2026年03月

仰ぎ見て 孤独のグルメ 大岡川

 サクラの季節がやってくると、ぼくは毎年同じことを考え綴っています。それは「見上げる」です。サクラは人を見上げさせる。人は見上げることで心身の調子が上がる。調子が上がるからお花見を楽しんで、川沿いの桜並木を大切にする。人とサクラのいい関係。



ソメイヨシノを毎年大量に写します。
撮らずにいられない魅惑の花。
そして毎回思うのは写真の無力さです。
(自分の力量は置いといて)
画像も映像もこの花を再現することなどできない。
プロだって、できっこない。
ソメイヨシノは体感する花なのでしょう。

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 繰り返しになりますのでさらっと「心身の調子が上がる」の解説をしておきましょう。見上げる動きは気道を開いて酸素を取り込み、瞳も開いて視野が広がり、背筋が伸びてリンパが流れ、空をバックにした花の姿に心が開放される。光を背景にして見上げる位置に取り付けてある、教会のステンドグラスと同じ理屈で、サクラは人々を良き道へといざなってくれる花木なのです。おやおやいったい何があったのかな子羊よ。肩より低く首を垂れてトボトボ入ってくる人に「そんなに足元ばっかり見ていたら、かえってつまづいてしまうよ。顔をあげて、前を見て、空を仰いで進みなさい。アーメン」。



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 この『見上げる効果』にはもう一つの理由がありますので、今日はそのことを。



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 お母さんと手を繋いで歩いた記憶を引っ張り出してみてください。転ばないように、駆け出して怪我をしないように、母親は子供の手をしっかり握って歩きます。子供の歩調に合わせて、お話をしながら。その時母を見上げる子供は完璧なるの信頼(安心)の中にいて、お母さんの言葉のひとつひとつを全知全能の神からの啓示として受け取っています。



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 幼い子の世界観はとても狭いもので、自分と母親が世界の全てだという、そんな時期があるものです。行動範囲は自宅、ひとりで行ける家の周辺、幼稚園、お菓子を買ってもらえるお店、その限られた場所を宇宙のように広く感じている。その心理的には広大で物理的にはとても狭い世界を、幼子は発見と歓びと不思議が渦巻くワンダーランドと捉えています。「ねえねえお母さん、あれは何?あれは?じゃああれは?」質問攻撃期はこの頃です。



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 その時期に母の顔を「見上げる」ことは、100%リスペクトの「仰ぎ見る」だったはずで、瞳はステンドグラスに描かれた聖母マリアを仰ぎ見る信徒の如く、純粋無垢にキラキラしていたことでしょう。



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 サクラは人を見上げさせる。人はサクラを仰ぎ見る。母に手を引かれて歩いた日のように。



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 「親」や「大人」ではなく、あえて「母」という設定にしたのではありません。やはり母親なんですよ、子供の心を健康に導く存在は。ぼくは父親ですからなおさら強くそう思っています。父親ができることなど、女房の口撃、激しい空爆にもめげることなく、顔で笑って心で泣いて、働いて働いて働いて働いて働いて、せっせと稼いでくることくらいのものです。



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 明日から4月。自転車の取り締まり、税率アップ、値上げ、いろんな試みがスタートします。それはいいとして、気になるのは離婚した夫婦に共同親権を認めるそうでして・・・ぼく自身、いつかそんな世の中になったらいいのになあ、と思っていたのはかれこれ30年前のこと。ようやくそんな世の中がやってきたわけですけど、現実はそうそう単純ではないようです。個々の事情に目を移したら虐待や依存症や暴力や、尋常ではない状況の末の離婚であって、子供は無垢な精神のままその嵐に巻き込まれているわけです。はい、今月から共同親権ですから・・・というのはあまりに乱暴ですよね。もちろん裁判所の判断は子供の心にフォーカスされているでしょうから、繊細なジャッジメントと指導がなされるでしょうけど。問題は制度ではなく、別れた両親のそれぞれに親の資格があるかどうか、子供を育てる能力があるかどうかです。自分の傷を癒すことで精一杯な人も多いですから(圧倒的に男の方が)。双方ともダメならぼくが育てます(あ、つまり、社会が)。
 お母さん、子供と手をつないだらお話をしながら歩いてくださいね。「危ない!」と「早くしなさい!」を交互に叫びながら子供を引きずっていたのは昭和の風景。今は幼い歩幅に合わせた歩みで、キラキラした瞳の問いかけに、ニコニコ回答しながら行きましょう。



