まずはコニファーの代表格エレガンテシマ。駐車場周りと家の脇に点在させて、外構全体の統一感を演出しています。
 冬に霜が降りると葉が茶色くなって「枯れたんじゃないか」と心配するお客さまもいらっしゃいますけど、大丈夫です。そのまま冬を越して、4月の芽吹きは光り輝く感じで春を告げてくれます。

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 門塀の脇にはエゴノキ。毎日通る場所なので、季節感を感じられるように落葉樹を選びました。チャドクガ被害が心配なシャラノキに取って変わって、現在人気ナンバーワンの木です。
 ゴールデンウィークくらいに鈴蘭みたいな小さい白い花が盛大に付いて、その後の新緑、夏はさわやかな緑が木陰をつくって、秋の紅葉、冬は素直な樹形と明るい木肌が日だまりを感じさせてくれます。

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 玄関アプローチにはブルーアイス。エレガンテシマやヨーロッパゴールドといったグリーン系のコニファーと違って、ブルー系は冬に茶色くなりません。一年中青白い姿です。これを中心にして下草やプランターで、アプローチガーデンのフォーカルポイントをつくって楽しんでほしい、そんな思いを込めて植えました。

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 和室前はお母さまの好みをお聞きしながら、モミジ(ベニシダレ)、サクラ(フジザクラ/マメザクラ)、ウメの3本。四季折々の眺めを楽しみつつ下草を充実させていけば、すばらしい坪庭が完成します。楽しみです。

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 家の裏手、道路側に、ナツミカンを植えました。冬の花が少ない時期に実をつけますので、ご近所の景観をあったかい感じにしてくれます。
 木が成熟して実が盛大に付くようになったら(200個以上収穫できます)、大変ですけど、ぜひマーマレードづくりに挑戦していただきたい。食べきれなかったら・・・お裾分けを期待しています。
(お客さまからいただく野菜や果物で我が家の食費はかなり助かってます。感謝、感謝)

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 新築の時はどうしても樹木が新品然としていて、いつも微妙な納まりの悪さを感じてしまうのですが、数年経つと予想以上にイイ感じに馴染んでくれます。もともとそこに生えていたように、必ずそうなってくれるのです。
 新たな環境で家族とともに成長し、味わいを深めていく樹木。数年先、さらにその先をイメージした植栽プランを心掛けているのです。


 さっ、てなわけで今日も鬼のように設計作業に集中!