昨日の『日本人は葉っぱを食べる』で書き忘れたこと、ウッドチップの効用について。
野菜用の土壌改良をした後で全面的にウッドチップ(針葉樹をチップにしたもの)を敷き込んであります。それをどけながら野菜や草花を植えていくんですが、これがやってみるとひじょうに具合がいい。チップの第一の目的は雑草を押さえることで、ですから庭の中の何も植えていない部分に敷くという使い方が一般的です。ですが、今回のように野菜のまわりにマルチ(土を被うビニール)を敷くようにチップを施すと、泥はねがなくて(葉に泥が付くのは病気のもと)、それと多分マルチと同じく土を温める効果もあるのでしょう、野菜の生長がいい気がします。
収穫が終わって土を耕し施肥をするときにはかき集める必要がありますけど、雑草取りの手間を考えればたいしたことではありません。ウッドチップ、家庭菜園に使ってみてください。

では野菜以外の草花をご覧ください。

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野菜、ハーブ、季節の花、日常になくてもなんともないものですが、でもあった方がいい、これは庭屋の実感です。なくてもなんともないのにあった方がいい、そういう要素が多いほど生活は豊かに力強く整ってくるのだと思うのです。