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 ライトアップされた大岡川の桜並木は今年も見事に咲いています。上を見ながら行く人たちを対岸の居酒屋から眺めつつ、焼き鳥とお新香とホッピーで孤独のグルメ。お客様の庭でお花見を終えた帰り道に、もう少しお花見気分を続けたかったもので。
 見上げる、仰ぎ見る、母親、共同親権、つらつらとそんなことをが浮かび、手帳を取り出し書き留めました。
 いいのいいの、大丈夫。日本には鮮烈な四季があって、毎年ウキウキしながらソメイヨシノに集う民族の国なんですから。春の天気みたいに行きつ戻りつしながらも、着実に世の中は良き方向へ向かいます。
 ・・・少し飲みすぎたかな。
 あ、いかん、井之頭五郎は下戸でしたね。




 



癒しとは・・・

森林浴効果の新説。

 録画しておいたままだった過去放送の『 ホンマでっか!?TV 』から頂いたネタです。これまで森林浴の効果は樹木から出るフィトンチッド(枝が折れたり皮が傷ついた時に発生する揮発性の抗菌物質)によるものとされてきましたが、最新の研究ではそれ以上に音が作用しているとのことのこと。それも、人の耳では聞き取れない高周波の音域によって、心が癒されるのだそうです。ホンマでっか!?



水温む春。
そろそろ森の小川にアメンボが出てきます。
波紋を見つめてシャッターを切る。
四葉のクローバー探しと同じく撮影散歩のお楽しみ。

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 人に聞こえない音波があることはホンマですよね。犬たちは気配でぼくの帰宅を察知し、足音が届くはずのない距離から騒ぎ出しますし、渡り鳥は音どころか、南極・北極から縦に流れている空中の電磁の波紋を頼りにして、地球の半分くらいの長距離を迷うことなく行き来しているのですから。
 人には聞こえない、見えない、確認できない世界は広大に存在しているのです。しかし悲しいかなそれを察知できないのがぼくらサピエンス。猿から進化を続けてきた人類は、ハイスペックな頭脳と引き換えに感知能力を退化させてしまったのでしょう。



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 直立して脳が大きくなるにつれ、考えすぎる癖がひどくなっていった人類。考えるな感じろ!これはブルース・リーの台詞。癒しとはまさにそのことで、他の動物には聞こえている自然界の音を感じ取ることで得られる安らぎ、整い、活力のこと。聴覚の問題ではなく全身でその環境の音的なシャワー(気配・感じ・雰囲気)を浴びれば、四足歩行をしていた頃の遺伝子がスイッチ・オンして、他の動物と同等に「考えすぎない」思考回路がつながる。するとあ〜ら不思議、悩みや不安が嘘みたいに消滅するというわけ。



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 癒しとは、自然界の聞こえない音に耳を澄ますことで起こる脳の退行現象。複雑に発達してしまった脳を猿の段階まで立ち返らせて、思考の澱を掃除すること。森を浴びて、ぽっか〜んと口を開けて木漏れ日を見上げれば、ウッキッキー、人類発祥の地、南アフリカのジャングルにワープできます。



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 聞き取れない音が心に作用しているとはつまり、Sound of Silence 。毎夜静寂の庭で過ごしていると、確かにそうだなと思います。日中のごちゃごちゃが掃除されて脳が軽くなる。・・・これが癒しだなあって。
 夜の庭は、森林浴効果も得られる場所です。



ベンジャミンとエレーンは
混沌とした感情を一掃する行動に出ました。
癒しとはちょっと違いますけど、
いい意味猿っぽくて美しい瞬間ですよね。
名作映画は数あれど、このラストシーンは珠玉です。







花は豹変す

 「花」は草かんむりに化けると書く。

 草が化ける。道端の雑草がある日突然愛らしい花をつけている様子に、漢字作者はびっくりしたんでしょうねえ。その花のことは小さい頃から見ていて知っていたはずですから、何に驚いたのかといえば「突然の開花」にハッとしたのでしょう。



