいる自分を発見しては戸惑ってきました。
いわゆる「異端」になってしまうのです。



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生まれ育ちが越後の魚沼ですから、田んぼを守ってゆくことが生きるということなんだというような、昭和自民党的な超保守的農耕文化の中で、周囲に和すること、他の人と同じ世界に自分を馴染ませてゆくことが大人になるということなんだという価値観の中で育ちましたから、「異端体質」のぼくは、もう息もできないほど辛くて辛くて・・・。

魚沼ではすべてを伝承することが人生の大前提であり、寡黙に、地道に、大人がやっていることをできるようになることが価値で、何か新しいこと、人と違うことを始める行為は「道楽」や「穀潰し」とみなされ排除されます。
だから苦しみました。いやほんと、自分はなんてダメな人間なんだろうと、少年期から青年期への多感な時期に、一万回はそう思いました。



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そんな環境にいることに耐えきれず、ぼくは25歳で故郷を後にし東京に出てきました。
東京と言えば新宿だろうと思い、アルタ前の植え込みの隙間に寝っ転がることから始めました。「花の都でホームレスから始めてどこまでいけるのか」というゲームを始めたのです(こういう発想が異端体質)。
そこからぼくに起こった展開を本にしたら、きっと売れるだろうなあと思うほどドラマチックな経験をし、その後、さらに劇的で辛い時間(何度ももうダメかと思いました)を経てから幸運の女神(妻)との出会いもあり、おかげで今は、まあまあ人並みに暮らせているという次第です。



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異端体質のぼくは、人生の半分を使って居場所を探し求めさまよっていたことになります。
大きく蛇行した人生ドラマの末に、やっと見つけたこの居場所も、・・・う〜〜〜ん、やはり異端ぎみ。

人と違うってことは辛い。
でも自分に正直に進むと、いつも人と違ってしまう。
だったらそれでいいじゃない。異端なぼくをよろこんでくれる人がこんなにたくさんいるんだから。


毎日が充実しまくっているので、今は胸を張ってそう言い切ることができます。



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何の分野であれ、そこを開拓しながら進む先には道はないし、足跡さえもない。
ひとりで進むことが辛いなら、群れに戻るしかない。


庭の仕事において、ぼくはたぶん群れに戻ることはありません。それは、感動的じゃないから。
道無き道を進むと感動するんですよ。いやマジで、日々感動の連続なんですから。
でもぼくは、決して異端を望んでいるわけではありません。
ぼくが歩いた跡をたどって、早くたくさんの人が追いついてくれるといいなあって、そう願っています。これはもう毎日、願い続けていることです。



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お客樣方はすぐに追いついて、どんどん追い越してくれます。
でもなぜか、庭や暮らしの場所を提案する側にいる人たちはなかなかこっちに向かってくれません。
何でかなあ。世の中はいい庭を渇望しているし、そのニーズはこの先広がるばかりなのに。
いつまで感動も楽しさもない庭を生み出し続けるつもりなのか・・・さびしい限りです。

あ、いやいや批判してるんじゃなくて(軽く批判してますけど)、早くぼくが異端じゃなく本流になる日が来てほしいなあって、そう思っているわけです。

今は、ただひたすらに前進するのみ。

ひとつでも多くの感動的な庭を出現させることに、全力を尽くします。



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ぼくは自分の現状に、迷っているわけでも、悩んでいるわけでもありません。
これがニッチってことなんだと思ってます。
生物学で「ニッチ」とは「分際に叶った独自の居場所」という意味です。

不器用な人には「不器用だからこそ」のニッチが、こだわりが強い人には「こだわるからこそ」のニッチが、内気な人には「派手な人では立ち入れない」ニッチが用意されています。
ぼくのようにわがままな人間にも、ちゃんと「わがままだからこそ」の居場所が出来上がる。
つまり、ニッチは、自分のコンプレックスの裏側に隠れているっているのだと思われます。

コンプレックスは、ニッチの在処を示している。



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自分の苦手意識に注目してみましょう。
それを克服することでもニッチは得られるし、肯定することでも得られます。
もちろん得意なことでニッチを開拓する人も多い、それがスタンダードです。
ただ、得意技だけで住み着いた世界に待っている挫折も多く目撃してきました。好きなことを追ったとしても、その先に必ず自分の不得意が壁となって立ち塞がる。そこで手も足も出なくなってしまいます。
逆に不得意から始めた人は強い。壁に対して柔軟になれるしへこたれることがありませんから、壁を登ることも、ぶち破ることも、脇をすり抜けることもできます。

