多年草/以前は宿根草として分類されることが多かったのですが、最近では多年草という分け方が一般的になってきました。宿根草は一度地上部分が枯れてなくなるのに対して、多年草はずっと茂っている、常緑の草花ということになります。ローズマリーやラベンダーやカロライナジャスミンは、厳密には常緑低木ですが、一般的には多年草と解釈してかまわないと思います。
 写真はブルーデージーとヘデラです。

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 次は最近注目されはじめて人気が出てきたシソ科のアジュガです。日陰でも育ち、花は4~6月に咲きます。葉の色が多様で、やや地味ですけどグランドカバーとしてさらに人気が出そうな植物です。

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 花壇や庭の植栽部分のかなりの面積(6~7割)をこれらの多年草で植え潰すことで、ガーデニングがとても楽になります。庭のベースとして植える草花というふうに考えるといいでしょう。

 多年草はグランドカバーとして使えます。広い庭では雑草取りが大変ですから、多年草を植えて土が見えなくなるまではびこらせましょう。土が見えなくなれば雑草取りから解放されます。

 以上、3回シリーズでお送りした『宿根草・一年草・多年草』いかがでしたでしょうか。多年草をベースに、一年草で演出し、宿根草でアクセントを付けるという組み立て方がオーソドックスだと思いますが、それに加えて、この分類を意識して植物選びをすることで、四季折々変化する庭をイメージするようになりますので、魅力的な庭をつくっていくための基礎知識としてインプットしておいて下さい。



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