春の花木は「突然の開花」の連続です。
長かった冬の間に溜め込んだエネルギーが春風に弾けるみたいに。

ミモザ
ミモザ
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 中国の諺で「君子は豹変す」というのがあります。これは人が凶暴な豹になることじゃなく、豹の体毛が秋に入れ替わって鮮やかな模様になる様を「豹変」というのだそうです。だから「無口なあいつは酔うと豹変しておしゃべりになる」みたいな、ころっと態度が変わることというより、ある季節が来ると人変わりがしたように能力が開花する、その人本来の魅力が発揮される、そんなニュアンスです。



ソメイヨシノ
ソメイヨシノ
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 三段論法。花は豹変す。



ハナモモ
ハナモモ
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 豹変したいですよねえ。ぼくは豹変し続けたい。ある季節が来たらじゃなく、日々開花するように変化するのが理想なんじゃないですかね。



モクレン
モクレン
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 ある日突然、ある時突然フレッシュに開花する。花咲き続ける人生、いいイメージですよね。
 豹変と似た言葉で『昇華』があります。元々は化学的な現象をあらわすもので、それが心理学や文学に転用されたものとされています。固体が昇って(気体になり)、その際にできる華(結晶)が咲いたように見えること。昇って華が咲くから昇華。
 混沌としていた思考や暮らしが、何かのきっかけで、それまで考えたこともなかったカタチへと変貌し(例えばインスタの写真がブレイクして写真家になる、とか)、新たな道が開かれるというようなことです。これもいい感じです。



ヤエザクラ
ヤエザクラ
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 メダリストはメダル獲得をイメージし続けた人に限られる。散歩をしていて気がついたらエベレストの頂上に立っていた、などということな起こらない。目標(目的地)を設定して、ひたすらそこへ向かう者のみが夢を実現できる。これらは昭和時代の自己啓発本に出てくる決まり文句です。そ、そ、そうなの!?ぼくなんかは頭がほんわかした少年でしたから、人生って大変なんだなあと、半ば茫然としたものでした。
 今は、あれは間違った教えだったと言い切れます。そうじゃなくてですね、夢は懐で温めておいて、日々花咲く時間を送ることが正解なのですよ。世の中的に大成功しているのに幸せじゃない人は数知れず、それどころか成功の後に転落の人生が待っていた、なんていうこともよくある話ですから。彼らの何がいけないかったのかは言わずもがな。



ハナミズキ
ハナミズキ
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 毎朝、店の前を散歩で通るご夫婦と挨拶を交わすのが日課になっています。80代・・・後半かなあ。お揃いのダウンを着て、帽子をかぶって、これまたお揃いのニューバランスを履いて。お孫さんがコーディネートしたのか、なかなかのオシャレっぷり。そして穏やかな気持ちが伝わってくる可愛らしい歩き方をする、笑い皺いっぱいの老夫婦です。
 目で後を追うと、草花や花木を見つけては立ち止まって、顔を見合わせ会話をしています。なんだか泣けるほどの理想の夫婦像に思えて、「おはようございます」と言うだけなんですけど、朝から良質なパワーを頂戴しています。
 このおふたりにも当然苦労や苦難があったはずで、でも思うんですね、花咲き続けてきたんだろうなあって。その何よりの証拠が、今、花満開に見えること。「いつも言われたふたりの影には愛が見えると」、これは因幡晃の『わかってください』のワンフレーズ。あれは失恋の歌ですけど、こちらは人生をかけて恋愛を成就させたご夫婦だなあと、いやはや、あやかりたいあやかりたい。

 ある日突然の開花を積み重ねる人生、で、ありたいなあ。ふたりでね。







Healing Garden 見守られている

 以前スピリチュアルな世界にいるお客様から「庭にやってくる昆虫は、ご先祖様やあの世であなたを見守っている人たちが遊びにきてくれているのよ」と教えていただきました。



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 ぼく自身、スピリチュアル界隈が好きなこともあって、その教えはすんなりと腑に落ちたのです。



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 すでにあっちへ行ってしまったたくさんの人に愛されて、今も見守られて今日の自分が存在できてるんだ。誰でもそんな思いが浮かんで「ありがとうございます。頑張ります」と呟くことがあるでしょう。庭で昆虫を見るたびそんな気持ちに立ち返れる、素晴らしい考え方だなあと、素敵なヒントみたいなことをいただけたことに感謝です。
 そう思った矢先、庭にオオスカシバが入ってきて鉢植え上空でホバーリング。ぼくは思わず手を合わせて「じいちゃん、きてくれたか」。お客様と大笑い。


