あまり一般的ではない言葉ですけど 微気候 というのをご存じでしょうか。比較的小さい範囲での気候変化のことです。例えば海辺や森の中、アスファルトで固められた住宅地。大きくとらえた天気予報での気象情報と違う気候がその範囲にだけ発生するのです。
高塚邸で撮影しながらこの微気候を実感しました。ご覧のように森の中にあるような宅地なので、明らかに周囲より涼しいし、空気が心地いいのです。
これは単に木陰ができるからということではないのです。樹木は人間と同じで、体温が40度に近くなってくるとダメージが大きくて、策を講じないと枯れてしまうそうです。それを防ぐために何をしているかというと、葉を茂らせてそこから水分を蒸発させ、気化熱を発散させて冷えた空気を自分の幹や根元に下ろしていく。人が暑い日に汗をかくのと同じこがなされていて、その結果木陰が涼しいというわけです。この樹木による自然のクーラーの恩恵を受けながら暮らすことの気持ち良さといったらもう、快適の極みなのです。
ネコもカメもその快適さを感じるようで、暑い日は木陰でじっとしています。そして人間も。
周囲や頭上に大きな木があるときに感じる気持ち良さは、気温だけではなくて、湿度やマイナスイオンやフィトンジットなどの複合的な要素によるものなのでしょうか、ちょうど、ホノルル空港に降り立った瞬間に感じる 空気が違うわ~!きもちいい~! という、体感だけではなくて気持までマッサージして楽にしてくれるような、そういう種類のものです。
庭木を選ぶときにこのことも考慮すると、木が育つほどに快適さが増す、そんな庭になるのです。
以上、森の中の、デジタルとアナログのアーティスト夫婦がペットと暮らす和風の家、高塚さんちのガーデンリフォームでした。
微気候の話のついでに、明日は地球温暖化、明後日はヒートアイランド現象の深刻な現状をお話します。
高塚邸で撮影しながらこの微気候を実感しました。ご覧のように森の中にあるような宅地なので、明らかに周囲より涼しいし、空気が心地いいのです。
これは単に木陰ができるからということではないのです。樹木は人間と同じで、体温が40度に近くなってくるとダメージが大きくて、策を講じないと枯れてしまうそうです。それを防ぐために何をしているかというと、葉を茂らせてそこから水分を蒸発させ、気化熱を発散させて冷えた空気を自分の幹や根元に下ろしていく。人が暑い日に汗をかくのと同じこがなされていて、その結果木陰が涼しいというわけです。この樹木による自然のクーラーの恩恵を受けながら暮らすことの気持ち良さといったらもう、快適の極みなのです。
ネコもカメもその快適さを感じるようで、暑い日は木陰でじっとしています。そして人間も。
周囲や頭上に大きな木があるときに感じる気持ち良さは、気温だけではなくて、湿度やマイナスイオンやフィトンジットなどの複合的な要素によるものなのでしょうか、ちょうど、ホノルル空港に降り立った瞬間に感じる 空気が違うわ~!きもちいい~! という、体感だけではなくて気持までマッサージして楽にしてくれるような、そういう種類のものです。
庭木を選ぶときにこのことも考慮すると、木が育つほどに快適さが増す、そんな庭になるのです。
以上、森の中の、デジタルとアナログのアーティスト夫婦がペットと暮らす和風の家、高塚さんちのガーデンリフォームでした。
微気候の話のついでに、明日は地球温暖化、明後日はヒートアイランド現象の深刻な現状をお話します。