一昨日アプローチの話で出てきた『導線をさえぎる木』がこれですヤマモミジ。
樹形はきれいな逆竹ぼうき型の株立ち(ひとつの株から数本の幹が出ているもの)。
株立ちの木と言えばシャラノキ、エゴノキ、ヤマボウシなどで、20年前くらいから徐々に人気が出始めて、今では庭木販売の主役であり、設計上もなくてはならないものになっています。庭の変遷、近代史的にも松や梅などの仕立物の庭から、こういった株立ちの自然樹形を生かしたナチュラルな雰囲気の 雑木の庭 への移行というのが大きな変化です。
で、このヤマモミジですけど、こういう株立ちでの流通はごく最近になってからです。雑木の庭が主流になってもなおヤマモミジはヤマモミジらしい樹形で使われていました。それはもともとの自然樹形(傾いた幹にパラソルを開いたような枝のつき方)が雑木の庭にマッチしたナチュラル感を持つものだったからだと思うのですが、それはそれとして、ここ数年今回使ったような株立ちのヤマモミジが普通に手に入るようになってきました。やはり今どきの庭木はヤマモミジであっても株立ちの方が売れるということなのでしょう。庭木の生産者も世の中のニーズを捉えてがんばっているということです。かく言う私はこの株立ちのヤマモミジも好きで、昔の形のと今どきの株立ちを場所によって使い分けています。
この株立ちのヤマモミジを庭に植えたときの注意点は剪定の仕方です。他の株立ちの木に比べて樹形が乱れやすい。株立ちであっても本来のパラソルを開いた形になりたがるので、剪定の時は極力さわやかな雑木らしく竹ぼうきをひっくjavascript:void(0);り返した形に仕立てたいものです。それと枝を途中で切らないこと。逆枝や立ち枝はその根元からつまむ(枝を抜く)ようにすればOK! 暴れたがる性格をある程度制圧しながらでないとヤマモミジの株立ちの雑木っぽい感じは維持できないのです。
樹形はきれいな逆竹ぼうき型の株立ち(ひとつの株から数本の幹が出ているもの)。
株立ちの木と言えばシャラノキ、エゴノキ、ヤマボウシなどで、20年前くらいから徐々に人気が出始めて、今では庭木販売の主役であり、設計上もなくてはならないものになっています。庭の変遷、近代史的にも松や梅などの仕立物の庭から、こういった株立ちの自然樹形を生かしたナチュラルな雰囲気の 雑木の庭 への移行というのが大きな変化です。
で、このヤマモミジですけど、こういう株立ちでの流通はごく最近になってからです。雑木の庭が主流になってもなおヤマモミジはヤマモミジらしい樹形で使われていました。それはもともとの自然樹形(傾いた幹にパラソルを開いたような枝のつき方)が雑木の庭にマッチしたナチュラル感を持つものだったからだと思うのですが、それはそれとして、ここ数年今回使ったような株立ちのヤマモミジが普通に手に入るようになってきました。やはり今どきの庭木はヤマモミジであっても株立ちの方が売れるということなのでしょう。庭木の生産者も世の中のニーズを捉えてがんばっているということです。かく言う私はこの株立ちのヤマモミジも好きで、昔の形のと今どきの株立ちを場所によって使い分けています。
この株立ちのヤマモミジを庭に植えたときの注意点は剪定の仕方です。他の株立ちの木に比べて樹形が乱れやすい。株立ちであっても本来のパラソルを開いた形になりたがるので、剪定の時は極力さわやかな雑木らしく竹ぼうきをひっくjavascript:void(0);り返した形に仕立てたいものです。それと枝を途中で切らないこと。逆枝や立ち枝はその根元からつまむ(枝を抜く)ようにすればOK! 暴れたがる性格をある程度制圧しながらでないとヤマモミジの株立ちの雑木っぽい感じは維持できないのです。