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 庭は忙しく暮らしている人でも、瞬時に片足を霊性の世界に置くことができる場所なんですよね。ぼくが毎夜毎夜庭の書斎で過ごしている理由の一つがこれで、日替わりで来てくれるお客様、懐かしい人たちとの会話が楽しくて、ありがたくて。ほんのひとことふたことであっても、何も言わずにただ笑っているだけでも、いち日の終わりにそんな時間を持てることが、どれほど不出来な自分を整えてくれることか。



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 「見守られている」という感覚がある人は、大切な人を見守ることができる人。いつか、何十年後かに、孫が構えた家の庭に飛んでいって、元気か!頑張れよ!と声をかけたいのです。美空さん、ぼくがふらっと降りていける庭を、持っていてほしいなあ。毎夜庭で過ごす暮らしをしていてほしいんだよなあ。









Healing Garden 土づくり

 植物の成長には光と水と空気と、良質な土壌が必要です。


土を良くすれば、花いっぱいの庭になる。
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 水はけがよく適度な保湿と空気と栄養があり、ミミズや微生物が活発に活動していることがいい土の状態です。



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 農家が常に考えているのは出荷する作物そのものよりも土のこと。実は地中の根っこを伸ばすことが栽培のキモで、地上部はそれに付随する、いわば根っこの結果なのです。



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 ですから植え替え時の土への配慮、改良の仕方に気を使います。基本は収穫が終わった酸性土壌を苦土石灰で中和し弱酸性に戻す。次に植える作物に合わせた肥料を入れる。そして一番大事なのは、耕すことです。耕運機を使って細かくふかふかにします。その際に、これは肥料とは別の理由で堆肥を混ぜ込みます。堆肥は土に微生物を増やすための原料で、人の腸に例えるなら食物繊維が豊富なキノコや野菜、キムチ・糠漬け・ヨーグルトなどの発酵食品を食べるのと同じこと。それらが腸内細菌を増やして人の本体の健康が保たれます。



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 腸内細菌がいい具合に活動している状態を『腸内フローラ』と言います。フローラとはお花畑のことで、多種多様な微生物がそれぞれに活発な状態が、百花繚乱のお花畑みたいだからそう呼ばれるようになったとのこと。


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 面白いですよね。腸内がお花畑状態なら人は健康で、健康野菜を収穫するためには地中を微生物が活発な『地中フローラ』にする必要がある。なんだか、庭を花でいっぱいにしたくなりませんか。







 

春はあけぼの

 夜明けがほのぼのとする季節、春だなあ〜。



日の出から30分後の散歩道(金沢区 釜利谷付近)。
朝の光は草花のシルエットを際立たせます。
春の小川を背景にすると格別に。

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 目覚めてすぐに庭へ出ます。習慣です。冬は暗いうちに気合い一発!全身がシャキッとしてフルスロットルのロケットスタート。この頃は日の出が早くなったので、やんわり明るくなる庭で優雅にコーヒータイム。今朝は隣家の桜が5分咲きでした。



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 庭があるってありがたい。庭じゃなくて物干し場のベランダでもいいんですけど、とにかく起きたらすぐに外に出ることで、これから始まるいち日が大事な一区切りの時間帯なんだという気分になるのです。サウナーが言う『整う』というのはきっとこういうことなのでしょう。



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 スケジュールに余裕がある日は軽く本を読んだり、出勤前に里山散歩に出かけたり。タイトな日は運転しながら頭の中で設計を開始。どちらも充実の時間に感じられるのは、起き抜けに庭へ出る習慣の効能なのだろうと思っています。



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 春は曙、夏は夜。次の季節の夜風も楽しみ楽しみ。朝は庭、夜も庭。みなさんこんなことはやっていないようで、庭の相談に来られた方にこの手の話をすると、だいたいポカーンとされます。ウ〜〜〜ン、この感じ、こういう楽しみ方をどうお話しすれば伝わるのか。



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 10年も20年もそう思いながら、いまだにそう思っているのですから・・・まあいっか、春だし。夏になったら江ノ島からの夜風を浴びながら「庭って、浴びてなんぼなんですよ」というようなことをお伝えしようと思います。









春はのんびり

 花の数と幸せは比例する。

 花咲く街には幸せな家族が暮らしている。

 幸せな人の近くにいれば幸せになる。

 だから、花を追って進めば幸せになれる。



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 行けども行けども花だらけの季節。特に頑張らなくてもあらゆることが上手く運ぶような気分で、いい感じに脱力する日々。
 言い換えれば、呑気にのんびりしているのです。能天気?いい加減?いいのかな?



