先日の台風のこともあって、環境問題について今一度考えてみようと思いまして、大きな書店を2軒まわってきました。
 私、本屋さんには実のところ年に10回程度しか行かなくて、行くと何冊も買い込んで、ひと通り読んでから、気に入った数冊をその時の気分で取っ替え引っ替え何度も読み返す、そういう習慣になっていまして、これって、考えたらCDと同じような感覚で本を楽しんでいるという感じなんですね。音楽だとジャズ、CKB、ハワイアン、クラシック、日本のビンテージロック(サディスティックス、ムーン・ライダースetc)などを、どれかを1週間から1ヶ月くらい聞き続けて、気分が変わると次へ、という聞き方です。本も同じで、今回は環境と生活、ストレスマネジメントに役立つ食事、つまりロハスについて考えたいという方向に針が振れて、それで本屋に向かったというわけです。

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 ロハス本を探して店内をぐるぐる歩きまわって、それで気がついたんですけど、ロハス関係の本がほとんどない。以前はそのコーナーまであったのに。2件目も同じでした。出版業界的にはブームが終わったんですねえ。カオリ曰く「世の中景気が良くなってきたからロハスとかゆるい感じのは売れなくなってるんじゃない」、店全体を見回すと確かにそういうムードを感じました。ややショック。ロハスも日本では一過性のブームでしかなかったのかなあ・・・。

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 ま、日本人の消費行動に苦言を呈していてもしょうがないので、私としてはしつこく淡々とロハスについて考え、自らの生活と庭の提案でそれを実践していこうと思っています。

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 それではおさらい。ロハス(LOHAS)・・・Lifestyles Of Health And Sustainability.
“ 健康で継続可能な生活様式 ” もうすこしニュアンスを含めると “ 人の心と身体と地球環境にやさしいライフスタイル ” ということです。
 イタリア発の、わりと個人的哲学という印象のスローライフ、スローフード運動に対して、アメリカ発のこのロハスは、エコを重視する(ストイックな)ことにとどまらずに、人が地球の自然環境と協調しつつ、よりイキイキとした人生を組み立てていこうというタイプの文化創造者が増えることで、企業や政策まで動かしてしまおうという社会的ムーブメントになりうる考え方です。実際アメリカでは成人人口の30%がロハスを意識した生活をしていて、その人たちの価値観や消費行動がマーケットに大きな影響を与えていると言われています。はたして今後、日本でそのロハスがどう扱われていくのか、ロハスライフが定着し、成熟して行くのか、あるいは「そういえば、そんなこと言ってた時期があったなあ」とただの過去の言葉になってしまうのか。

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 わたしは妻カオリ(もと左翼活動家、現在は家庭内ひとり左翼)とちがって、社会運動をどうこうという感覚はあまりなくて(拉致問題のブルーバッチは付けていますが)、ロハスによって日本を良くしようとか、ガイアシンフォニー的生活を世に広めたいとか、そういう野望はありませんけど、ひとつだけ皆さんにおすすめしたいポイントは、「ロハスを意識すると生きやすい」ということです。早起きして、旬の野菜中心の食事を摂って、意識的に運動をし、地球の中の自分を見つめる時間を確保する。数日間そんなふうに生活するだけではっきりとストレスが減って(ストレス耐性が強まるという感じもあるかな)私と家族に笑顔が増えてきます。これを友人やお客さまがたにお教えしない手はないので、こうして話題にし、庭の設計にもロハスライフをイメージしたものが増えてきているのです。これをお読みのあなたも、一度、ロハスライフを実践してみてください。

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今日の写真はロハスライフの実践者、オープンガーデンでお馴染みの後藤さんちでした。



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