不得意から始めると、盤石の居場所が手に入る。



DSC09864
それぞれが、それぞれに咲いている。
独自の咲き場所(ニッチ)を得た花は
美しく咲くことができます。
そこにたどり着けなかった多くの種は、
芽吹くことなく消えてゆきます。 



大事なことは自分のコンプレックスから目を背けないこと。
それを見据えて、その苦手を肯定するか、あるいは克服するかです。その先にニッチが開けてきますよ。
特にこれといったコンプレックスを持っていない人は・・・心配いりません。いつか必ずあなたにもコンプレックスのチャンスはやってきます(笑)。

コンプレックスって大事。コンプレックス万歳!です。

お客様の言葉から廻った思いを、徒然に書いてみました。











 

木を植える理由( 澤田邸 7 )

庭をデザインするときに、木は欠かせないものです。
と言うと、あなたは「あったり前でしょそんなこと。木を植えなきゃ庭っぽくならないじゃない」と思うかもしれません。
まあそうなんですけど・・・でもそうでもないわけで・・・。

なぜ木を植えるのか、なんでそこにその木が必要なのかをしっかりと考えた上で植えないと、木はあなたの役に立たないし、数年で厄介者になったりします。



ユーカリポポラス
ユーカリポポラス1

ユーカリポポラス2



木の役割とは?
もしかしたらそんなことを考える人の方が少ないのかもしれません。

庭木の役割は、目隠し、季節感、空間構成、香り、収穫など。
もう一歩踏み込んで考えれば記憶の刺激、風を感じる、成長を楽しむ。
もっと踏み込めば、木はあなたを見守り導いてくれる存在です。


とうでしょう、これ、あなたに伝わるかなあ。伝わるといいんですけど。



オリーブ
オリーブ



ぼく自身、毎日庭に出てパソコンや読書やただボーッとしながら、目の前のジューンベリーの存在が大きく自分に影響していることを感じています。
2年前、スタッフが市場で仕入れてきたその木にひと目惚れをして家に持ち帰って植えました。たった2メートルほどのその木と、これまでどれだけか会話をしてきたことか。
そんな時間が積み重なって、いつのまにか、大事な家族の一員的存在になっています。
っと、こういう感覚、伝わるかなあ。伝わるといいんですけど。



フラミンゴカエデ
フラミンゴ1

フラミンゴ2



まあいいです、伝わらなくても。「そんなこともあるもかもしれない」というくらいに思っていただければ。
そのうちあなたにも、庭木を家族のように感じられる日がやってきます(やってきてほしい)。
この手の話って、自分ではごくあたりまえに感じているのに、まったく通じないという場面も多くて。



ブルーエンジェル
ブルーエンジェル



どうなんでしょう、木と会話するってこと。会話じゃなくても、木を愛おしく思ったり木からメッセージを受け取るということ。スピリチュアルでもなんでもなくて、ごく普通のことだと思うんですけどねえ。

木と会話をしたことがないあなたに、試してほしいことがあります。
あなたの方から木に話しかけてみてください。


たぶんビックリしますよ。たった一回話しかけるだけで、あなたは木の声を聞くことになりますから。木ってそういうヤツなんですよ。



シマトネリコ
シマトネリコ1

シマトネリコ2



なぜ庭に木を植えるのか。
それは、木があなたを見守り導いてくれる存在だからです。
身近に木が存在しない暮らしって辛いですよね。
視界に木がなかったら、木に触れることなく過ごしていたら、なかなか健全に生活することは難しいと思います。
何たって、木がなかったら、空気に酸素が供給されないわけですからね。



ジューンベリー
ジューンベリー



木が滅べば人類は滅ぶ。
人類が滅んでも、木は微動だにせず生き続ける。


木って、ね、大事でしょ。
庭に木を植えましょう。何となくではなく、導きをくれる師として、人生の大事な相棒として。






 

ブリコラージュ( 名言・格言コレクション )

一昨日からキンモクセイが香り始めました。
春のジンチョウゲと秋のキンモクセイ、何とも幸せな気分になります。



港南台店のデッキの植物たち。
雨の朝に撮影しました。
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では今日は、「名言・格言コレクション」です。
もともと名言を書き留めた手帳を処分するために始めたこのカテゴリだったんですけど、言葉が溜まる一方で、思惑とは逆に、手帳が増えてしまいました。