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 いいんです。春はこれでいいのです。



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 木の芽時とか春霞とか、花冷え、花曇り、春愁(春の日にふと感じる憂鬱)という言葉もあります。きっと平安時代からすでに春になると気が滅入るみたいなことを、人々は感じていたのでしょう。これは冬から春への急激な環境の変化に適応しきれず、自律神経が一時的に不調をきすもので、でも大丈夫、何の心配もいりませんよ、とチャッピーが言っていました。チャッピー、チャットGTP。すっかり暮らしの相棒になっています。



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 春の不調はラジオの聞きたい放送局にチューニングするのと似ていて、ダイヤルを大きめに前後させ、だんだん絞っていって合わせてゆく(昭和か!)、その最初の大きな前後が春の不調。それも込みで好調を維持する能力なので、不調は不調じゃなくて絶好調へ至る証しなのです。だから調子が落ちたらのんびり呑気に。そんなのすぐに整いますから気にせずに、花を追って散歩でもしましょう。



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 中二の春の木の芽時、実家が新潟の山奥なものでラジオの電波が入らない入らない。文化放送のすぐ隣に大出力で平壌放送が、ニッポン放送はこれまた大音量のモスクワ放送の陰に隠れて存在していました。それを毎夜毎夜布団にもぐってチューニング。お目当てはセイ・ヤングとオールナイトニッポンです。電波が途切れがちな番組をなんとかかんとか聴き終えた午前3時、走れ歌謡曲が始まる頃に彼の国の送信が止まるらしく、一転、入る入る。長距離ドライバー向けの番組ですから演歌が中心で、クリアに聴けるものでついつい夜明けまで、演歌。翌日は当然どんよりして学校へ向かうのでした。
 あのせいじゃないかなあ、今でも演歌を聴くと、季節と関係なく気分がどんよりしちゃうんですよね。





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 開花宣言の朝、隣家の桜が宣言通りに開き出しました。さあここから、今年も花いっぱいの季節の始まり始まり〜。



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 昭和の言い方で「あと何回この花を見られるだろうか」という、テンプレートというか常套句がありました。小さい頃(昭和40年代)はまだ世の中には『やや戦後』の空気感だったので、「貴様と俺とは同期の桜 咲いた花なら散るのは覚悟 みごと散りましょ国のため」が、夜になると歓楽街のスタンドバーから漏れ聞こえてくる、そんな時代でした。パチンコ屋の定番は軍艦マーチだったし、蘇州夜曲、別れのブルース、酒は涙か溜息か・・・やや戦後。



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 あれから幾星霜、桜にそのような決死の覚悟の悲壮感、無常感、涙を連想することはなくなりました。道ゆく人は足を止め、みなさんフレッシュに花を見上げています。この、人を見上げさせることが、ぼくはソメイヨシノの最大の魅力だと思うのです。



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 上空の花に誘われて見上げる。瞳が開いて光が入ってくる。顎が上がるので口がポカーンとなり気道が開いて、自然と深呼吸をしている。背筋が伸びる。ついでに、記憶の棚からお花見の賑わいや入学式で咲いていた校庭のシーンを思い出すことでしょう。



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 こんな威力を持った花は、他にはありませんよね。



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 貴様と俺とは同期の桜、同じ兵学校の庭に咲く。おふざけで口ずさんだことはあったものの、それは親世代の大ヒット曲です。時代ですよね。年号は昭和から平成へ。印象的だったのが『夜桜お七』。あれは戦後感覚をオマージュしながら情念的な演歌に仕立てた曲で、確かベストテン番組に出ていたから・・・坂本冬美・・・調べたら1994年でした。ぼく34歳。あのあたりからようやく、桜に乗っけられた戦後感が消えていったのかなあ。その後はご存じ桜ソングの時代がやってきます。河口恭吾、ケツメイシ、森山直太朗、コブクロ、アンジェラ・アキ、いきものがかり、サザン、福山雅治、宇多田ヒカル・・・数年に渡ってまあ次から次へと桜の曲がヒットしました。



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 これほど歌になるということは、やはり多くの人の記憶に咲いている特別な花なんですよね。もっと遡れば在原業平の「世の中に絶えて桜のなかりせば」や良寛さんの「散る桜 残る桜も散る桜」とか、短歌や俳句のお題でもありました。



