「私はあと何回桜を観れるだろうか」先日E&Gアカデミーの生徒さんたちと話していて、ふと口をついて出た言葉です。47歳の秋、妻と一年がやたら早く過ぎて行くようになったと、トホホな感じと焦りが入り交じった空気を共有することもしばしばなこのごろ。これからガーデンデザインを お腰に付けたきびだんご にして社会に旅立とうという希望に目を輝かせた若者たちがまぶしくて・・・。な~んて年寄り地味ている暇はないのです。設計設計!庭のプランを楽しみに(気長に)待っていて下さるお客さま方、ひとつひとつを丹念にやってますんで、もうしばらくのご辛抱を。
どうもいかんことですなあ。昨日からやや感傷的になっているのです。・・・秋ですねえ。まっ、秋は秋を楽しむことにして、今日の設計室のBGMはミッシェル・ポルナレフにします。
で、石富さんちのウッドデッキです。庭の奥行きが2メートルくらいなので、欲を言えばもう少し広くしたいということで、空中に突き出すようにつくることも検討しましたが、室内とのバランス、コスト、過ごし方を検討した結果、ご覧のように今の広さを一杯に使うことになりました。ややコンパクトですけどリビングから見ると部屋が外にグンと広がった感じで、ここにベンチとテーブル置いたら特等席の出来上がりです。
このようにリビングの外にあまり奥行きが無い場合、ウッドデッキや庭を持ち上げたテラスにすれば、階段をつくる必要がなくなるので面積を有効に使えます。それと外のフロアーレベルが室内の床に近くなることで、部屋が広くなった感じも出て、庭をつくるというよりも部屋を広げる感覚でイメージするといいでしょう。こういう場所を「狭いから」とあきらめてただの通路にしてしまっているケースが多くて、いつも残念に感じているのです。たとえ1メートルでもリビングが外に広がれば、家族が集う場所に屋根の無い特等席ができあがって、いつでも外の空気を感じられる生活が手に入るのです。高機密高断熱の住宅だからこそ、気温の変化や風や、今だったらキンモクセイの香りに気が付く、そういう場所が必要だと思うのです。
E&Gアカデミーの生徒さんたち、いつでもグレースランドに遊びにきて下さいね。忙しい時は仕事手伝わせますけど、まあそれもいい勉強になるでしょうから。みなさんの希望に満ちている感じ、そうとうイイですよ。庭やデザインのこと、おじさんとおばさん(妻)が教えられることはぜ~んぶ教えてあげます。
どうもいかんことですなあ。昨日からやや感傷的になっているのです。・・・秋ですねえ。まっ、秋は秋を楽しむことにして、今日の設計室のBGMはミッシェル・ポルナレフにします。
で、石富さんちのウッドデッキです。庭の奥行きが2メートルくらいなので、欲を言えばもう少し広くしたいということで、空中に突き出すようにつくることも検討しましたが、室内とのバランス、コスト、過ごし方を検討した結果、ご覧のように今の広さを一杯に使うことになりました。ややコンパクトですけどリビングから見ると部屋が外にグンと広がった感じで、ここにベンチとテーブル置いたら特等席の出来上がりです。
このようにリビングの外にあまり奥行きが無い場合、ウッドデッキや庭を持ち上げたテラスにすれば、階段をつくる必要がなくなるので面積を有効に使えます。それと外のフロアーレベルが室内の床に近くなることで、部屋が広くなった感じも出て、庭をつくるというよりも部屋を広げる感覚でイメージするといいでしょう。こういう場所を「狭いから」とあきらめてただの通路にしてしまっているケースが多くて、いつも残念に感じているのです。たとえ1メートルでもリビングが外に広がれば、家族が集う場所に屋根の無い特等席ができあがって、いつでも外の空気を感じられる生活が手に入るのです。高機密高断熱の住宅だからこそ、気温の変化や風や、今だったらキンモクセイの香りに気が付く、そういう場所が必要だと思うのです。
E&Gアカデミーの生徒さんたち、いつでもグレースランドに遊びにきて下さいね。忙しい時は仕事手伝わせますけど、まあそれもいい勉強になるでしょうから。みなさんの希望に満ちている感じ、そうとうイイですよ。庭やデザインのこと、おじさんとおばさん(妻)が教えられることはぜ~んぶ教えてあげます。