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何でこんなに言葉をかき集めるのか。
それほど積極的に言葉集めをしているわけではなく、普通に過ごしていてたまたま目にとまったものを書き写しているだけ。そうしないと、何だかもったいないような気持になるのです。
身の回りにあふれている活字の中から目にとまるということは、その言葉に心が震えるということ。心の震えとは振動であり波動です。
自分に良質な波動を与えてくれる言葉を見過ごすなんて、ねえ、もったいないでしょ。



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ひとつ感じることは、いつでもどこでも何度でも心を震わせてくれる言葉もあれば、そうでない言葉もあるということ。
多くは、たまたまその場面で、その時の状態だから響いてくる言葉です。
そういう言葉が記憶の引き出しにぎっしりと詰まっていれば、あらゆる場面で波動を上げることができるんじゃないかなあと思っています。



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実際に迷いや窮地に陥りそうなときに、突然引き出しが開いて言葉が飛び出してくることが何度もありました。その言葉のおかげで進行方向が明確になり、適切な思考に立ち返ることができました。
ほんと、ありがたい。精神的に実利的。
だから「言葉コレクション」はやめられません。



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もうひとつ思うのは、書き留めた言葉の集大成がまぎれもなく未来の自分の姿であるということ。
「そんな馬鹿な。理想をいくら並べたってそうなれるはずがないよ」と、あなたはそう思うかもしれません。
いやいや、心に響く言葉は道しるべなんです。まちがいなくその言葉の方向へと歩を進めるものです。
いつその言葉に追いつくかは定かではありませんが、確実にそっち進んでゆくわけですから、きっとそのうち言葉にたどり着くことができます。
それが遥か遠い未来であってもかまいません。あるいはたどり着けないまま人生を終えるかもしれませんけど、それでもいいんです。少なくても歩みが止まることはなくなりますし、不本意な脇道にそれて経路に迷い込むことは防げますからね。



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では今日も、ぼくの心を震わせた言葉を並べます。



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大切な人を失ったとき、人は、悲嘆、未練、絶望、再生を辿ります。再生へと至るために必要なのはバケツ一杯の涙です。
泣けるだけ泣いてください。自分は必ず立ち上がれると信じながら。


加藤諦三



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人生、いろんなことがありすぎるほどあるけど、どんなと時も幸せを感じる人であってほしいと思う。充実しているときも、そうでないときも。
引き算で考えるのではなく、足し算で考えていってほしい。


吉元由美



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「第一歩」

十里の旅の第一歩
千里の旅の第一歩
同じ一歩でも覚悟が違う

富士山に登る一歩
エベレストに登る一歩
同じ一歩でも覚悟が違う

どこまで行くつもりか
どこまで登るつもりか

何にために
誰のために
なぜ登るのか

目的があって
初めて目標に対するこだわりがうまれる

目的と目標が
その日を支配する

青木仁志



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ただ確かなことは、
自分の中に燃料を持っていなければ、
 人の心を燃やすことはできない。


朝比奈隆



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人生にはおもしろくないことがたくさん起こる。
それは全て自分に責任がある。
それは何かを気づかせるために起こるということを知っておいたほうがいい。
この世に起こることは全て必然で必要、そしてベストのタイミングで起こる。


松下幸之助



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人は「わたしはこういう人間だ」と、自分で考えた通りの者になります。
 それと異なった者になることはありません。


ゴータマ・シッダールタ



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会社で働くなら知恵を出せ。
知恵のない者は汗を出せ。
汗も出ない者は
静かに去ってゆけ。

土光敏夫



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丸くても一角あれや人心
あまりまろきは転び易きぞ


坂本龍馬



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心配するな
何とかなる


一休和尚



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いたずらに過ごす月日の多かれど
道を求める時ぞ少なき


道元



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目にとまる言葉、心に引っかかってくる言葉をていねいに拾って、書いて、話して、記憶の引き出しに詰め込んでおく。
このブリコラージュ的習慣、あなたもやってみてください。
確実に波動が上がります。一度やり出したら、きっとクセになりますよ。 



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てなことを考えながら、今日もはりきってスタートします。
ここんところ毎日いい具合に集中力を発揮できています。体調万全ありがたし、上出来の日々。

 



 
 


 
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