今日と明日は新たに植えた樹木をご覧いただきます。

レモン
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エゴノキ
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シマトネリコ
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レモンとエゴノキとシマトネリコ、それぞれ果樹、落葉樹、常緑樹の一番人気を植えました。この仕事を長くやっていると庭木の流行りすたりも感じていて、それはイコール庭そのものに対する考え方が変わってきたということなのです。眺める庭から過ごす庭、客人やご近所を意識した庭から我が家の家族のための庭、この価値観の変化によって好まれる木も変わってきたというわけです。
この価値観がまた変化して今植えている木が時代遅れになるのかというと、私は予言者ではありませんけど、そうはならないと思っています。日本人が庭を舞台に『家族』を意識しはじめたのが現在で、今後どう展開するかというと、充実した家族同士が交流しはじめる。今年ももうすぐ開催されるオープンガーデンもそうですし、そういうイベントではなくても日常的にお互いの庭を行き来する、そういう交友関係が育っていくでしょう。田舎の縁側みたいにです。そうなったときに今植えた木がコンセプトからずれるかというと、まったくそうではないので、だからこれらの木は時代遅れにはならない。変化があるとすれば、充実した家族同士の交流で際立ってくる個性、独自性といったこと。今の木をベースにしてよりシンボリックで個性的な木、たとえばヤシノキや今現在敬遠されがちなマツ、広い庭ならヒマラヤスギやメタセコイヤなどを植え足していく、そんなふうになっていくんじゃないかと。庭の変化は日本人の変化なのです。ですから豊かで健康で個性的な庭がどんどん増えていったらいいなと思っています。


昨日は一日中ブログにつながりづらくて、アクセス数も普段の10分の1でした。おそらくドリコムブログのシステムトラブルだと思うのですが・・・。
さっ、連休最終日、今日もスケジュールぎっしりです。