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 歌は世に連れ世は歌につれ 変わらぬものは桜花かな



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 人を見上げさせる特別な花を、これから10日ほどですかね、存分に楽しもうじゃありませんか。花に目がいく、意識がいく、思いを馳せる、なんと素晴らしいことか。戦争に巻き込まれたりしたらそれどころじゃなくなりますから。



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 そうそう、ソメイヨシノの寿命がそろそろ尽きてしまうという危惧を耳にしたのは二十歳の頃でした。ですから45年前。あと、ススキが外来種のセイタカアワダチソウに駆逐されるというのも話題になりました。でも、まだ尽きていませんよね。たぶんこれほど素晴らしい花木が暮らしから尽きることはないです。少なくともこっちの寿命の方が先に尽きてしまいます。



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 散る桜 残る桜も散る桜 みごと咲きましょ◯◯◯◯◯



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 ◯◯◯◯◯に、あなたは何を入れますか? 人のため、家族のため、自分らしく、大願成就・・・まさか・・・国のため?



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 孫たちが大人になっても、ポッカーンと口を開けて花を見上げる世の中でありますように。サイタ、サイタ、サクラガサイタ。







Healing Garden 野菜作り

『野菜作り』

 昔々のそのまた昔から、日本人にとって庭はイコール畑でした。少しの土があればそこを耕して作物を植え、育て、収穫しながら暮らしてきたのです。



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驚くことに、明治時代は9割の家が野菜を育てていた。



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 今はスーパーに行けば、安価に健康野菜が買える時代になりましたから、何もわざわざ庭で畑仕事をする必要がなくなりました。それなのに家庭菜園を楽しむ人の数は右肩上がりで、園芸店では季節ごとに多種多様な野菜苗が並び、それが飛ぶように売れてゆきます。なぜだと思います?



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 幸せな気持になるからですよね。土を耕し、世話をして、収穫し、食べることによろこびを感じるのは、もしかしたら弥生時代からの DNA に書き込まれている「農民気質」なのかもしれません。あるいは幼かった日の幸福な時間の記憶がそうさせるのか。


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 越後の山奥にあるぼくの実家では、今も母が朝晩畑に通ってます。そして時々、段ボールで届く旬の野菜は、うれしくありがたい便りです。



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 ノスタルジー・・・古臭い、カビ臭い昭和的な感覚かもしれません。今時は、エコでロハスなナチュラルライフを目指してハーブや野菜を育てるのかな?
 えっ、エコもロハスもナチュラルライフもすでに古語!?







Garden Re- Quest 植物より暮らしが先決

 ご夫婦は広い庭スペースがある家を購入し、元々生えていた昭和的な庭木をきれいさっぱりと処分して、さて、どうしたものかと、半ば途方に暮れてのご来店。この途方に暮れた感じから始まる庭物語がぼくの仕事ですから、ワクワクっとしてファイトに火がつく瞬間です。
 戸建てへの住み替えとはそういうことで、立地の環境・利便性、次に室内のあれやこれやを検討し、契約へ至り、気合い一発で引越し完了(大変な作業ですよね、引越し)。
 さてと、段ボールも片付いたし、カーテンを開けて庭を眺めてみたら、初めてそこをどうしたものかと、どうしたいわけじゃないけど何とかしなきゃ。こんな仕事をしている自分でも、過去に何度かそういう経験をしました。庭というのはつくづく、出会い頭というか、とっかかりが難しい場所なのです。



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 ご来店時にお話しした事柄は以下の通り。

 ⚫︎ カーテンを開けて暮らせるようにすること(目隠し)を前提として、庭をどうするか考えましょう。

 ⚫︎ 敷地が長方形なので、ロールケーキを切る方向で分割すれば二つか三つのエリアを生み出せます。

 ⚫︎  以前にお住まいだった方は「眺める庭」を楽しんだようです。同じ場所に「過ごす庭」をイメージしてみませんか。

 ⚫︎ リビングの前は段差をなくして、部屋が外に広がる感じで。もしくは外にひと部屋できた感じに。

 ⚫︎ 芝生のある暮らしと畑を楽しむ暮らし、どっちが楽しそうですか?それとも両方?あるいは庭仕事ゼロで楽しむのもいいと思います。

 ⚫︎ どんなスタイルになるにしろ夜の庭を楽しんでいただきたいので、暗くなったら輝く庭が手招きするような設計をしてみます。お休みの時間までカーテンが開いている、そんなイメージで。

 ご夫婦はニコニコしながらぼくの話に興味を示してくださいました。うれしい瞬間。この段階できょとんとされてしまい、ああまた話しすぎちゃった、と反省することもありますので。
 そんなスタートから次は現地に伺って、周囲の様子、地面の状態、日当たりなどを確認してから設計に入り、出来上がったのがこれ、 A と B の2プランです。


Plan A
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 左側から「ガーデニングエリア」「バーベキューテラス」「ガーデンリビング」「芝生広場」。


Plan B
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 左から「バーベキューテラス」「縁側」「菜園」。


 これをご覧いただきながら検討をしていただき、出来上がったのが Plan C です。



Plan C
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 「ガーデニングとバーベキューを楽しみながら過ごすガーデンリビング」&「縁側と菜園がある芝生広場」。Plan AとBの気に入っていただけた要素を組み合わせつつ、エリアをふたつに整頓しました。
 当初は漠然としていたであろう庭の姿が、こうして、あえてトゥーマッチな A・B をご覧いただくことで、具体的な庭の姿をイメージできるようになります。

 さらに打ち合わせを重ねて最終プランが完成。 一見すると Plan C とほぼ変わらない仕立てですが、細部とニュアンスが「ぼくが考えた庭」から「ご夫婦の庭」へと進化しています。レンガの壁をジョリパット(着色モルタル)に変更してリゾート感を演出。その壁の外周を回遊しながら草花を楽しむ通路を飛び石にし、土の面積を増やしてナチュラルに。あとは色使いをお好みにして、庭木(フラミンゴカエデ)を追加して、トレリスを減らしました。



Plan D
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左側アップ
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右側アップ
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 長く曲がりくねった道の先に君との理想の暮らしが待っている、とポールが歌う、ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロードをヘビロテしながら設計した庭の出現です。



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 新居に移って新たな庭をイメージする時に、とかく「何を植えるか」から考え始めるものですが、植物は二の次にして、これからどういう暮らしをするのか、その場所で何を楽しむのか、とう「人がいるシーン」から入ってみてください。



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 人がいるシーンとは、例えばこういうこと。起きたら庭に出て外気を浴び、天候を確認し、太陽の位置を把握しながら日中を過ごし、日々季節の移ろいを知る。



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 夜空を見上げ、光と風を感じて静かに自分を見つめ、集い、植物を育て、収穫し、食べ、読書、バーベキュー、昼寝、ストレッチ、趣味のあれこれ、と限りなし。水やりや草取りも庭のお楽しみです。



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 中でも「夜の庭」を思い描くことから広がる世界は格別ですので、ぜひ。



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 暮らしの中で庭スペースが、友人のような、家族のような、あるいは自分の姿見鏡のような存在であって欲しいと、そんな思いが消えることなく幾星霜。10年前の今福さんご夫婦との出会いは忘れられない宝物となりました。









Healing Garden 語り合う

『語り合う』

 庭にいると話が尽きない。これは庭が持つ不思議な力のひとつです。



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 気が置けない友人はもちろんのこと、長く連れ添って会話が少なくなった夫婦でも、庭で向かい合えば口が滑らかになります。

庭で語る、道教の秘技。

 それは吹く風や降り注ぐ光で、固まっていた心が解放されるからかもしれません。



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 庭での会話はネガティブにならないものです。それと、しかめっ面は続かないものです。



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 連れ合いとの暮らしが長くなるほど口数が減ることを、昭和時代は「阿吽の呼吸」とか「ツーカーの仲」と言ったものです。今は違います。言葉足らずだと要らぬ疑念を抱かれ、お互いに不信と不満を募らせてしまいます。
 昭和人たちよ、イタリア人のように熱意をもって、フランス人のようにロマンティックに、スペイン人のように陽気な表情で、毎夜毎夜その(会話が減って久しい)大切な人に話しかけてみてはいかがでしょう。



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 「何を言って否定されるし、倍返しでやり返されるだけだからキツいんだよ」とお嘆きのご同輩、よーくわかりますけど、たいがい、それってお互い様ですから。アモーレ、やはりこちらが口火を切ってあげないと。相思相愛だから双方無口になる、そんな季節があるんですよ。大丈夫、季節はめぐりますから。
 ・・・たぶん。





 


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